
インサイト2010年3月
高速道路で渋滞中に追突される。
高速道路で渋滞の最後尾にいた時、気が付かずに走ってきた東京見物のおじいさんたちの車に追突された。
バックミラーの中でみるみる迫ってくる車を見ながら恐怖の中にいたのだが、ドカンッと言う衝撃と共に飛ばされた。
まるでスローモーションのような中で、とっさにハンドルを切ったり、ブレーキを緩めたり踏んだりして車を側壁に押し付けて止まった。
前の車との間隔は5m程度しかなかったのだが、ギリギリぶつからずにすんだ。
室内では、値段の安さとボディーのプラスティックの質感が気に入って買ったエアナビとメガネが、無重力の宇宙船の中のように浮遊していた。
幸い、頭の方に飛んでくることはなかったが、もし飛んできても避けられるのではないかと思うほど、スローモーションだった。
今後はナビは必ずビルトイン型にすることにした。
体の方は平気だと思ったのだが、警察官の勧めで救急車で私は入院した。そして翌日は全身打撲で体中が痛くて起きることができなかった。つくづく緊張状態とはすごいものだと思ったし、警官の言う事は聞くもんだと思った。
インサイトは完全に全損だと思ったのだが、ディーラーに運ばれていて、「復活できますよ、全然大丈夫ですよ。」とのことなので復活することにした。
追突の衝撃でシートから後ろの部分が歪んでしまったのだが、頑丈すぎて矯正できないので、IMAバッテリー下のパネルを切って、矯正後スポット溶接とシールで復旧したと言う。
アルミは溶接すると強度が半分程度に低下するので、シーム溶接できないのが理由らしい。
しかし、パネルを切ってスポット溶接とシールでは強度低下が確実だと思うので、補修の基準に合っているのかどうかホンダに問い合わせた。
ところが、補修の基準などと言うものはないのだと言う。ディーラー経由で補修して、ディーラーがOKと言えばそれでいいのだと言う。
メーカーはこの補修に責任を持たないのだと言う。
大、大ショック!!。
購入早々「クラシックカー」どころではなくなってしまった。
しかし、良く考えてみると、スチールボディの場合も補修にメーカーが責任を持たないのは同じことのようだ。
補修完了後、いろいろ走らせてみたが、強度低下は感じられない。
※写真はエアナビ。これが室内を飛び回った。 ビルトインタイプに付け替えた。
Posted at 2017/11/13 23:16:15 | |
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