ある日のこと。
ブレーキパッドが減っていたので新調しに某所のDへ。
待っている間ヒマだったので、“キリン”で有名な東本昌平のSSという漫画を見ていると担当者から嬉しいお誘いが。
担「S4(VAG)乗ってかない?」
(*^ω^)「買えませんけどいいんですか?」
担「大丈夫だってヘーキヘーキ」
( ^ω^)「ほんじゃあご好意に甘えて・・・それで、コースはどこまでですか?」
担「考えるのめんどくさい」
(;^ω^)「相変わらず適当だなぁ・・・(小声)」
というわけで片道10km程度のドライブへ。
以前乗ったSTI(VAB)との違いをなんとなく書いていきます。
まず最初に感じたのは丸さ。
全体的に乗り味が丸くなっています。
以前から比べてだいぶ薄まったゴツゴツ感はVABと比べると抑えられています。
抑えられているとはいっても頼りない感じではなく、全体的に引き締まった動きをしている印象です。
わかりにくいかもしれませんが、各動作から角がとれた感じでした。
具体的には加減速やハンドルの応答性、ギャップのいなし具合など。
仲でも、足がよく動いているのが感じられて路面の追従性もよいのですが、決して乗り心地が悪いということはありません。
足(特にリア)が動くことで生じる衝撃をボディがしっかり受け止めて流している感じです。
このことから、路面から得られるステアリングインフォメーションをあまり損なうことなく乗り心地を向上させることができているのではないかと思います。
もちろんブッシュ類の柔らかさも関係あると思います。
またはシャシー性能の向上もあるかと思います。
次に注目してみたのはブレーキ。
試乗させていただいたVAGはSTIパッケージというオプションがつけられており、ホイールやタイヤはVABと同じものでした。
ただし、VABのブレーキは
両押しですが、VAGは
片押しです。
しかし、片押しだからといって効きが弱いというわけではなく、踏み始めから踏んだ分だけじんわり効くタイプです。
個人的には非常に好みの味付けでした(*^ω^)
しかし一つだけ気にくわないことがあります。
CVT特有(?)のブレーキ抜けです。
具体的には、停車する際の10~15キロあたりでエンジンブレーキが抜けるような感じがします。
MT車に乗ったことがある方はわかるかもしれませんが、まるでMT車でクラッチを踏んだ時のような感じです。
日頃から停車の際に停車位置を予測してブレーキの踏む力をなるべく一定に調整している自分にとってはちょっと怖かったです。(もちろん最後は踏む力を抜きますよ)
ですが、この現象は毎回起こるというわけではありません。
ということは、何らかの発生条件があるのでしょうが、まだ自分は分析できていません。
まあだからこそ怖いんですけどね(;-ω-)
加速性能については流石といったところでした。
ミッションがCVTということもあり、最初からギアを落としていないとキックダウンして更なる加速をするのにタイムラグがあります。
ですが、一度加速すると伸びるように加速します。
VABでも同じような加速の仕方をしましたが、ピークパワーやパワーバンドの違いからか、マイルドかつ素早く加速します。
ギアのロックアップ機能があるかどうかの確認はしていません。
シフトダウンではすぐにグッとエンブレが効きます。
おそらくですが、シフトアップでもダイレクトかつ、すぐに反応すると思います。
そして試乗中はずっとSI-DRIVEを
『I』にしてたので、各モードの違いはわかりません。
しかし、個人的にはこの車はIのまま変える必要がないように感じました。
普通に乗っている分としてはアクセルの感度もよく、踏んだ分だけ加速度が大きくなっていく感じです。
最後にアイサイトVer.3。
色々思うところはありますが、ただ一言だけ。
自分に今時のハイテクは合わないんだなぁと思いました(小並感)
ゼブラゾーンに入ったり、駐車場所の隣に車があっただけで警告音が鳴るんですもの。
信号待ちからの発進で前走車と距離が多少空いただけでも警告音が鳴りますからね(;^ω^)
あぁ、それともう一つ。
アイサイトが装着されている車はうかつにブレーキ交換など、車の性能を変える、もしくは向上させるようなことは可能な限りやめておいたほうがいいです。
アイサイトはブレーキの制動力やエンジン出力など様々な条件のもとに作動しています。
これらのバランスがブレーキ強化や馬力アップで大きく損なわれると、急ブレーキによる制動距離が短くなって追突されたり、止まらなくなって追突したりするおそれがあります。
また、アイサイトはエンジンやブレーキなど多くの電子システムを統合的に制御しているため、後付けはできないそうです。
そして、誤作動の原因になるため、。ダッシュボードには物を置かないようにしましょうね(;^ω^)
走行以外ではリアウィンドウが全開にできることを始めて知りました。
今まで乗った車で後ろの窓が全部開くのは初めてです。
それと、車重について。
VABの車両重量は
1480kgであるのに対し、VAGは
1540kgです。
気になる燃費はJC08モードで13.2kmとなっております。
そして、実はこの数字にはちょっとしたネタが隠されているんですよ(ФωФ)
何かというと、
実は2015年5月からエコカー減税を受けられなくなっちゃったんですよ、VAGは。
まぁ動力性能や車のイメージからいけば、ある意味当然といえば当前なんでしょうけどね・・・(´・ω・`)セチガライゼ
あぁそうそう、あとはボンネットがアルミですので閉めるときは上から押さえつけるのではなく、30cmくらい上で手を離して自重で閉めるようにしてくださいね(^ω^)
普通のボンネットより変形しやすいので、上に腰かけるのもやめたほうがいいと思います。
へこんじゃいますから。
こんなところでVAGの試乗記は終わりです。
夜はドライブと、やかましいブレーキの慣らしついでに爆弾おにぎりと
パン(ホワイトソース&チーズ)を食べながら車談義をし、帰路へ。
この時点で腹の中がパンパンです。
おにぎりが(多分)1.5~2合くらいで、パンも同じくらいの大きさということだったので、何人かで食べざるを得ませんでした(×ω×)
とはいえ、美味しかったので今度は量を考えて注文すればよさそうです(^ω^)