星を綺麗に撮ることができるにはどうしたらよいか…。
ろあん所有のデジカメでは、月などはある程度写せることが
判明したが、同じ月でもクレーターレベルまで撮影するには
それ相応の機材が必要になってくるらしい。
…カメラのレンズを望遠鏡の先にくっつけて、写真撮れば
いいのではないか…と思ったのでネットを調べてみると、そういう
アダプタと天体望遠鏡のセットを多数見つけることが出来た。
しかし本格的なものは数十万円の他に、カメラを改造したりと
とてつもなく費用がかかるらしい。
その分オリオン座だろうが月のクレーターだろうが満天の星空
だろうが写せるに違いないが。
…高いな…と思って、先日ホームセンターへ行ったときに特価で
5000円ほどの天体望遠鏡が売っていたのを思い出す。
ここへデジカメをくっつけて撮せるかどうか…だが、どうにもよく
分からない。
分からないときはカメラ屋へ見学に行くのがいい。
これはいつものことだ。
ここまで、前置き。
それで家電量販店へ。平日の昼過ぎの中途半端な時間だった
ので人影はまばらで、ほぼ店員さんしかいない状態だった。
カメラコーナーを一回りしてみる。
レンズなどは売っているが天体望遠鏡はなさそうだ。
はて、さて…どうするかな?と思ったら、カメラ専門の店員さんが
近づいてきて、「何かお探しですか?」とおっしゃる。眼鏡かけた
ちょっと細身ですんごく真面目そうな感じの女の店員さんだ。
確かここでレンズを買ったときもお世話になった覚えがある。
「えとですね。今あるキスデジに望遠鏡とかくっつけて星空とか
撮りたいんですけど、なかなかうまくいかなくて…」
と説明してみる。店員さんの説明ではこの店には天体観測用の
望遠鏡などは売ってないとのこと。
しかし、この店員さんは天体写真が趣味だという。
これは大変奇遇ですね。とばかりに色々と質問をしてみる。
輪島は灯りが少ないのでわりと撮しやすい。
月のクレーターレベルまで撮影するには相応の装置が必要。
一時間に地球は15度動く。
だから当然シャッターを開けっ放しにすると、ぶれる。
それを防ぐために自動で星を追尾する専用の台が必要。
天の川とかオリオン座とか撮すときは、肉眼では見えないので
カメラに赤外線を入れる改造を施す必要がある。とうぜん保証は
効かない。なのでそれ専用のカメラが必要。
この後10分にわたりあれこれ天体トーク。
この人は本当に星の撮影が好きならしい。
あの…こんど星空の撮影に行く際へ是非連れて行ってください。
とか、是非作品を見せてくださいとか、是非お友達にとかなんとか…
言おうかと思ったけど、いつだったかこの店で洗濯機を買うときに、
店員さんに電話番号聞いたら、実は人妻だったことを思い出して
自粛することに。
星空撮影の道はなかなか険しいみたいです…。
Posted at 2008/10/23 21:55:29 | |
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