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白蛙@8XCAXのブログ一覧

2015年06月10日 イイね!

制限速度のウソを考える

制限速度のウソを考える


どうもおはようございます。
朝っぱらからこんな速度規制があったらいいなぁと妄想している私です(*^ω^)ヌヘヘ







今回は挑戦的なタイトルになりましたが、もちろん世間様に喧嘩を売っているわけではありませんので勘違いしないでくださいね(;^ω^)
今回はあくまで『制限速度設定のウソを暴く』ことをテーマにしているだけです。
あれ?これじゃあ余計に喧嘩売ってるような気が…?


制限速度と法定速度。
これらは世間やネットでさえも制限速度に疑問を抱くことはタブー視されているように感じます。
こう書くと、「ルールはルールだから」といったまるでソクラテスのような方がいらっしゃいます。
ですが、これって一種の『思考停止』だと思いませんか?


法律で決まっているからといって、いきなり「毒を飲め」と言われてすぐに飲むアホはいません。
誰だって自分の命は惜しいですし、それ以上に「法律とはいえ、これっておかしくね?」と思ってしまいます。
そうそう、ちなみにソクラテスの言葉とされている『悪法もまた法なり』の本来の意味を、

『悪法でも従わなければならないのは理解しているが、そんなもんクソ食らえだ!悪法に従うぐらいなら俺の哲学に準じて死んでやるぜ!!』

といったパンクロック的な意味であると解釈される方もいらっしゃいました。
今際の際の様子から温和なおじいちゃんというイメージがあったのですが、少なくとも実はこの時のソクラテスはアナーキーな哲学者だったのかもしれないんですねぇ(;・ω・)
とはいっても、この言葉が本当にソクラテスが言ったという根拠なんてないんですけどね・・・・・・(ФωФ)フッフッフ



では本題に入りましょう。
早速ですが、制限速度・法定速度という言葉を知っていますか?
もちろん知っているでしょう。
この速度を超えて走行すると罰せられますね。
ですが、実際に一般道を運転していて一度はこう思ったことはありませんか?

「制限速度とか法定速度って遅くね?」

と。
ああ、なにも遵守している方を悪く言っているわけではありませんよ?
単にその道路の実情と制限が合っていないと感じたことはあるのではないかというだけです。
おそらくこう思っている or 思った方は多いと思います。
なぜなら一部を除いて、実際は法定速度・制限速度+10~20kmくらいで流れているんですからね。
これでは制限速度や法定速度の意味がありません。
なぜ実際の速度より制限速度が低いのでしょう?
不思議ですねぇ。

そもそも、制限速度ってどのように決められているのでしょうか?
もちろん私を含む一般人のほとんどはこの根拠を知らないと思います。
専門家も「おそらく」とか「多分」としか答えられないでしょう。
こんな時は一度「自分だったらどう決定するか?」と考えてみることが大切です。
というわけで、仮にもし自分が決められる立場だとしたら、どのように決めますか?
歩行者の通行量でしょうか?道幅でしょうか?
決定を下すために必要と思われる要素が色々とありますねぇ。
しかしただ一つだけわかることがあります。



『根拠は誰も知らない』



ということです。
もちろん、警察や公安などを含めてもです。
だ~れも知りません。
これって言い換えると、決めるための確たる証拠、つまり制限速度を設定するにあたり、そのルールに妥当性がないとも言えるんですよね(;・×・)
だというのに、超えると取り締まりの対象になります。
一般ドライバーの意見や周りの環境も参考にせずに。
だから実際の速度と乖離しているんですね。
もし本当は根拠を知っているとしたら・・・・・・なぜ公表しないんでしょうね?

制限速度や法定速度を決めるための根拠を出して公開・説明していないからこそ、一般ドライバーから疑問や不満が出るのは当たり前のことです。
逆に言えば、警察や公安が根拠を明示することでドライバーの疑問や不満が解消されるとも言えます。
しかし公開・説明をしていません。
いえ、この場合は『できない』と言ったほうが正しいでしょう。
あーだこーだ言って煙に撒くことはできても、根拠がないものを明確に説明なんてできません。
教本や道交法にも制限速度や法定速度の設定根拠なんて書いていないんですからね(;-ω-)アホクサ
免許の取得や更新時に制限速度や法定速度の根拠を出して説明したほうが皆が納得して制限を守ると思うのですが・・・・・・



「みんな制限速度で走ればいいんだ、守らない奴は犯罪者だ!ヽ(`Д´)ノ」なんて過激(思考停止)な意見もネットではチラホラ見かけます。
建前でしょうが、警察や公安も要約すれば同じことを言っている時もあります。
裁判なんてなった日には単純に道交法に照らし合わせて判決が下る場合がほとんどです。

ではもし、その制限速度が適切でなかったとしたらどうなるでしょう?
なぜなら、適切であると判断できる根拠がないんですもの。
速度規制が正しいという『根拠がない』のに『正しい』と判断され、処罰されるんですよ。
おかしいですねぇ。
矛盾していますねぇ。
こんなに矛盾・破綻している法律を守るって・・・・・・バカらしくなってきません?




知っていますか?
速度規制の見直し状況と課題(資料編)”と“安全かつ快適な交通の確保”を見ると、2010年頃から事故の発生件数と死者数は減少していますが、致死率はほぼ横ばいくらいです。
同時に、速度超過による違反件数も減っています。
この理由として警察は、他の年齢層より事故の致死率が高い高齢者が多く運転する世の中であることから、それによって死者数を増加させているのだろうと考えているようです。
しかし、今時の車にはABSやエアバッグ、横滑り防止装置などの安全装置は当たり前のように装備されていますよね?
いくら歩行者や対向車に対して今時の衝突安全ボディでぶつかったとしても、結局は速度と質量と衝突時間や接触面積などから求められる破壊力=致死率の図式を簡単には変えられません。
もちろんドライバーも大きな衝撃を受けることになります。
800kg~1.5t以上の物体がぶつかるんですから、例えゆっくりでもぶつかったら衝撃は大きいです。
例えバイクでも40kg~400kg以上の重さですから痛いに決まってます。



知っていますか?
死亡事故の半分以上は法定速度(時速60km)~それ以下で起こっていることを。
確かに速度が上がれば致死率も上がりますが、実は速度超過が直接的な原因の事故は半分もないという調査結果を。
これはつまり、速度超過による事故の大きさや致死率は単なる結果にすぎないとも言えることを。
最高速度違反による死亡事故件数の多さは6番目で、致死率は最も高いことが読み取れます。
しかし事故の件数だけで見た場合、漫然運転や脇見運転が主な事故原因となっていることがわかりますね。
ということは、速度超過より漫然運転や脇見運転、安全不確認などのほうが死亡事故を含む全般的な事故の件数が多いことがわかりますし、実際の件数も多いです。
ここで上の

・ただの事故も含む死亡事故の件数は減少している
・死者数も減少している
・しかし安全装置が充実しているのに致死率はほぼ横ばい
・事故の原因は漫然運転や脇見運転、安全不確認などが半分以上を占める
・死亡事故件数自体は漫然運転などのほうが2.5倍から3倍以上多い

という調査結果に当てはめてみると・・・・・・・・・どうでしょう?
本当に危険なのは漫然運転などだというのがわかると思います。
最高速度違反の致死率が高いとはいえ、死亡事故を含む事故件数そのものが多いと実際の死者数も多くなります。
もちろん、自分がそんな事故に遭う確立も高くなります。
それも法定速度より速度の低い街中で。
加えて、制限速度より低いかもしれない速度域で。
それでも速度違反が一番危険だと思いますか?



ちょっと調べてみませんか?
2011年には「ゾーン30」という生活道路における歩行者等の安全な通行を確保する目的の生活道路対策ができました。
生活道路ということもあり、人の往来が頻繁にある上に道幅が狭い(後から狭くしたものなども含む)ので、この制限は妥当なものかもしれないと私は判断します。
加えて、この制度は自治体や住民と協議・調整して決められているそうなので、双方に納得のいく制度の決め方をしていると思います。
とまあ、ここまで建前を書きましたが、本音としては、実際には30kmでも狭くて見通しが悪すぎる危険な道路もあるのですから、一律30kmと決めるべきではないと思いますけどね。
伝家の宝刀であるITARDAのデータだけを根拠にせずに。

ここで挙げたITARDAのデータの中身を簡単に言うと、30km以上の速度から歩行者の致死率が急速に増加するのを示したものです。
ゾーン30はヨーロッパの規制を参考にしているそうですが、根本的な部分まではまだ参考にできていません。
根本的な部分というのは、『市の道路管理者が実際の事故を見ながら、事故が有れば20キロに規制をする場合もある』というところです。
つまり必要があればすぐに速度を見直すんですね。
警察・公安の今までの働きぶりを鑑みると、必要に応じて適宜見直すとは到底考えられません。
だというのに速度規制だけを槍玉に挙げられる機会が多いように感じます。
というのも、事故の大きさから記憶に残りやすいですし、一部が街中などの目立つ所でやらかしますからね・・・・・・仕方ないのかもしれません(;-ω-)
最近では北海道の凄惨な事故もありましたし。
ひどいものです。



速度規制をかける上で大事なのは反応速度でも運転技術でもないと思います。
ましてや相対速度でもありません。
飛び出しなどの可能性が高い通学路や見通しの悪い道路で実に多くの事故が起こっています。
もちろん交差点内での事故率も高いです。
幹線道路や郊外に比べて速度域が低いと予想される場所だというのに。
そのために制限速度や法定速度を設定し、道路の安全と円滑な流れを守る目的で、事故が起こりやすい場所の手前などで取り締まりを行うはずなのですが、実際は主に速度を出しやすい比較的安全な所や、規制の看板が見えにくくなっている所を改善せずに放置して隠れて取り締まりをする・・・・・・
これでは一般ドライバーから『取り締まりのための取り締まりをしている』と見られて反発されるのは当たり前です。
これについては国務大臣でさえも苦言を呈したのは記憶に新しいところですね。



警察や公安が本当に事故を減らす気があるのなら、まずは最初に制限速度や法定速度の明確で客観的な根拠を示すことが必要だと思います。
その上で専門家や我々みんなで議論するべきでしょう。
法律と実情が乖離している現在では、もはや法律が形骸化してしまっています。
だからこそ前に私は「交通安全とは主にドライバーが作っていくもの」と書きました。

ルールとはみんなで議論した上で決めていくものだと思います。
だからこそ警察や公安には可能な限り早く根拠を示してもらいたいものです。
まだ我々は議論のスタートラインにすら立てていないのですからね(;-ω-)
Posted at 2015/06/10 04:58:02 | コメント(3) | トラックバック(0) | 考えるシリーズ(番外) | クルマ
2015年06月01日 イイね!

洗車でまさかの・・・?

どうもこんばんは。
カップ焼きそばのお湯を切る前にソースを入れてしまった私です。
寝ぼけていたためか、久々にやってしまいました。
でも一応食べましたよ。
もちろん不味かったのは言うまでもありません(´・ω・`)


そんな先日に行われた『東北六魂祭』。
今年の開催地は秋田です。ですが人だかりが好きではないため、今回は見送りました。

そんなヒマな休日、車に鳥の糞がついているのを発見。
ヒマつぶしにファンキーへ洗いに行くついでに御野場でパンを買いに行くことにしました。
すると、御所野~御野場のあたりから軽い渋滞が…
この辺りはそんなに混む印象はなかったのですけどね。
さすが六魂祭、初日からたくさんの人が集まっています。
中には横浜ナンバーの車も並んでいました。


最初に向かったのは『Creation(クレアシオン)』。
ここでは奥さまウットリの非常に長い肉の棒ウインナーが入ったパンなどが売られています。
どのくらい長いかというと、



このくらいです。
500mlのペットボトル(21.2cm)を比較対象として並べました。
このパンは半分の長さでであること、そしてペットボトルより少し長いことから、丸々一本の長さは42.4cm以上になると思います。
前に一本丸々食べたことがありましたが、パンが固いこともあってアゴが痛くなりました(;^ω^)

他にも何点かパンを買い、洗車場に向かいます。
やはりここでも渋滞が…


えっちらおっちら進んでいつものファンキーへ到着。
早速鳥の糞を落とします。
洗車ガンを使って車を洗っていると、なにやら「キィィィイン!!!!」という音が…
うるせーなーと思いながら空を見上げると、

(写真は洗車後のものです)


(;゚д゚)<うわあ、なんだこれは・・・たまげたなあ・・・



最初は写真を撮ろうとしたのですが、この時私はまだ洗車ガンで洗車中の身。
仕方ないので洗いきるまで写真はおあずけです。

洗車が終わり、車を移動させて水を拭いていると再び轟音が…
すかさずシャッターを押しますΣp[【◎】]ω・)











今年も6機編隊でやってきたプルーインパルス。
去年と同じく五輪を描いたりしていました。(白煙で描いていたため目立っていませんでしたが)
まさかガラガラの場所でのんびり見れるとは思ってもいませんでしたよ(^ω^)


そして、近くにいたおっちゃんとも世間話をしながら観賞していました。
空港を使わせないと言っていたが飛行機はどこから来ているのか、まさか陸自の前の道路を使ってるわけねぇよな、
などなど。
その中でふと考えさせられた言葉があります。



おっちゃん「昔だと戦闘機が飛んでるってのはおっかねがった。土崎は戦争で空襲があったからよ。
      だども、今だとこうやって戦闘機が戦争以外の目的で飛んでるんだから、(時代は)変わったよなぁ。
      もっと上の世代だと本当はイヤだって思ってるかもしれねぇけどよ」




当時を知らない自分が何か言えるわけではありませんが、今という時代は改めて(良くも悪くも)平和なんだろうなと思います。
それこそ、当時では信じられないくらいに。



・・・・・・とはいっても、どちらも神妙な面持ちになったのはこの時だけで、その後は下ネタのオンパレードで盛り上がってましたけどね・・・
やれお尻の曲線美についてだとか、谷間より下乳を横から見た時の曲線がいかに素晴らしいか、チラリズムについてだとか、上気した顔の色っぽさなどなど・・・色々と話し合っていました(*^ω^*)
酸いも甘いも知ったアダルティーな知識を伝授してもらいましたよ(*・∀・*)


さて、こんなところで今回は終わりです。
ではまた。




追記:またカップ焼きそばの水切り忘れたアッー!(;゚ω゚)

Posted at 2015/06/01 03:35:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2015年05月28日 イイね!

この際はっきり言えばいいんじゃない?

この際はっきり言えばいいんじゃない?

※今回は長い上に非常に真面目な内容です※








いやはや、おかしなことが起こるものですねぇ・・・
考えれば考えるだけおかしなことですよ。
というのも、とことん疑問に思うこと。
それは、




新車登録から13年以上経過した車両はさらに車両税を引き上げる




といったなんとも矛盾だらけの国の決定についてです。
普段は口に出さないだけの私ですが、内心は「なぜこんな政策を…矛盾だらけじゃないか」と思っています。
ましてや、車関係のSNSで政治のことを書くのは個人的に好きではないのですが、今回ばかりは話が別です。

それでは今回の増税について最初にちょっと考えてみてください。
現政権のスローガンである


【地方創生】


という言葉を聞いたことはありますか?
今回この言葉は非常に大事になります。
日本の場合は公約が口約になってしまいますが、政治家が自ら掲げたことを守るのを前提とすれば、今回取り上げた法案はまさしく地方民にとって看過できないものとなります。
なぜなら、地方の給料は首都圏と比べて安いから。
これに尽きます。
つまり、

車の買い換えサイクルは必然的に長くなる

ということが想像できます。
ということは結局、今回の法案で懐へのダメージ具合が大きくなるのは


・車が必須である地方に住んでいる者
・中古車や年式の古い車に乗っている者(首都圏でも収入の関係で仕方なしに乗っている者も含む)


少なくともこれらの者にとって歓迎される決定ではないでしょう。(もちろん古い車が好きな者もいるでしょうが、今回は現行車の好き嫌いをテーマにするつもりはないのであえて除きました)
カーシェアやレンタカー等で自家用車の使用を代用でき、且つ公共の交通網が便利な場合は自家用車を手放すという選択肢もあるかもしれません。

逆説になりますが、自家用車の使用がカーシェア等で代用できず、且つ公共の交通網が便利ではない地域に住んでいた場合はどうなるでしょうね?
つまり地方及び地方に在住している者のことです。
所得が少ないと、所得に対しての車両税が占める割合が大きくなるのは当たり前のことですよね?
ということは、所得の多い者、もしくは大企業が集まる都市部では富裕層が多くなるだろうと想像できるため、今回の決定による負担の割合は少ないのかもしれないと考えることができます。



が、しかし!



相対的・全般的に見ても地方の所得が少ないことは明らかですし、実感できますよねぇ?
大企業は都市部に集中してますし。
ただし所得の高さに伴い、毎月の固定費も上がるでしょうけどね。
それでも自家用車が必須である収入の少ない地方の一般人にとって、増税に伴う負担の割合が大きくなるというのは【地方創生】を掲げて政治を行う上で大きな矛盾となってしまうのではないでしょうか?
現状として富裕層は都市部へ集中しているんですからね。
ちなみになぜこう思うかというと、平成26年に発表された内閣府の“平成23年度県民経済計算”にこう書かれているためです。
その中にある『都道府県別1人当たり県民所得』の一部を抜粋すると、

秋田県: 2,319,000円
東京都: 4,373,000円

といった調査結果が出てきます。(比較対象としてわかりやすい東京都を挙げただけです。他意はありません)
あれ?おかしくありませんか?
増税による負担の割合が大きいのは地方であることが明らかだというのに、【地方創生】を掲げていますねぇ。
ついでに言うと、まち・ひと・しごと創生本部のトップページには、

人口急減・超高齢化という我が国が直面する大きな課題に対し政府一体となって取り組み、各地域がそれぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会を創生できるよう、まち・ひと・しごと創生本部を設置しました。

と書かれています。
収入の少ない地方の負担を増やして【地方創生】を謳うんですかぁ。
そうですかそうですか。
疑問しかでてきませんねぇ?
矛盾ばかりのように思えます。
わかりやすく国民に説明するのも為政者の仕事だと思いますので、私にも納得のいく矛盾のない説明をお願いしたいところです。
平成27年4月以降、割り増し幅が従来の10%から15%へアップしているんですから、何事もなかったかのようにコソコソとせず、もっと積極的に周知させてほしいものですねぇ。
ついでに言うと、自分達でしれっと決定したのですから、もっと責任感(笑)やスピード感(笑)をもって自分達のお仕事(笑)を世界に向かって堂々と誇られたほうがよいかと思いますよぉ?





次が個人的に一番我慢ならないことで、今回の自動車税の増税における名目についてです。
『平成26年度 自動車局税制改正要望結果』の最初に書かれているタイトルを見てください。


クリーンで経済的なエネルギー社会の実現(笑)


と書いてありますね。
なんという失笑モノの後付けを述べているんでしょうか。

実はここにもとんでもない矛盾が隠されています。

現在の平成27年から13年前の車といえば、どんな車があったか覚えていますか?
経済的ではなかったかもしれませんが、燃費の悪い車ばかりではありませんでしたね。
もう少し前の1997年12月ですと、現在の礎を築いた革新的な『21世紀に間に合った』車が販売されたことを覚えていますか?
・・・・・・・・・勘のいい方は私が何を言いたいかわかりましたね?


今から18年前、初代プリウスが販売されました。



当時から燃費を売りにしており、いわゆる『エコカー』の先駆けとなった車です。
さてこの初代プリウスですが、私は『今から18年前に販売された』と書きましたね。
あれ?おかしくありません?
現在でも立派に通用するであろうほどの立派な『エコカー』なのに


『クリーンでも経済的でもない』


と見なされてしまうのですから。
へぇ、そうなんですねぇ。
未来の礎を築いた車に向かって・・・ねぇ・・・
足回りでは専用の超軽量アルミホイールを装着し、空気抵抗低減のための樹脂製のホイールカバーを装着してまでエコに注力したというのに・・・・・・
これらは2代目や3代目にも引き続いて採用されているスゴイことなのにねぇ・・・へぇ・・・

確かに古くて燃費の悪い車は環境の面から見ると増税は仕方ないかもしれません。(環境の面から見ても、新しく車を作る際の環境負荷は無視できませんが)
しかしそれ以上に、燃費の面から考えると、現在でも数字上では環境によいはずの13年以上前のエコカーまで『環境に悪いから』として増税対象に含んでしまうのはいかがなものでしょう?
今の車でも初代プリウスより燃費が悪くて重く、環境に悪い車なんてザラにあるというのに。
ましてや、今の車に限らず、燃費の悪い車がエコカー減税の対象になっているのを見て「なんだかなぁ・・・」と思わざるを得ないというのに。
これが私にとって一番我慢なりません。



この際、政治家や国にはハッキリ言ってもらいたいです。



「基幹産業である車が売れないから買ってくれよ」



と。
それでも、維持費が高くなればなるほど売れなくなるということは理解しない、できないんでしょうがね・・・
口先だけ、小手先だけ、場当たり的な名目や手法では余計に反感を買うだけです。
税収が少ないなら増税すれば解決できるというものではありません。
歴史を振り返っても、そんな短絡的な手法で成功したためしはないでしょう。
いかに能動的、自発的に国民を動かすかが大事だと思います。
少なくとも私は今回の増税に対して疑問や矛盾、そして不信感しか抱けません。





柄にもなく堅苦しい文章でしたね。
これ以上堅苦しいことを書くと化けの皮が剥がれそうになるので、ここで終わりにします。

それではまたいずれ(=ω=)ノシ
Posted at 2015/05/28 03:58:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 考えるシリーズ(番外) | ニュース
2015年05月24日 イイね!

たまには昔のことでも・・・

たまには昔のことでも・・・



オウフ・・・だいぶ間が開きましたねぇ・・・



暑くなってきました。
お外からもアカシアの花の甘い匂いが漂ってきます。
これから一層暑くなってくる自然からのお知らせです。
日中は暑く、夜は冷えるといった時期でもあるので風邪をひかないようにしましょう(^ω^)
同時に、どこかで夜更かし(意味深)して動物とコンバンワしてしまう時期ですけどね・・・
夜道の動物にも気をつけましょう(Ф∀Ф)


休みの日は晴天だというのに、私は仕事やら洗車やら買い物など・・・・・・
いやぁ暑い。
空気胸を存分に堪能しようと夜中にドライブでもすれば虫もこびりつきます。
取るのが面倒なんですよねあれって。
ワックスを普段からかけていればとれやすいのですが、何かいい方法はないものでしょうか(;・ω・)




さて、たまにはちょっと昔話をさせてください。
昔の車である四駆のプレオ(RA)のことです。
主婦などの見方であるお手軽な軽自動車として発売
この車の内装ですが、とにかく小物入れがありません。
ドリンクホルダーなんてサイドブレーキの後ろの床面に二つあるだけです。
ちょっと変わった所といえば、車検証入れの上に小物入れがあり、そのフタをフラットにできます。
いわば簡易テーブルです。
なので何か食べ物などを置くのに便利でした。
とはいえ昔のスバルの内装はお察しレベルですがね・・・
リアのスピーカーなんてありませんし・・・配線だけはきてたみたいですが。
その昔、ブンブンと化したプレオの車中にてクマが出没する林で二泊することになった時なんてのはひどいものでした。
四駆モデルのため、トランクにタイヤハウスの膨らみが・・・
そして後席が前後しない上、前にしか倒れないので熟睡なんて夢で見る夢でした。
もちろん、ダイハツのOEMになってからは内装が充実しまくったのは言うまでもありません(;^ω^)


次は走行に関してです。
スポーツグレードのRSではなかったので、乗り心地は当時の標準~硬め。
ショックがヘタっていたこともあり、まるで板バネのようでした。
しかし、ただ硬いだけでなく、結構深いところまで沈んでグリップするため、車の動きがわかりやすいです。
ただ同時に、ロールアンダーが出やすいです。
雪で滑ったときも外側のタイヤに荷重が乗っていると実感しやすい足でした。
とても運転しやすい足のセッティングです。
実際破綻しにくいですし。
純正状態のBP・BL型レガシィ全般も同じような動きをします。

余談ですが、今のインプでは少し感じにくいです。
これは足回りの硬さが関係しており、多少乱暴に振り回してもロール(横方向の沈み込み)が抑えられているためです。
滑っても一輪に負荷がかかっているような感じはなく、水平に移動しているようです。
ピッチング(前後の沈み込み)は少ないほうだと思います。
しかし、積極的に荷重の移動を行えば振り回すのは簡単です。
試しにブレーキをガッツリ踏んだときは前のめりになって車内の物が前に吹き飛びました(゚ω゚)アッー!!

あぁそうそう、もしこれから何らかの理由で昔のプレオを買おうと思っている方へ。
Wikipediaによると、2008年にRA、RV型のプレオのカギを回してもエンジンがかかりにくい、またはかからなくなるリコールがあったようです。
ですので、整備記録簿を見せてもらう or 信頼を置いている店に頼む or ディーラー認定の中古車を買うというルートで探したほうがよいかと思われます。
そして、走行過多&不人気のため安く売られているのが多いです。
マメに整備されたプレオは案外長く走るので、しっかり整備されたものを選びましょう。
運転席側リアのタイヤハウスが錆びやすいので、そこも注意です。



話は変わりますが、現在スバル車にお乗りの方がいて、内装などに不満が出たときはこう考えてください。

「だってスバルだもん(諦め)」

と。
スバルに不満があった場合にこの言葉を言うと、ひょっとしたら気が楽になるかもしれませんよ(´^ω^`)
特に昔のスバル車にお乗りの方には効果が期待できます。
ちなみに、この言葉は他のスバルに関する事柄でも使えるので凡庸性があります。






いつものごとくまとまりのない文章ですみません。
本来であればこれで終わりですが、このままでは単なる昔話になってしまうので最後にちょっとした問題を一つ。

もし自分が車高調を持っていたとして、車をもっと曲げるようにするためには前後どちらを硬くする必要があるでしょうか?
つまりオーバーステア気味にさせるセッティングです。
簡単でしょうが、ちょっと考えてみてください。






答えは一つとは限りませんけどね・・・・・・(ФωФ)ウフフフ



追記:バイクでポップコーンを作れるそうです。






まずそう(小並感)
Posted at 2015/05/25 03:56:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2015年05月14日 イイね!

車高を落とすと・・・?

車高を落とすと・・・?


昨日は揺れましたねぇ。
エリアメールで一度起き、揺れては再び起き。
終わってからもまた寝て、
目覚ましと電話で起きる。
なんだか普通に起きるよりも眠いです(-ω-)



さてさて。
春だからか、それとも新しく車を持ったからでしょうか?
街中を走る面白い車を見る機会が多くなってきました(^ω^)

特に車高を落とした、いわゆるVIPカーを見る機会が多いです。
地面とスリスリしそうなくらい落としている車もいます。
昔は結構見た気がするのですが、現在はほとんど見かけることがなくなりました。
SUVの売れ行きが好調で人気があるからかもしれませんけどね。
さて、この低い車についてですが、ちょっと考えてみて下さい。






なぜ車高を落とすんでしょう?






見た目の問題でしょうか?
確かにそうかもしれません。
セダンなどに限らず、ミニバンなどでも落としている方がいらっしゃいますからね。
また、カタログの撮影の時は車高を落としていると聞いたこともあります。
仮に本当だとしたら、メーカーだけでなく、さらには一般的にも(ある程度)車高を下げたほうが格好いいと思われているのかもしれません。
もしくはデザイナーのイメージに近づけるためかもしれませんね。

次に、今度は見た目ではなく、別の視点から考えてみましょう。
速さを競う場であるサーキットではどのような効果があるのでしょうか?
こちらでもみなさん車高を落としています。
代表格であるF1などのレーシングカーも軒並み車高が低いですね。
時には路面のうねりなどで火花が出ることもあります。
サーキットは主に速さを競う場であることから、車高を低くすることには見た目以外にも何らかのメリットがあると予想できます。
どんな目的であれ、サーキットにおいてはタイムを出すことが最終的な目的になるんですから(・ω・)

では見た目の他にどんなメリットがあるのかを考えてみましょう。
つまり走行にかかわるメリットのことです。
よく車高調をつけて車高を下げただけで終わっている方が多く見受けられます。
でも、基本的に部品交換などのチューニングは何かを得る代わりに何かを犠牲にして成り立っていることを忘れてはいけませんよ?
チューニング(セッティング)のメリットとデメリットは表裏一体ですからね(`・ω・´)

今回は車高を下げるメリットを主に書きますが、もちろんデメリットもあるのでそちらも簡単に書いていきます。
また、一部で車高を下げる=バネを硬くすると置き換えることができる項目もあります。

あっ、今回は一部の項目で詳しく(?)書いているのでのんびり蕨餅や柏餅でも食べながらご覧ください。
懐かしの「三平方の定理(ピタゴラスの定理)」も少しだけ使ってやっていきます(^ω^)



ではさっそく最初に見た目を除くメリットを見ていきましょうか。

メリット:


1.前面投影面積が小さくなる

これは当たり前ですね。
空力を計算する上で必要な要素である前面投影面積はフロントから見たタイヤの面積も含める必要があるためです。
簡単に言うと、前から見えているタイヤの面積が減ることで空力性能が向上します。

余談ですが、プリウスやF1マシンなどの下部に取り付けられている整流板には揚力、車体を持ち上げようとする空気の力を小さくする効果が期待できると思います。
車体下部へ入ってきた空気をスムーズに後方へ流すためです。
空気が途中でぶつかってしまうともちろん空気抵抗の増加にもなりますし、何より空気がそのまま車体下部でもとに戻ろうとしてしまいます。
すると、発生した揚力の影響をそのまま車体が受けることになってしまいます。
一般的に整流板やディフューザーはダウンフォースを発生させるためのパーツと考えられているかもしれませんが、自分はあくまで空気によって車体を押さえつける力を十分に引き出すためのものと思っています。



2.コーナリングに必要な横のグリップを有効に使える

一定速で走った場合のコーナリングでは左右に重心が移動するのはご存じの通りです。
同時に、重心が移動することによって左右にかかる荷重のバランスが変化します。
すると結果的に曲がる時は左右のタイヤのグリップ力に差が生まれることになりますよね?
上からかかる重さ(荷重)、タイヤと路面の摩擦係数によってタイヤのグリップ力が求められることから、重心の移動をなるべく小さくして四輪のグリップをより均等に使うために車高を下げたりバネを硬くして縮みにくくする必要があります。
コーナーの内側のタイヤが浮いてしまうほど激しく荷重を移動させた状態では外側のタイヤしかコーナリングに使えくなってしまうのですから。
車高が高かったり、バネが柔らかったりする車ほどこの傾向があることがわかるかと思います。



そして個人的メインの最終項目がこちら。


3.コーナリングが安定する

コーナーを曲がり始める時、普通の車高だとすぐには曲がってくれません。
とはいえ、バネが縮まなくても曲がることは曲がります。
ですが実際に曲がってみると、ハンドルを回すとワンテンポ遅れて車体が傾くことに気づくと思います。
このズレが車高を落とすと小さくなるんですね。
すると、まるでハンドルを切った瞬間からクイッと曲がり始めるように感じられます。

厳密にはタイヤが捻れる時間も加わるので正しくはありませんが、なぜこうなると思いますか?
それは、曲がるために必要な重心の移動する幅が小さくすむためです。

自分で書いておいてなんですが、これだと抽象的になりすぎてわかりにくいですね。
ということで、イメージしにくい方は「(直角)三角形」を思い出してみてください。
イメージできましたか?
次に、三角形で一番長い辺はどこだと思いますか?
もちろん斜辺ですよね。(ピタゴラスの定理による30゚、60゚、90゚の三角形の場合、長さの比率は2:1:√3です)

車体を前後から見て中央にあると仮定したドライブシャフト(点A)と車体自体の重心位置(点B)を線で結び、次にホイールの中心点(点C)を線で結んで三角形を作ってみてください。
こんな感じです。


今回は仮にエンジンを重心位置として三角形を作ってみましょうか。
この三角形を純正車高とした場合、この状態で重心(点B)の位置を下げると……どうなるでしょう?

斜辺(辺BC)の長さの比率を表す2が車高を下げることによって次第に2よりも小さい値の√3(辺AC)へ近づきます。
加えて、あくまでこの定理は実際の長さではなく、比率を表しているだけですので、もちろん辺ABの実際の長さが短くなれば辺ACの長さも短くなることがわかると思います(^ω^)

こういう理屈でコーナリング中に移動する重心の動きが小さくなるのだろうと思っています。
また、車高を下げなくても同じような効果をバネを硬くすることによって得ることができます。
バネが縮みにくくなることで重心の位置が変化しにくくなるためです。
バネが柔らかい車はロールしている時はタイヤの向きに沿ってすぐに曲がってくれません。
ロールが終わったあたりでようやくタイヤの向きへ曲がろうとしてくれます。
いわゆるスリップアングル(タイヤの向きと車体の向きのズレ)が小さくなるためです(・ω・)

車高を下げたり、バネを縮みにくくした車も同様に傾き終わってからのほうがタイヤに沿って進もうとします。
しかしタイヤの向きに沿って曲がるまでの時間が違います。
この時間の違いが重心の移動時間の違いともいえます。
このため、ハンドリングがクイックになったと感じられるんですね。
逆にバネが柔らかい車は曲がり終わってもまだ曲がろうとする特徴があります。
つまりハンドル操作の応答性がよろしくないともいえます(;-_-)






次に車高を下げる、またはバネを硬くするデメリットは何かを簡単に書いていきましょうか。


1.路面追従性と乗り心地

これらは言わずもがなですね。
サーキットと比べてギャップが多い一般道においては、しっかりタイヤが地面をとらえる必要があります。
多少のギャップでいちいち跳ねていたらトラクションをかけられなくなってしまいます。
お尻に優しい乗り心地も確保したいですからね(^ω^)


2.優しい

何に優しいかというと、操作に対しての反応です。

上のメリットのお話でハンドルの応答性のよさについて書きましたね。
あれがそっくりそのままデメリットになります。
あまりにもクイックになりすぎると、雑な操作に対してそのまま雑な反応が返ってくることになります( ゚д゚)<インガオホー

例えが極端ですが、(乗ったことがある方は)カートの運転を思い出してみてください。
あれはバネがついていないことから、ハンドリングがすんごいクイックです。
一見クイックなことからスポーティーでいいように思えますねぇ・・・・・・・・・が、しかし。
あんなのを毎日乗るとなると、正直イヤになりませんか?
あまりにもクイック過ぎますし、バネがないから乗り心地最悪ですもの。
のんびり運転もできません。
またはタイヤが温まっていない時や、カウンターを含む雑なハンドル操作をした時もです。
バランスを崩せばすぐにスピンですよ(((;゚д゚)))



いかがでしたか?
今回の要点は車高を低くすることによってロールが起きにくくなり、重心が低くなり、バネが硬くなるなどの要素が上記のメリット・デメリットになるということでした。
走行性能においては、車高を下げるのはこういう意図があるのではないかなというだけです。
見た目については・・・・・・人によりけりでしょう。
純正車高やアイポイントが高いほうが好きな方もいらっしゃるでしょうから。


バネレートや各部の剛性を上げるのはレスポンスを上げるための一要素にしかすぎません。
バネレートを上げても車高を下げたり足廻りをいじることで、結果的にステアリングのレスポンスが悪くなる事もありますのでお気をつけください(・×・)





それではまたいつか(=ω=)

Posted at 2015/05/14 04:15:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 考えるシリーズ | クルマ

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