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よし丸の愛車 [フィアット ウーノ]

整備手帳

作業日:2019年5月6日

閉まらない手動式ガラスサンルーフの修理(固定化)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 3時間以内
1
不快で不快でたまらなかった。
高速走行中の風でガラスが微妙に開くし、雨水も侵入する。いいかげん鉄板でも溶接したろかいなと思っていたが、とりあえず分解。

この手動式のガラス式スライディングルーフはINALFA製で、後付けらしくアウタースライドタイプである。分解したところ、前期型と後期型は共通であると確認した。後期型から電子パーツリスト化されており比較的Web検索は容易いが、前期型はマイクロフィルム時代の最後期。さすがにそこまでは持ってないので、実物を確認する以外に方法はないので、いつも苦労する。

以下、日本に片手ぐらいの台数しか現存してない車両の、しかもサンルーフ付き車両にしか役立たない情報である(日本だと、もはや私だけ?)。
2
4本のボルトを外し、ガラス板を落とさないように外す。
レールはこのようになっており、プラスチック製のカバーが付いていた。左右ともに車両前側が破損しており、両面テープで直接くっつけた跡があった。
3
作動の要、ウォームホイールとウォームギア部分。
4
まずは正常な状態。
車両左側のレールを見ており、天井とほぼ平行になっていることが分かる。
5
つづいて異常のある側。
車両右側のレールを見ており、前端部が持ち上がっていることが分かる。
6
原因箇所の拡大図。
レールが浮いているのはコイツのせい。

なぜこうなったか?であるが、レールの一部が破損していた。破損した部品は、写真右端に写っているコイルスプリングの力を受け、この部品をレールの溝に導く力を生み出している・・・が、破損により力が受け止められず、結果としてレールの溝に導けず、浮き上がったまま、となっていた。破損した部品を観察したがガラス板の重みと振動と走行風に耐えているのか?という観点で見ると、どう見ても細い。強度不足と言わざるを得ない。
以前もレール修理の際に分解してアルミリベットが使われているのを見て首を捻った。私的にここのメーカーの機械的な設計思想は60点。
7
いきなりだが、閉まるようにした、の図。
端的に言うと、一番最初の部品図の中で「これを外した」と書いたコイルスプリングを撤去した。あとは手動で溝に部品を入れていき、組みなおした。
これでキッチリ閉まりました(ちなみにもう動かしません)。

高速移動で気を使わなくて良いのが一番うれしいです。

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