グリーンたぬきのブログ一覧

ひさびさの“純粋ドライブ”を楽しんできたたぬきです。このごろは出稼ぎやらクルマ関連やらでのいわば“職務ドライブ”ばかりでしたからね。


さて、モタスポ関係者は固定翼航空機ことに戦闘機が好きな人が多いように感じます。
ワタシがリアルでお会いした中でも

・ショップの社長：クルマ屋さんなのに交わした会話はクルマ談義よりもヒコーキ・ミリタリーのそれの方が多い。

・美人な女性レーサー：ご自分のマシンのマーキングが戦闘機＆パイロット。青空少女隊か何かのキャラかと思ったらオリジナルデザイン！

・黒いインプレッサの中の人：ブルーインパルスがどういう舞台で飛ぶのかをしっかり把握(普通はあそこで飛ぶというのは知られてないはず)。

といったディープな方々がいらっしゃいます。

ワタシも固定翼・回転翼を問わず色んな機体に見たり触れたり、“荷物”として乗ったりする機会を若い頃に得たため普通の人よりは航空機に接している部類ではあります。そういう時期があったことを告げると、↑の人達の目が輝くのが判ります。とたんに饒舌になるのです。
しかし、近眼のワタシには手の届かない代物でしたから興味の対象は“陸の乗り物”に限定されてたので……あんまりヒコーキのことはわからん！のです。
特にWW2時代のヒコーキの知識は薄く実機を見たことはありませんでした。強いていうなら“桜花”は胴体が実物で翼が復元という個体を見る機会はありましたがあれはヒコーキではありません、ミサイルです。進行方向を制御する装置に“生身の人間”を用いた最悪の兵器です。今も昔も若者を粗末にするのは変わりませんね。


閑話休題。それにしても、ディープな人たちに接すると「WW2の実機を見たことがない」というのが心の中の棘というか、喉に刺さった魚の骨というか……なんとも居心地の悪い感じです。


そんなとき、新たにみん友なった同じ業界の人より

「大刀洗平和記念館に零戦が飾ってあるよ」

との情報を得てさっそく行ってみました。今日は予定が確定していませんでしたが決まっても夕方からのコマになるはずですから行きます。いや、行かねばなりません。


さて、もともとみやき・鳥栖・久留米・小郡・大刀洗は庭といいますか、ここら辺のおうちを伺う商売をしていたので土地勘はあります。地図を見てルートを決めます。ま、大刀洗と名はついていても行政区域は朝倉郡筑前町でしたけど。

「到着」


なんのドラマもなく到着しました。ところが記念館のお向かいに

「古の航空自衛隊機！」


「おおっ、空自のF86セイバーがある」
と思いました。“はちろく”という語感がいいのでさっそく何してるをアップ。
しかし、なんか違和感が……。エアインテークが正面に無い……。
「大刀洗　ジェット機」でググるとT33練習機でした。どうもWW2はおろか昭和の自衛隊機の知識も薄いようです。


さてさて入館。500円を払い中へ！

「初めて見るレシプロ戦闘機」


零式艦上戦闘機がそこにありました。三菱製でした。
きれいに復元されています。以外と大きいという印象を受けました。

「左側から回って」


「正面について」


「右に回るとそこにはタラップが」


「登るとザ・コックピット」


さて、ほぼ無傷で鹵獲した零戦を米軍が試験飛行する際に
「小柄なパイロットを選んだが搭乗に難儀した」
という説を耳にしたことがあります。その割には充分余裕のあるように感じました。身長180cmのワタシも座れそうです。まあ、当時の飛行服のデザインにもよるのでしょうが(ちなみに桜花はかなり窮屈)。

「戦闘機の眼たる照準器」


「星形エンジン(下側のシリンダーはどうやって潤滑したんだろう？)」


「口径20mmの機銃」


「再現模型の計器パネル」


なめ回すように見てきました。まだまだ日本に余裕があったころの設計だったためか充分に贅沢な構造や製造と言ってみていいのではないでしょうか。



さて、大刀洗はもともと陸軍航空隊のあった場所なので海軍機の零戦以外は全て展示品は陸軍のものです。ちなみに零戦以外の撮影は禁じられています。

その中でも最も眼を引いたのが
“九九式小銃用照準眼鏡”
でした。狙撃用スコープですね。しかし、本体の九九式小銃はありません。
戦後、米軍に鹵獲された九九式はＭ１ガーランドの実包を使えるようにいわば“ボアアップ”されるなどの改修を受けました。それは朝鮮戦争の韓国軍に送られましたが、停戦後日本に戻り自衛隊の装備になるという経緯をたどっています。自衛隊の資料館には過去の装備として展示されたりしています。
「日本陸軍→韓国軍→自衛隊という変なルートをたどった上におかしな改修を加えられた銃に資料的な価値はない！」
と判断し銃本体の展示をしなかったのかな？とヒネたワタシは考えてしまいます。まあ、防犯上の問題なんでしょうけど。



「桜を愛でながら帰りました」



春のいいお天気を楽しみながら帰りました。

ブレーキ系のメンテ(清掃・調整・エア抜き)が終わりカクカク動く愛車ににんまりなたぬきです。


さて、久しぶりに「クラフトたぬき名物変なもの」を作りました。


「ビニテの芯とホースで型を作る」


これに樹脂を染み込ませたガラスクロスを貼り付けてＦＲＰの板を作るのです。


「色塗り」


乾燥したら型から外して色塗り。色はパーソナルカラーのグリーン。


そして、
そして、



「まるで田宮の新作みたい」


“もっちゃん特性グリーンたぬきヘッド”に組み合わせます。色身はあってませんがなかなかに可愛らしい仕上がりです。


「ウォーターラインっぽい♪」


船のプラモデルにウォーターラインシリーズというのがありますがそんな感じになりました。
……ん？「泥舟とともに沈んでいくたぬき」というおとぎ話の結末に見えなくもない……？



ま、何はともあれ自分好みのスタイルになりました。

もっちゃん、お忙しいなか作っていただきありがとうございました。携帯ストラップともども家宝にします♪

展開は省きますが、出稼ぎ先で「僕は声のデカさしか取り柄が無いんでしょうか？」と自嘲気味にいったら「そんなことないですよ……」で終わられてしまったたぬきです。どうも“声のデカさ”だけでご飯を食べてるようです。


さて、今日は出稼ぎから帰ってきて間が空いたので小学生の甥２人・姪１人をＧＴ号に乗せてプチドライブ。
この数ヵ月は顔を合わせてはいても乗せるタイミングが無かったので

・固めた足
・マウントの手製強化

の仕様では初めて彼らを乗せます。乗り物酔いしないかなとの一抹の不安はあったものの楽しんでくれました。
でもね、おじちゃんのクルマは壊れてるんじゃないのよ(汗)。



さて、車中で“ニート”という声が聞こえました。
確かに彼らからすれば“お父さんが仕事している時間なのに僕たちと遊んでくれる暇なおじちゃん”であるのは間違いありません。しかし、不定期に近い形であっても悪いことをせずちゃんとお金稼いでます。君たちに今まで買ってあげたものはおじちゃんが自分で稼いだお金を出したの。けっしてジィジ・バッバ・おっきいバッバに無心した訳じゃないの。


動揺を悟られずに彼らに聞きます。

たぬき「ほう、ニートとな？で、その意味はわかるのかい？」
甥姪３人「お肉！」

信号待ちで後部座席を伺うと“子供向け英語の学習本”で単語をいい当てっこしてたようです。“ニート”でなく“ミート”だったのです。
マウントを強化したため車内で声が聞き取りにくくなったためか、それとも、フリーランスを気取ってみても負い目があったか……


迷いを振り切るが如くおじちゃんは暴走しました。

「リューユーライッアポォズ？(米なまり)ってわかるかい？なに、わからん。リンゴは好きか？そうか好きか。じゃあイェスアイリューと答えなさい。」

大人げないことをしてしまいました(反省)。

合間をぬってMTオイルの交換と漏れチェックが終わりほっとしているたぬきです。いつもは1万kmで交換してるのを1万8千kmまで引っ張りましたから。スポーツ走行をほとんどしなかったのもありますが暖かくなるのを待ってたのです。シフトが小指で入るくらいになって感動ものではあります。
「さすがに激安品は見当たらない」



さて、もうひとつほっとしたのが塾の契約が更新されたことです。もっともギャラ据え置き！物価上昇のご時世では実質的なマイナス改定(反省)！
ま、コマ数も増えて週休４日から週休３日になりますから収入そのものは上がります。とにかく数で稼がないと。近場ですから原付で行けるし。
あ、嬉しいことに化学をやるのはなかったことになりそうです。高校理科で化学は最も暗記のカタマリ(生物よりも多い！)ですから数物の人間にとっては苦痛なんです。

さて、もともと田舎では単価が滅茶高い稼ぎ方ができません。ただし原付でも行けますから４輪(ＧＴ号)の消耗が防げます。また、移動距離が少ない分事故にあうのも少なくなります。
実際、遠方の出稼ぎへは逃げ場のない片側１車線の道を延々と行きますから事故に会う危険も高いのです。なんでこんな見通しのいいところで？なんてところで事故があります。
そんなルート上の意味もありバレンタインの寄せ書きにこんなのがありました。

「お気遣いありがとうございます」


確かに“コンクリ壁が延々と続く箇所”がありますからよく考えると命がけなルートではあります、いやマジで。


高いギャラをとりリスク(および車両消耗)を負担するか、リスクを避け安いギャラに甘んじるか……



なかなか結論は出ません。おや、もうこんな時間。明日は遠方の親戚へ行くのです。おやすみなさい。

想像以上にグリーンたぬき号の走行距離がヤバく月3000kmほどになりそう……。
ということで今年は

・HSRドリームコース
・一本クヌギ
・恋の浦

を各１回づつ走ることにとどめます。来年度以降は距離を減らすように努めますが今年度はこのペースが続くのが確定してますから。


これくらいのサイクルになると通常時には激安オイルを入れて、競技イベントのあるタームには全合成を奢るのが一番いいかと。
それにしても

・Egオイル
・MTオイル(デフも兼用)
・クーラント
・ブレーキフルード

クルマって油脂類をじゃかじゃか使いますね。