ところで、おとといの晩の事。『アキハバラ電脳組』の北浦和うずら嬢が、愛用の廃材製ロケットランチャーを持って、どういう訳か近鉄大阪線の今里~鶴橋間の高架付近一帯で暴れる夢を見た為、金曜の朝は爽快な様な、妙に疲れた様な複雑な気分で出社したのだが、これはどういう心理状況だったのか・・・
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・・・・といきなり語ったところで、ここを見に来ていただく方の内9割ぐらいの人は一体何のこっちゃ、訳が分からんと存じますので(残り1割ぐらいの人は判るのではないかと思う)順を追って説明いたしますと
『アキハバラ電脳組』というのは今から12年前、1998年にTBS(こっちではMBS深夜)で放送された美少女ロボットアクションアニメ(←こんなモンクが付いてた様な気がする)でして、何を隠そう
自分がヲタ方面に足を突っ込む直接のきっかけになった作品であります。
最初、妹が『なかよし』を見せてきて「こんなん始まるで~』と言ってきた(アニメと連動して雑誌に漫画が連載されていた)時には、
『登場人物の名前が変』(例・主人公の名前は「花小金井ひばり」→首都圏にある駅名+鳥の名前になってる事は後で知った)ぐらいの感想を持っただけで何の興味も持たなかったのが、まずエンディングの奥井雅美の歌でえも言えない衝撃を受け、後半の複雑怪奇になっていく話に見入り、20話に感動し、26話まで見た時には後戻りが出来なくなっていました(笑)
作品の舞台背景は2010年の東京・アキハバラ。
1998年に「近未来」としてこのアニメに描かれた2010年の、今年はちょうど当たり年であります。
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そういう事で画像が北浦和うずら嬢です。
本編ではたった2回、あとは劇場版に出てきただけのゲストキャラながら、その暴れっぷりからメインキャラと同等以上の印象を残したと評価される。
『スレンダーなおムネの女の子が大好き』な女の子・・・・と、いざ自分でキーボードを叩いて活字にしてみたらヘンタイ的なというかハンザイ的なニオイがしてアレですが、本人がそう豪語してるんだからしょうがない。
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2010年に入ったという事で、「アキ電」を知ってる人と話したり、「ラジメニア」のリクエストにその話を書いたりするとき、書いたり話したりしてるのが
あのときゃ2010年なんて遥か彼方未来の話だと思ってたのに実際に2010年を迎えてみたら、あまりにもあっという間だという事(前に、みんカラにも書いた気がする)
1998年には高校2年生をやってましたが、そんなに昔のはなしの様な気がしない。ぴちぴちの高校生(←殴)だったのがが、あっという間に気が付きゃ30代にリーチにかかってる訳で、10代の10年と20代の10年だと倍以上早く時間が進んでるんじゃなかろうか・・・。と、こういう事を考える時、年食ったのかなぁと苦笑してしまう自分がおります(笑)
その間大学→社会人と環境は大きく変わっていったけど、頭の中は呆れるぐらい進化が止まってるし(笑)。当時の主題歌類も未だに短ローテーションで聞いてますしね。
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1998年に描かれた2010年という事で、そんなにべらぼうに「未来的!」な世界観には描かれていません。トキ次郎さんの愛車はパブリカだし(笑)。
現実に2010年になる間に、98年当時の「2010年」と乖離した部分もチラホラ。
総武緩行線に居た103系は総武線どころか東日本で全滅。アキハバラ駅から脱出できなくなった山手線205系電車は新型に置き換えられて撤退。営団は「メトロ」へ。
警視庁の覆面車で登場したプリウスは、2代目以降3ボックスセダンスタイルを放棄。
秋葉原は「アキハバラ」で描かれていた以上に電気・電子街からヲタ街化も進んだし(大阪日本橋も同様)、これは作中で描かれたかどうかは記憶にないですがアキハバラデパートなくなっちゃいましたねぇ。
作中で大流行している電子ペット「パタP」。これなんかは1998年の時点で「12年経ったら、何か似たものが出来てても不思議じゃないかな」と思ってたんですが、現実にはそういうものができそうな話は聞かない。そういやトミヘブ(ブリグリ)の川瀬も飼ってたアイボ、なんの話も聞かないけど、まだ売ってるんだろうか。
自分があっという間に感じた12年ですが、そうは言っても12年、長いですわな。人もモノも変わります。
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それにしても、夢に唐突にアキハバラ電脳組の、それもうずら嬢が出てきたのか。
暴れていたのは別に良いとして(ぇ、それがアキハバラや、新宿のデパートの中や、警視庁庁舎(劇場版)ではなく、何で
鶴橋~今里の高架下だったのか?それは現代の科学では説明できない。
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ところで、この作品に出演していた声優さんの内3人が、2005年に大リニューアルしたドラえもんにおいて主役級に「昇格」したのは見逃せない。
水田わさび ビリケン(大阪弁をしゃべるパタP(ペットロボット)) →新ドラえもん
関智一 竜ヶ崎鷹士(黒い王子) →新スネ夫
かかずゆみ 代官山はとこ(悪役の巨乳アイドル) →新しずかちゃん
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「泣かせる回」となった第20話。この回専用のエンドテーマに用意された「シンシア・愛する人」がまたえぇ歌で・・・。「シンシア~」を歌った岡崎律子は、2001年「Forフルーツバスケット」を筆頭に、シンガーソングライターとしてアニメ界に数多くの“天使の歌声”を遺したが、2004年春、敗血性ショックにより44歳で急逝した。
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Posted at
2010/10/09 10:36:43