
整備手帳でも書きましたが、夏タイヤ・ホイールについての補足です。
ホイールを取り付けているナットを、増し締めをする為に、
トルクレンチとアルミホイール用キズ防止付き薄口ソケット(21mm)を購入しました。
トヨタライズの締め付けトルクは 103N・m(1050kgf・cm) です。
ソレがズレたら意味が在りません。
締め付けトルクが強過ぎたら、ネジ山が痛んだり、最悪は折れます。
逆に緩かったら、ホイールが勝手に外れます。
実は数日前に、運転席側前輪のタイヤ・ホイールが外れた状態で道の端に止まっている自動車を目撃したのです。
数日前HARD OFFにて、有名メーカー「TONE」のトルクレンチが
¥6600で売り出されていました。普通に買うと1万五千円くらい。
その場で買おうかな…と思いましたが、止めました。
実は、同じ物を新品で買った物が実家にあるのですが、300kmの彼方。
取りに行くよりも、買った方が早いしお得なのですが…中古品は止めました。
実家のトルクレンチは、タイヤ・ホイールの取り付け専用にしており、取り外しは普通のレンチで行います。
それと言うのも、トルクレンチは右回し(時計回り)専用で、絞める事以外は禁止されてます。
左回しの機能も有りますが、ソレを行うと、締め付けトルク力に誤差が発生します。
中古品のトルクレンチが、正確な保証なんてありません。
前の使用者が、用法を厳密に守って使用した保証なんて、勿論ありません。
そして、その誤差を検査・補正するには、製造メーカーに有償で依頼するしかありません。
中古品にそんな時間と手間と費用を掛けるのは馬鹿げています。
以上の理由で、中古品は止めました。
そんな事があったので、本日は買ったばかりのトルクレンチで増し締めを行いました。
まあ、不安は早目に取り除くに限ります。作業は5分間も有れば十分ですし、
自動車工場やディーラーに依頼すれば、こんな簡単な作業でも手間賃が発生します。
今後年間2回在る訳ですし、それを考えれば、新品のトルクレンチを購入した方が安くなります。
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Posted at
2021/03/31 22:17:51