
今回、足立区にあるkiyoP邸で行われる米GP選手権に参加する選手2名を紹介します。
日立より参加のRZ-AS10選手!
2004年製炊飯容量1.0L(5.5合炊き)色はパールホワイトになります。

AS10選手のコンディションはどうでしょうか。
そうですね〜既に12年使ってますからね〜。
円熟の味を醸し出すのでは無いでしょうか。
内蓋が変色してますね〜

12年も毎日のように使えば変色もするでしょう。
ちゃんと洗ってますが、汚れが落ちきれてませんね。
炊飯器のエンジンと言える釜の方はどうでしょうか。
厚手の釜ですが表面に傷がありコーティングが剥げ始めてますね。
しかし、特に問題無く使えるようです。
円熟のAS10選手に対する新人選手を紹介します!
タイガーより参加のJPB-G101選手!
2015年製炊飯容量1.0L(5.5合炊き)色はクールホワイトになります。

色はクールホワイトとの事ですが表面はカーボンですか?
いや、単なる柄でしょう。
この選手はAS10選手と比べひと回り大きいですね。

空力的に手前のAS-10選手の方が有利じゃないですか?
いえ、G-101選手は最新のエアロダイナミクスで作られてます。
CD値を見た目だけで判断はできませんからね。
ただ、空力より物理的な大きさと重さがどうブレーキに影響してくるか心配な所です。
価格コムの炊飯器ランキングでは一位を獲得しています。
タイガーは最新のメカニズムを詰め込んだ事で重量増は苦しいですね。
以前、大柄なGT-Rが重さが原因でブレーキ等に負担がかかってしまったような事が起きなければいいですね。
さあスタートです。
今回はルールとして無洗米を使い水の分量なども指定値でセットアップされています。
米の量は三合です。
さあエンジンスタート、Go!!!!!!
おっと、新型のG-101選手は排気音が特徴的ですね。
若さゆえの焦りとでもいいましょうか。
出力上げすぎでしょう。
基本はアウトインアウト、スローインファーストアウト、始めチョロチョロ中バッパ赤子が泣いても蓋取るなですからね。
スタート時の気負いが後でどう出てくるか心配なところです。
放送席どうぞ〜
はい放送席です、ピットのレポートお願いします。
こちらでは新しい情報が入っておりますので紹介します。
新人のG-101選手のボディには圧力を使ったターボブーストが付いているようです。
なんと今迄も圧力ターボ搭載はありましたがG-101選手には可変式バルブ搭載で出力調整が可能との事です。

確かに圧力IHと書いてありますね。
IHと圧力のハイブリッド、更にツインターボ構造といえますね。
放送席〜
はい、レポーターさんどうぞ。
G-101選手のエンジン部分と言える釜ですが、熱封土鍋コーティング11層遠赤特厚釜 内釜の厚さ3 mmを採用しているようです。
11層遠赤特厚釜ですか!11層も何を重ねたのでしょうか。
これは重量増の原因とも言えますので心配ですね。
さあレースも中盤に入ってきました。
状況はどうでしょうか。
両者並んだ状態です。
おおっと!G-101選手に異音発生!コーンと音が鳴りました。
これは何でしょうか。
放送席〜今の音は圧力ピストンが上がった時の音のようです。
了解しました。
おおっと!G-101選手白煙を吹きはじめました。

またAS10選手は静かな状態です。
情報によりますと既にターボブーストが限界値まで高めらて素早く高温になったようです。
放送席〜
はいどうぞ!
AS-10選手も白煙を吹きはじめました。
12年のタイムラグがあっても意外なレスポンスですね。
おおっと!AS選手は急激なスパートをかけ始めました。

これはセナ足です。
白煙が出たり止まったりを繰り返してます。
性能差を腕で抑えこみコーナーリングしているように見えます。
ここで両チームからゴール到達時刻の予想が発表されました。
タイガーチーム

7分
日立チーム

14分です。
スタートは同時ですから炊き上がりまでのタイムはタイガーチームの完勝ですね。
優劣の判断はスピードだけではありません。
ドリキン土屋選手がいつも言ってるようにトータルバランスです。
G-101選手は若さゆえの早さと言えるのでは無いでしょうか。
私も若い時は早かった。。
それにしてもAS-10選手は汚れが目立ちますね。
放送席〜
はいどうぞ〜タイガー選手の車体から甘い香りがしてきました。
米本来の香りと言えるのでは無いでしょうか。
またG-101選手はコーンと音がしました。
圧力ピンが落ちたようです。
おっとG101選手が予想通りのタイムで炊き上がったようです。
ボンネットを開けてみましょう。
AS-10選手より7分早いですね。

ピット〜
G-101選手の炊き上がりの見た目はどうですか?
はい、ピットですがこれは凄い!米がキラキラ光ってます。
味はどうですか?

試食してみます。
これは凄い、もち米かと思うほどの弾力です。
香りも素晴らしい。
芯からふっくらとありきたりなコメントしか出来ません!
あまり最新炊飯器の性能は半信半疑でしたが素晴らしい結果です。
さて遅れてAS-10 選手も炊き上がりました。
こちらも光ってますが、G-101とは比較出来ません。
もちもち度も普通です。
違いを言葉にすると、タイガーG-101の方がキラキラでもちもちふっくらで甘味が強いです。
車に例えるならキャブレター方式からインジェクション方式になり、スムーズに高回転まで回る感じですね。
それでいて出力は上がったのに燃費も上がった感じです。
やはり、時代の進化は素晴らしいですね。
まあ、価格差も三倍ありますからね〜。
日立チームのAS-10選手は2004年から2016年まで故障無しで頑張りました。
タイガーチームに引導を渡しますが、12年頑張れるかがこれからの判断になりますね。
時間になりました。
足立区の自宅からの米GPの中継を終了します。