Kannonthalのブログ一覧

久しぶりにアクセスランキングを見ると現在所有の車とバイクが3台とも1位でした。

私は書斎のBGMにはパソコンとアクティブスピーカーを使用していますが、先日リビングと自転車部屋のアンプを更新したのを機に書斎のオーディオについても検討してみました。
手持ちのアンプ5種とスピーカー4種の組み合わせを比較しました。2m以上離れて聴く場合はmarantzのフルサイズアンプとフルレンジスピーカーの組み合わせが好みですが、机に向かって1m程の距離で聴くには今までのアクティブスピーカーの音が最も心地よいという結果でした。



2.1chの安価なアクティブスピーカーですが、良い製品だと思います。どのようなアンプICが使用されているのか気になって確認してみました。





スイスのST MicroelectronicsのTEA2025BというAB級アナログアンプICが2個使用されていました。1つは左右のスピーカーへのステレオ出力で、もう1つはウーファー出力のようです。TEA2025BはPC用アクティブスピーカーに多く使用される安価なICですが、出力は控えめながら柔らかい音質で私には魅力的です。

データシートを見るとTEA2025Bはソフトクリップ回路を持っているようです。これが、真空管アンプ的な柔らかい音につながっているのでしょうか。


電源トランスの出力は9Vですが、ダイオードブリッジと2200μFの電解コンデンサを組み合わせただけのものです。3端子レギュレータを追加しなくても平滑コンデンサの容量増加だけでも音質が改善するかもしれません。このアクティブスピーカーの改造も楽しめそうです。

今日はお昼頃にアルトでスーパーに行って買い物。帰り道は少し遠回りして多摩川沿いの景色を楽しみました。アルトは軽快で良い車です。お盆休みのせいか道路が空いていました。

費用をあまりかけないオーディオ趣味を指してプアオーディオという言葉があるそうです。英語としてはpoor audio（貧弱な音響）ではなくpoor man's audio system（貧乏人のオーディオ機器）かと思いますが、ピュアオーディオとの語呂の類似性からプアオーディオという言葉が定着していて自嘲的に使われているようです。

私の自転車部屋や書斎のオーディオ機器はこれまでもプアオーディオでしたが、今回リビングのオーディオ機器もプアオーディオ化してみました。32年前に30万円程で買ったオーディオセットを使い続けてきましたが、最近とうとう全てのコンポーネントがだめになりました。そこで導入したのが、ヤフオクで格安で落札したアンプとスピーカーです。どちらもmarantzにしました。動作未確認の出品で、超格安と言っていい値段でしたが、とりあえず調子は良好です。





お金をあまりかけずに楽しめるプアオーディオはリタイア後の趣味にもいいかもしれません。でも、買い足しや買い替えできりが無くなるような気もします。

ついでに、自転車部屋用にKENWOODの小型アンプも買ってみました。片チャンネルから音が出ないということで安く出品されていましたが、内部の接点のメンテナンスで直りました。



これをmarantzと比べると音色が結構異なります。KENWOODは透明感のある爽やかな音で、marantzは聴き疲れない心地良い音という感じです。



オーディオ趣味は花粉症の時期や雨の日も楽しめるので自転車趣味を補完できそうです。今日はお昼頃に住友のMTBで近所を散歩。



気温は高いですが、湿度が50%と比較的低いので梅雨の時期よりだいぶ楽です。

住友重機械工業製のMTBフレームを入手しました。1990年前後に作られたと思われる未使用のチタンフレームで、住友関係者が保管していたものということでした。当時の国産MTBフレームでは見たことがないような大きいサイズで、シートステー形状、チェーンステー形状、ボトルケージ位置など、Gary Fisherが1988年頃に住友重機械工業に注文したPROMETHEUSのプロトタイプと雰囲気が似ている感じがします。レプリカを作りたいような気もします。硬そうに見えるフレームですが、組み立てて乗ってみるとそれほど嫌な硬さは感じません。キャスター角はもう少し小さいほうが好みですが、フロントセンターが長めなのが気に入りました。加速や登坂も爽快です。ただ、第一印象は実際より良く感じることも多いので、気に入るかどうかはもう少し乗ってみないと分からないかもしれません。