KENWOOD XK

またお金をかけないオーディオのブログです。

先日入手したKENWOODのミニコンポです。セットされているスピーカーに興味があり、ジャンク品をヤフオクで落札したものですが、KENWOODストアの販売価格の1/20程の金額でした。

スピーカーは問題が無く、本体は出品説明の通り電源が入らない状態でした。本体は部品取り程度に考えていましたが、開けてみたところ、結果的に電源基板のコンデンサを3個交換して直りました。不具合が生じがちなCDドライブの状態は良好でした。





スピーカーは高さが新書サイズで幅は新書より狭いコンパクトなものです。



本体も上から見るとCDケースより2回り大きい程度でコンパクトです。このCDは25年程前にニュージーランドを車で周った時に現地で買って車内で聴いていたものです。落としてしまいケースが割れていますが。



若き日のJeff Beck と Jimmy Page。



Eric Clapton、Jeff Beck、Jimmy Pageが在籍して、最後はLed Zeppelinの母体になったバンドですが、意外と知名度が高くない感じがします。

このコンポはデジタルアンプですが、ハイレゾを謳っているだけあって、なかなか解像度の高い音を出します。最近のミニコンポの実力を侮っていました。
デジタルアンプは、10数年前に話題になったTripathのTA2020というICを使ったアンプを暫く使用していたものの好みの音ではなく、アンプはアナログと思っていましたが、考えが少し変わりました。
どのようなアンプICを使用しているか気になって確認してみましたが、単体のアンプICは使用しておらず、OptekのOTK5268というDVDプレーヤー向けのICでした。KENWOODと経営統合したVictorのDVDコンポのどれかと共通でしょうか。発熱は少ないようでヒートシンクはありません。省エネです。

このコンポはバイオリンやボーカルの音が綺麗な印象ですが、クリアなのでライブ音源を聴くのにもいいように感じました。













適材適所を考えると自宅ではこのコンポの使い途があまりなく、別荘用にしようかと考えています。