補修・サビの補修に興味の無い方は、時間の無駄ですのでスルーしちゃってください
鉄に亜鉛塗装、又はメッキされている鉄板は錆びにくいと言われてただただ使用してきた亜鉛塗料。
先日の台風19号で、ボディーカバーをして、さらにカバーを固定しているにも関わらず海水を含んだ雨が暴風と一緒に容赦なくカバーの隙間からボディーにも襲ってきた・・
ボディーカバーを取ってみた。(仕事も忙しく、亜鉛塗装の効果も見たかったので5日間ほどカバーをかけたままで、何もしないでいた)
何の変哲も無いように見えて、「さすが効果はあるんだね! でも何で??」
と思った時、白くなっている部分が目に入った。
この白い部分、塩の結晶ではないみたい。(指で取ってなめてみた・・ 絶対真似しないで下さい)
なんか、だいぶ昔化学の実験でやった「マグネシウムリボンを燃やした後の燃えカス」にそっくり!
フラッシュみたいに一気に発光して燃え尽きるアレである。
あと亜鉛塗料の上から溶接して、熱がかかった部分に浮いてくるカスにもそっくり!
そして裏側は?
亜鉛塗り忘れでサビ発生・・
室内に垂れている・・
だけど、赤サビの垂れの赤から、黒に変色している。
「何で?」
謎は深まるばかり・・
その水は、導かれるように排水路へ・・
下のように、Bピラーとガラスにのつなぎ目(もちろんリアガラスがサビで落下するくらいサビている)からダイレクトに浸水した部分。
この部分から進入したサビ水・・
ここもサビの水で赤くなるはずだが、黒い・・
よくよく見ると、室内の塩入り水が通って、ちょっとでも水が止まる箇所は白い・・
コレは・・
亜鉛が先に錆びた?
酸化亜鉛ではないのか?
亜鉛が鉄より先に錆びてしまった?
鉄をサビさせまいと、犠牲になってくれたのか?
と
勝手に解釈したのですが、真偽の程は不明・・
一度塗布した部分からサビが発生している部分もある。
襟巻きの運転席側、点サビだけどほぼ横一直線・・
トランクのリアスポを外した時にハケ塗りしたところ。
こちらも横一直線・・
共通点。 ハケの目に沿っている・・
毛の硬いハケで塗布した事!
一回塗りで、おまけに塗りむら、硬い毛の一部がせっかくの亜鉛塗料を薄くしてしまった!
のかな?
しかし、何もしないと、
こうなっちゃいます・・
試し塗りで塗装した部分は?
サッと指でなぞっただけだけど、全くの無傷(サビの攻撃から)
しっかり手抜きしないででやったBピラー付け根は、
徹底的にハケ&スプレーで3度塗りくらい亜鉛を塗ったからか、なんとも無いです。
勝手な結論。
①しっかり出した地金は、絶対放置しない!
②しっかり出した地金に2度塗りなどして、塗り残しの無いようにする!
(塗り残し部分からしっかり赤サビが出てきます)
③亜鉛塗装は、もったいないけどちょっとたっぷり塗る!
④ハケ塗りとスプレー塗りを併用する!
⑤鉄より亜鉛のほうが錆びやすく(酸化しやすく)鉄より先に亜鉛が錆びて、犠牲になってくれる!
⑥サビてしまった鉄板に塗布する時は、とにかくとにかく徹底的にサビを落としてから塗布する!
⑦無理と思っても、悪あがきしてみる。
⑧もっともっと悪あがきしてみる。
話は変わって亜鉛塗料は、サフの下塗りに使えるのかな・・?
最後まで読んでくれた方、ありがとう御座います!!
鉄粉とサビ編、POR-15とサビ編はまたいつか。
このブログは個人的な見解、実験、気が付いた事、目の前で起きている事実に基づいて書いてあります。
サビ、板金に関しては素人で御座いますので、同じくサビで苦しんでいる方などの参考になってくれたら嬉しく思います。
参考になるのか・・?
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にっくきサビ | 日記
Posted at
2014/10/20 01:10:00