目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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中古のSTiフルスケールメーターに交換して3年、ODO,TRIPは伸びるのに針が振れなくなってしまったので”別の中古のSTiフルスケールメーター”に交換。
しかし距離が93,500kmと、本来の走行距離に比べ圧倒的に少ないので車検に通りません!!
という事でODOメーターの距離を改ざんします。
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メーター改ざんはいわゆる「イケナイ事」ですがそれは減らす場合の話。
今回は
93,500km→161,000km
と大幅に増やすので問題はありません。
前回の車検時の走行距離が138,100kmなので最低でもそれを越えなければなりません。
この写真は半年前(2016/09/19)のものですが実はこの時点で7,000km遅れているのでそれも修正して本来の走行距離に合わせます。
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さて、改ざんするにはメーターの電源を入れ、車速パルスの代わりとなるものを車速線に入れてやれば可能です。
書くと簡単ですがいざやるとよくわからなくなりますのでしっかり準備、学習しましょう。僕は最初の「準備の段階」で失敗した過去があります。
準備するもの
改ざんするメーター
メーターに関わる配線図
バッテリーの代わりになる12v電源
車速パルスの代わりのパルス発生器
電源とパルス発生器…
こんな書き方をするとどうすればいいかと困るかもしれませんが、今回は今でこそどのご家庭にもあるパソコン用電源とパソコン用ファンを使います。ファンは定格回転数が高いものの方が早く距離が進みます。
今回は速さ重視で定格11,000rpmの小型ファンを使用。お値段1,500円未満。
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さて、配線図を読み解いていきます。
IG電源を追い…
アースを追い…
車速線を追い…
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カプラーと照らし合わせますがここで注意!端子には当然オスとメスがあります。
慣れない人はハイ確認!一重の枠か二重の枠かで判別できます。他にも配線図中のカプラー部の図でも判ります。枠側か入る側かで確認しましょう。
メーター側から見た写真と配線図を合わせるとこの様になります。
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さて今度は電源とパルス発生器の準備。
パソコン用の電源は単体でも動かすことができます。方法は24pinカプラーの16番を隣の15番or17番とクリップや配線でショートさせるだけ。あとは電源本体のスイッチでオンオフできます。
電源のカプラーが20pinのものの場合は14番と隣の13番or15番とショートで行けます。
画像はネットから拝借。
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パソコンのカプラーは黄黒黒赤の4pinが大多数かと思われますが、黄色と赤が電源、黒がアースです。
電源が2本?と思うかもしれませんが黄色は12v、赤は5vです。
つまり使うのは黄色と黒です。
ファンは赤が電源、黒がアース、残りがパルス線ですのでそれぞれ赤を12v線、黒をアース線、残りを車速線の端子に。
余計な線はカプラーから外して刺します。
写真は雑ですがしっかり長さをとってショートしない様に気をつけましょう。
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配線したらスイッチオン!
ものすごい勢いで針が振り切れ積算距離が増えます!
見た感じ10秒で1.5km進んでいるので…
1.5km×6×60分=………
えぇと…計算上では540km/hの様です…w
約7万キロ弱進めるには…
約5日…というわけで作業時間は12時間をゆうに突破です!!!wwwwwwwww
実作業は物が全て揃っているなら30分もあれば出来ますのでお気軽に!(?)
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