
朝までほとんど眠れなかった。
小学生の遠足前に寝られない
というあの状態である。
6時出発だったので5時頃ベット
から抜け出してブラックのコーヒーを飲み
シャワーをして無理矢理出発。
荷物は結構な量になった。
言われたとおりブーツ、上へ着る防寒着山用のポンチョ、タオル…
デジカメ、換えのレンズ、おやつ等々…
一回会社に集合なのを、途中で拾って貰うように前日頼んであった。
これだと一度会社へ行く手間が省ける。時間にして往復で1時間は
得する計算である。
例のおっさん一人を乗せて、待ち合わせ場所の広い駐車場のコンビニへ。
買い物をして外へ出たらバスが到着。ナイスタイミングだ。
50人ほど乗れるバスはほぼ満席、男が全員で8人くらい。のこり会社の
おばさま方+若い子が5人くらいといった感じか。
走り出したバスの中で2人のおっさんは熱心に競馬新聞を読んでいる。
暇だから土曜の全レース買うつもりらしい。あんたらは何のために遙々
5時間か6時間もかけて立山まで行くのだ…?と疑問が沸く。
まあギャンブラーという人種はこうなのかもしれない。確かに暇つぶしには
ちょうどいいかもしれない。
バスは石川を抜けバスガイドさんを拾い、富山へ入り、いよいよ立山へ。
おっさんらは短波放送を聞きながら、相変わらず新聞になにやら赤字で
数字やらなにやらを書き込んでいる。まあ…ボーナスがでたなりなので
気が大きくなっているのかもしれない。
バスはアルペンルートを通って室堂まで行く。
アルペンルートというと除雪で出来た絶壁を道路をバスで通るアレが有名だ。
しかし今は夏なので、雪の壁はほとんど溶けてしまっているらしい。
2000メートルほどを30分ほどで上がるウネウネした道で、有料道路となって
いてバスとトラック以外は通行できない。バス往復一回5万円だそうです。
「ここは…5年くらい前に一回来たことあるな…」と思い出す。
あの時は、立山を今回の目的地である室堂まであがって、そこからロープ
ウエイ、トローリーバスなど6種類の乗り物を乗り次いでかの有名な黒部ダム
を見学して長野へ抜け金沢へ戻るバスツアーだった。
室堂は30分ほど乗り物の待ち時間にふらふらした覚えがある。
本日の予定では3時間ほどここで過ごして山を下りることになっている。
続く。
Posted at 2008/07/07 00:52:53 | |
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