なぎさ食堂 (大西商店)
積丹で生ウニ丼を食べるならココ。
2008年07月30日
積丹の生ウニ丼を食べるならココをオススメします。
生ウニがとれる季節にしか開店していない季節限定食堂です。
その日とれたウニを殻剥きし、塩水をくぐらせたモノを
そのまま丼にのっけてくれます。
ご飯の上にもみ海苔が敷いてあり、あとはうにとワサビのみ、
シンプルかつダイレクトにうにの味を堪能出来ます。
北海道のうにを食べると、ウニ嫌いがなおると言う話を良く聞きますが…
ここのウニはさらに別格です!(笑)
甘みが強く、もちろんウニ本来の香りもうま味もすごい。
これを食べて嫌いというヒトはまずいないのでは…?
と思ってしまうくらいです。
そんな積丹半島でとれるウニには「ムラサキウニ」と
「エゾバフンウニ」の二種類が存在します。
「アカ」と呼ばれるエゾバフンウニ。
こちらは漁獲量も少なく非常に高価で、その日水揚げされない場合は
食べることが出来ない、それこそ幻の逸品です。
色味が赤っぽい(オレンジ色?)ため、アカと呼びますが
味も香りも濃厚で口一杯に磯の香りが広がります。
それに対して割とリーズナブルな価格とアッサリした食味で
味質がマイルドな「シロ」と呼ばれるムラサキウニ。
こちらは、道内で一般的に出回っている品種のウニですが
他の地域と違って昆布のうま味が格別な積丹。
エサとなる昆布の味が、そのまま味に直結すると言っても
過言じゃない訳でして…ムラサキウニもメチャクチャウマい。
結局、どちらが美味いと言うよりも、
どちらが好みかと言う感じになってしまいそうですね(笑)
ちなみに、自分はエグ味が少なくマイルドで甘みの強い
ムラサキウニの方が好みだったりします。
積丹のウニは初夏~お盆過ぎまでが旬。
それ以外の季節は漁が出来ないため食べられません。
夏の北海道の味覚、是非味わって頂きたいモノです。
ちなみに、このお店…うにが取れない日には
(風が強くしけの日は漁をしません)お店自体休業してます。
また、とれたその日の分だけしかお店で出さないので
当然当日仕入れたうにが無くなると閉店です。
行く前にお店へ電話を入れて確認しておきましょう。
※写真はエゾバフンウニとムラサキウニのハーフ&ハーフ丼です。
お値段は季節によって上下する「時価」になります。
エゾバフンウニが取れないときはムラサキウニのみとなります。
生ウニ丼 なぎさ
なぎさ食堂(大西商店)
営業:6:00~20:00
定休:不定休(ウニ漁のある6月~8月の間はほぼ無休/それ以外の季節は営業してません)
住所: 北海道 積丹郡積丹町来岸町21
電話 : 0135-46-5308
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