
タイトル写真はボルト違い。
あまりに危険な話なのでタイトル写真ぐらいはソフトにしておきます。
今回はホイールに付けるラグボルトの話です。
寝る前に家の駐車場の前で一服しながらホイールを見ると一本だけ飛び出している。
私の車はボルトの色がホイールと合わないのでボルトキャップを付けているのでキャップのハマりが浅いのだと思っていた。

黒いボルトに見えるのはプラスチックのキャップなのです。
ホイールを見ていると長男が家から出てきて「このボルト変じゃない?」と私が気になっているのと同じ事を言った。
「これはキャップのハマりが浅いだけ」と息子に説明し、ボルトキャップを外して見せようとするとキャップじゃなくてボルトの頭部分の高さが明らかに違う。
なんだこれ??
そう言えばホイール交換した際になんか締まりが悪いボルトがあったのを思い出した。
まさかちゃんと締まって無いのだろうか....
既に深夜だがボルトを緩めてチェックしようと思い17mmのレンチを物置から取り出し、怪しいラグボルトを回してみると噛みついた状態で動かない状態だ。
これはまずい。
詳しい状態をよく確認したいのでホイールを外す事にした。
締まり切っていないのに固まっているボルトを強引に締めたり緩めたりを繰り返してみると何とか回す事が出来た!
外したボルトはこれ。

ネジ山が完全に死んでいる。
こうなると徹底的に調べないと気持ちが悪い。
ジャッキアップしホイールを完全に外した。
ハブ側を見ると受け側の山がボロボロだ。
これは最悪ハブ交換する事になりそう。
山を修正出来ないかと思い、正常なラグボルトを突っ込むと真っ直ぐ入らない。
ちょっと軽く叩きながら回すと少し回った。
ラグボルトで潰れた部分をネジ切りするイメージで徐々に回すと切りカスが出るが徐々に真っ直ぐ入るようになってきた。
ボルト側に負担がかかるのでボルトがボロボロになる。
結局3本のボルトをダメにしたが普通のボルトでしっかり回り締まる状態まで修正出来た。
ホイールを取り付けてボルトキャップをはめるとキャップの高さは均一になった。
思い込みとは怖い、ボルトが一本飛び出していたのを知っていながら勝手にキャップが浅くハマっているのだと思っていたのだから。
こんな状態で気にせず私は車を乗り回してた。
乗り回すどころかサーキットまで行ってきた。
高速でエンブレムが吹き飛ぶ速度で走っていた。
最悪タイヤが外れたかもしれないと考えると冷や汗が出た。
ちなみに仕事から帰ったままの姿だったので上の写真みたいなスーツを着たまま整備した。
スーツを汚したので嫁さんに怒られた。
Posted at 2015/12/17 01:28:59 | |
トラックバック(0) |
BMW 325i | 日記