ほたちゃんのブログ一覧

2号(GRB)のお迎えまで、あと数日。
中古車を探し始めたきっかけから、今までを思い出に残そうと思います。

2020年秋。
「高額になったらどうしよう…」と心配していた車検も難なく通し終わり、「まだまだずっと乗れるぞ！　でも、夏タイヤも冬タイヤもツルツル… とりあえず、冬タイヤ買わないと。」なんて、平和な毎日を過ごしていた頃、BL乗りの友人がザワザワし始めました。

私より1年前から乗っているだけあって、
「次は中古じゃ〜」「やっぱり次は新車じゃ〜」「次は〜」と、いつもザワつくだけザワついて、結局 車検を通しては「あと10年戦える！」の繰り返し。

「ついこの間、オーディオを直したばかりなのに、また始まったか…。」と見ていたところ、異音がするとかなんとかで修理に出したところ、「異音は治ったけど、そろそろガタが来てる」と車屋さんに言われたとのこと。

そこで、始まったわけです、友人の中古車探し。
スグダス、カーセンサー、グーネット等々、狙いは VAB。
私も見つけては報告。見つけては報告の繰り返し。その都度、却下。却下。却下。

中古車で200万後半〜350万って、当時の私たちには理解できなかったんですよね。
だって、私は180万で新車で買ってるし、友人も300万くらいで新車で買ってたわけで。
「新車買えちゃうじゃんねー」「きっと高くしすぎて売れ残ってるのばっかり出てくるんだね、正規の価格のやつも、きっと出てくるね」なんて言いながら、ひと月がたったころ、「さすがに何かおかしい…。VABは言っても最近の車。もう少し古いのならどうよ？私ならこの辺かな…」なんて、私用にも入庫通知登録しちゃったわけです。

そうすると、まあ来ますよね。
丸目ちゃんのWRX。涙目ちゃんのWRX。気合の入った鷹目ちゃん… etc

「違うの。違うのよ。私ももう歳が歳だから、青には乗れないのよ。せっかく車がかっこよくても、頑張れない(車を活かせない)おばさんが乗ったって、車がかわいそうでしょう？」「おばさんにセダンの羽付きは無理よ。」「R205もカッコいいけど、高いわよ。300万なんて無理よー」「AT？冗談じゃないわ。MTじゃなきゃ。そこは譲れないわ。次は6MTなんだから！」
と、来るメール来るメール、全て却下する日々が始まったわけです。
もちろん、友人のことなどそっちのけで。

要約すると、友人のあおりを食らって、中古車探しをうっかり始めちゃった秋だったのでした。

さて、来月お迎えする彼？は 今週登録完了予定となっています。

現車確認は、遠方のため行かず、Zoomで済ませたので、
まだ一度もお会いしていないわけですが、
彼は新潟の子になるために、今週 遠路遥々 新潟の陸運局に来ているはずです。
会えないのが残念。

お迎えに行くまで 約１ヶ月。
乗り始める頃には春になるので、夏用のホイール探しを始めたわけですが
デザインと色にこだわろうとすると、なかなか適合サイズが見つからない…。
8.5J 18 +55 114.3 5H
+55 というのが どうにもネックだわぁ。

おしゃれは足元から。でも安全に。
かっこいい靴を探しておいてあげないと。

14年と数ヶ月、いつでも一緒に過ごしたインプを卒業することにしました。
と言っても、しばらくは実家で預かってもらうつもりです。

運転しながらぼろぼろ泣いたこともあったし、
悩んでるときは車に話しかけたり。
羽を付けたときは嬉しくて嬉しくて仕方なかったし
今でも私の中では世界一カッコいい子です。

まだまだ走れるのに、まだまだ乗れるのに
ずっと一緒って思ってたのに
私から裏切ってしまったなぁ。

実家で使ってもらえるといいな。
痛いところ直して、きれいにして、ご挨拶しに行こう。
きっとかわいがってくれるはず。

二代目インプ乗り換えまで、あと1ヶ月。

早速返事が来ました。
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総額238.7万円。
「このお車のどこが気に入りましたか？　一度見にきませんか？」
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『ふむふむ。どこが気に入ったとな？』
_φ(･_･
6MTすてき。価格もすてき。300万OVERは買えないけど、この車は、なんかいろいろすてき。

『東北か… 遠いな。』
_φ(･_･
遠征、前向きに検討するけど、足回りの写真がほしいです。あとマフラーも。
隣県で現車確認できませんか？

『ん？迎えに行っても、ETCないし、冬タイヤないと戻って来れないよね？』
_φ(･_･
ETCついてますか？冬タイヤないですよね？

『あとは、契約って何すればいいのかな…』
_φ(･_･
任意保険はともかく、自分で手配しなければならない書類って何がありますか？

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こんな感じでお返事を返しました。1時間後ぐらいに。
すると、担当者さん、速攻で、こんな感じの回答をくれました。
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「S、Rは高騰しています。なかなか入庫もしておらず、他県に1台ある程度の状況です。」
「ご存知のとおり、この車は派手さはなく、ハンドルに重きを置いています。」
「足回りなどの写真は、あとで送りますね。」
「隣県での現車確認の場合、陸送費が約30,000円かかってしまいます。先払いになってしまいます」
「ETCは付いてないです。冬タイヤも必要になりますね。いくらでもご相談ください」
「契約には印鑑証明書と、賃貸駐車場の場合、使用承諾書が必要です」
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今思えば、このレスポンスの良さと、回答の丁寧さが決め手のひとつでした。

ついでに、VABの在庫情報なんかも、この頃に聞いてみました。
「前期型で3〜4万キロで400万前後が相場。
秋ごろから高騰傾向にあって、当時250〜280万だったものが、今では買えない。
10万キロを超える車は故障懸念があって仕入れないし…。
EJ20最後だし、時期というよりプレミア価格に近いかも。。」
と、こんな回答まで。。　車の相談相手がプロって頼もしいですね。


ちなみに、ほぼ同日にアニバーサリーモデル、他店でも出てたんです。
走行距離も、ちょい少なめで、価格も、ちょいお安めで。

もちろん見積依頼を出したのですけど
「既に現車確認の予約が入ってます。」と なんとも寂しいお返事でした。

お店が京都だったこともあり「ぶぶづけ」を勧められたような気がして、早々に諦めました。(もちろん、私の勝手な思い込みですけどね。)

担当者さんって大事だなって思った2日目でした。

秋に中古車探し始めてから、かれこれ数ヶ月。
なかなか良い出会いもなく、この頃（2月ころ)はメールも時々しか来なくなり、登録したことすら忘れ、ただ雪が降らないことを祈る日々を送って過ごしていました。

TVを見ながら、ふと携帯に目を向けると、gmailの着信のPUSH通知が。
「今日は丸目ちゃん？涙目ちゃん？」なんて思いながら読んでみると
『インプレッサハッチバックSTI 2.0 WRX 20thアニバーサリー 4WD』の文字が。

「何？アニバーサリーって…。何だか分からないけど、白くて、車体価格も200万前半。まぁ走行距離は6万行ってるけど… なんか運命を感じるわ。とりあえず、見積！」
ということで、見積依頼を即効で出して、「運命かも…」と友人に報告。

鼻で笑われた気がしたので、そのまま放置し、アニバーサリーモデルをググることに。

「300台限定！？」「なんか、よくわかんない棒みたいなのいろいろ付いてる！？」「6MT！」「ボタンでエンジンおん？すごいねー。近代的だ」「18インチ？重いじゃんか！ タイヤ交換もっと大変じゃんか！」「グルメちゃん(ハイオク)？ 大食い(燃費悪い)？ かわいい子じゃないか！！」

「どうしよう、どうしよう、これダメだったら損失感すごいやつだ。
でも、すごい大きい買い物になってしまう。
っていうか、あの人(友人)より先に突っ走ってどうする？
まぁ、それはそれで、あおり返しになるか。
え？でも今の車、廃車とか無理。だってかっこいいし、かわいいもん。
どうする。どうする。
でも、まだ買うって決まってないもん。大丈夫だもん。私、大丈夫だもん。」

この私のゾワゾワゾクゾクザワザワを悟った友人は、この日から毎日のように私にこの呪文を唱え続けました。『もう、買う気、満々だな？』


2/4の夜は、こんな感じで、血圧が上がるというより、血の気が引くくらいの焦燥感を感じた晩でした。
今思えば、即見積依頼を出して正解でした。中古車探しは一番乗りが肝心。
次回へ続く。