ついにコーディングを実施その④

ゴルッシーさんが、VCDS互換ケーブルを入手されましたので、GW連休の最終日にプチオフ会の機会を持ち、一緒にクルマいじりに興じました！同じ名古屋市に住んでいることから、お互いの都合があえば、連絡を取り合いお会いすることができ、同じゴルフ7オーナーとして、カスタムやカーライフについて有意義な情報交換ができてとても楽しいです*\(^o^)/*
オフ会の模様ついては、写真も豊富に掲載されたゴルッシーさんのプログをご覧下さい。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2053713/blog/33041443/

今回の主目的は、ゴルッシーさん、私共通の課題であるフットウェルライト有効化と、ヘッドライト4灯火に伴うコーディング実施です！

尚、今回、Ross-Tech純正品でないVCDS互換ケーブル(中華製？)を使用するにあたっては、正直不安がありました。指定されたバージョン以外のVCDSソフトを起動して、ケーブルを一度でも接続するとプロテクトがかかって、その後はケーブルが使用出来なくなる恐れや、ケーブル自体の耐久性及び、OBD-IIポートとのインターフェース端子の精度に問題があるかも？と心配していました。でも、みん友である"のり箱さん"が、各種コーディング実施で、問題なく互換ケーブルをお使いになっていることが、不安払拭の大きな励みとなりました。のり箱さん有り難うございます！

コーディング、その他実施作業の内容を以下にご紹介しますが、今回のカスタム作業は概ね成功しました*\(^o^)/*
写真1は、"ゴルッシーさん号"の助手席側に仮設置したフットウェルライトが点灯した様子です！

フットウェルライトの有効化については、以前コーディングを実施し、車両設定画面にメニュー表示される状態になっていました。
具体的なVCDS設定は、Cent Elec. --> Coding --> Byte 17において、
Bit 3 On
Bit 2 Off
Bit 1 On
Bit 0 Off
その他、Bit 4から7まではすべてOffにします。VCDSでは、いまだコーディングヘルパーの表示がなく、設定変更には細心の注意が必要です。

4月下旬に滋賀県彦根のライコウさんをゴルッシーさんとともに訪問し、フットウェルライトユニット取付とECUからの配線引き回しを行いましたが、ライトのテスト点灯を試みた際、ライトユニットへ電源供給がされていないことが分かり、残念ながら、一旦断念をしていました。
おそらくは、コーディング設定にまだ不備があるのではと推測し、シンクレアさんから頂いた新たな情報を踏まえて、今回はフットウェルライトに関するAdaptationチャネルの設定をHLとほぼ同じ値へ変更することを実施してみました。
結果は成功です！ゴルッシーさん号の助手席側に仮設置したフットウェルライトユニットが点灯しました*\(^o^)/*
写真2のメニュー画面にあるフットウェルライトのボタンをスライドすると、照度調整はもちろん、OFF設定もできます。
ゴルフ7CL乗りであれば、フットライトが無いために夜間運転の際、足元が暗く不便を感じていると思われますので、今回の成功は本当に明るいニュースです！ディーラーはもちろんのこと、専門ショップでも、7CLへコーディングでフットウェルライトを有効化した設置事例はまだないと思いますので、大げさですが日本初の事例かも？？これまでの苦労が報われたようで感無量でした*\(^o^)/*
尚、フットウェルライトを制御する具体的なAdaptationチャネルは、"Leuchte30FR LC72"に関連した全チャネルで、合計19個あります。各チャネルの値設定については、とても細かいため記載できませんが、7CL乗りでフットウェルライト取付を検討される方へは、個別に是非お教えしたいです！
また、運転席&助手席フットウェルライトユニット取付とECUからの配線ハーネス引き回しは、再度ゴルッシーさんとともに、ライコウさんを訪問し依頼をする予定です。

HIDヘッドライトとポジションライトの同時点灯を有効化するためコーディングを実施しました。
すでに、のり箱さんが、ヘッドライト4灯化を検証・成功をされていましたので、その手順に倣って、コーディング実施します。詳しい手順は下記URLで、のり箱さんの整備手帳をご覧下さい。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2123987/car/1624744/2756477/note.aspx
4灯化したヘッドライトの右ライトが写真3です。写真でお分かりの通り、ポジションライトがはっきりと青味がかっています。ポジション球には、eBayで購入した6500KのPW24W LEDバルブを使っていますが、この青白さ(むしろ紫に近い！)と、純正HIDの純白とは色温度が全く合わないことは重々分かっていました。多少でも色味を近づけるため、照度を減光させましたが(^^;;
(具体的には、デフォルト照度の値40から10へ下げました)

ゴルッシーさんが、4300KのLEDをポジションバルブに使用されたことに倣って、私は4500KのLEDを入手し、早速装着してみました。実は、このLEDはT10バルブであるため、そのままでは、所定のPW24W型のソケットに入りません。よって、ゴルッシーさんにお願いをして、このT10バルブに真鍮ピンをハンダ付けするという加工をして頂きました！
写真4が装着後、HIDヘッドライトと同時点灯したところです。色温度はほぼ同じで色味も合っていますよね！

ただし、この4500Kバルブはもともとの輝度がそれほと高くなく消費電力も少ないものであったため、装着し問題なく点灯はしたものの、残念ながら"球切れ警告灯"が点いてしまいました（≧∇≦）
写真5が、ポジションバルブとして購入した4500Kバルブのパッケージです。ヒートシンク付きで品質は高そうですが、日本製のためか超低消費電力タイプのLEDで、そのまま装着すると警告灯が点いたというわけです。
思わず、以前、ライセンスプレート灯のLED化で苦労した警告灯問題を思い出しました(^^;;

でも、今回は経験を活かして、難なくこの警告灯を消すことに成功しました！
具体的な手順は、Adaptaion内の左右ポジションライトを制御するチャネルにおいて、使用するバルブ負荷(load type)をデフォルト値のハロゲン(9- allgemeine GI-lampe 27W)から、低消費電力LED(41- LED Kleinleistung)へ変更しました。
写真6は、VCDSにおいて、左ポジションライトで使用するバルブ負荷を変更する画面コピーです。

あらためて、HIDヘッドライトとLEDポジションライト(4500K)を同時点灯した写真です！
点灯直後は、HIDに比べてポジションライトが少し黄色いかな？と感じましたが、しばらくしてキセノンHIDの色温度が落ち着いてくると、両ライトの色温度はほぼ同じに見えるほどバランスが良くなりました*\(^o^)/*
今回、私が購入した4500K LEDバルブは、超低消費電力で輝度があまり高くないタイプですので、コーディングによる照度調整は行わないことにしました。つまり、デフォルト値である40へ戻しました。
尚、ゴルッシーさんが今回装着された4300K LEDは消費電力・輝度とも比較的高いため、照度の値を10に設定しました。ちなみに、この4300K LEDバルブ(キャンセラー抵抗なし)を装着・点灯させても球切れ警告灯は点きませんでした！

今回のプチオフ会とは関係ありませんが、個人的に是非、実現したいコーディング項目で、TVキャンセラーがありました。
海外サイトでも、VW/Audiオーナーたちの間でも、VIM(Video in Motionつまり、走行時のTVやDVD画面再生)の有効化が話題になっています。
みん友である"mo_oomさん"も関心を持たれていましたので、以前、下記ブロクへコメントをさせてもらいました。
mo_oomさんの"VCDS" STUDY3
https://minkara.carview.co.jp/userid/349223/blog/33028140/
過去に、アウディ車でVCDSコーディングにより、TVキャンセラー・VIM有効化に成功された方がいるようですが、MQBプラットフォームになったゴルフ7において、VCDSによるコーディングは、VIM有効化はサポートしていないとの公式発表があるとのこと。
シンクレアさんによれば、欧州のみで入手できる"VCP-Pro"を使えば、VIM有効化の設定が可能かも！？との情報もありますが、私自身の経験・知識レベルではついて行けません(≧∇≦)

独Kufatec社が、VIM有効化のコーディングドングルを販売していますが、高価であるため購入を躊躇しています(^^;;
いずれ、なんとかコーディングその他の手段で有効化が出来ればと期待をしています！