☆完成☆ 自作FRP - III - << 仕上げ編 >>
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自作FRPの完成、 仕上げ編 になります。
<< FRP製作の積層編 >>の最後の工程から、
(
http://minkara.carview.co.jp/userid/2129041/car/1735438/3880812/note.aspx )
さらに、上塗りでクリアの樹脂を塗り重ねていきます。
上塗りの前に今までフェンダーにつけていた爪痕マークを貼り付けてクリアを5層塗り重ねました(サンディングで仕上げていくため厚めに樹脂を塗る)。
ちなみに、最後の1層は、パラフィンを5%の濃度で添加しました。
このパラフィンの添加量ですが、季節によって変えるようで、夏の5%〜冬の3%の間で添加するようです。
インパラ樹脂が硬化すると、今までのノンパラのネチャネチャ表面と違って、カラッカラのスベッスベになりますが、パラフィンが硬化時に表面に浮いてくるため、樹脂の透明度がなくなって、濁ったように仕上がります。
そうなっても心配なし!
削って仕上げますから!!
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先の作業工程(クリア5層塗り)でできた、樹脂の氷柱除去、簡単に型に合わせて形を整えるのと、大きな凸を再び金ヤスリで除去した後、ここで離型します。
シリコンゴム系の型を使ったため、型をつかんで引っ張ると、簡単に離型できました♪
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しかし、よく見ると、複雑な形状の箇所は浮いてしまたり気泡が残っていたため、黄色の点線の場所の様に、裏面表層の樹脂がほとんど無い状態になってしまっています。
こうなってしまっても、裏面なので落ち込む必要なし!
ここを樹脂で埋めれば良いだけです!!
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作業工程3で発見したクレーターを樹脂で埋めるついでに、フェンダーをボルトで固定する部分にだけ、強度を高めるために2層クロスを積み増ししました(黄色の点線部分)。
もちろん、最後はインパラ樹脂を全体に塗って、表面を完全硬化させます。
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金ヤスリでしっかり形を整えた後にボルトで固定する部分の穴をドリルで開けた後、耐水ペーパーで水研ぎしながら仕上げていきます。
表層の水研ぎの最初は、パラフィンや未硬化樹脂とかで、サンドペーパーが目詰まりしやすいですが、バケツに台所洗剤を少し入れた水で水研ぎすると、少しマシになります。
未硬化樹脂を含むパラフィン層を取り除いた後でも、水研ぎの時の水に台所洗剤を少し入れると、削り粕の分散性が向上して、サンドペーパーの寿命が上がるとともに、対象物の表面に削り粕が付着して乾燥しても、水洗いで簡単に除去できるようになるのでオススメです♪
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#180のペーパーから始まり、#1000のペーパーでサンディングし、コンパウンドの#3000、#4500、#7500、#9800で磨き上げた後に、ガラス系コーティング剤で仕上げたのがこちら。
爪痕が削れてしまったのとクロスのウネリがあるものの、初体験で製作したにも関わらず、それなりの仕上がりまでにすることができました☆
標準の泥除けと比較すると、サイズがだいぶ大きくなったので、泥跳ね抑制効果にも期待がもてます。
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仕上がった泥除けを組み上げたのがこちら。
型枠作製で1回失敗、FRP作製で2回失敗して、その都度 作り直しましたが、それなりに仕上がって安心&大満足!!
組み上げ時に、元のフェンダーの骨格パーツのネジの緩みを確認しましたが、永久固定の高強度ねじロック剤を付けたアーム部分は、ウンともスンとも動かず…
なので、このフェンダーを取り付ける場合、絶対に外さない場所には永久固定のねじロック剤を付けると良いかもしれません。
(このフェンダーを取り付けることによって、スイングアームに傷がつきますが・・・)
ただし、自己責任で施工するとともに、このマッドガードを固定するチェーンの伸び調整をするボルトは、絶対に永久固定しないで下さい!!!!!
フェイクのカーボンラッピングシートと違って見る角度によって光り方が変わることもあり、ウネリがあって100点満点とは言えないもののウットリしちゃいました (*´ω`*)
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