三田のブログ一覧

　2年ほど前の備忘録です。コメントにも書いた事を詳しく整理してみました。

　仕事でいつもの仕事場から400キロほどの地に行きました。一日目の仕事も終わりスムーズにいった仕事の暑気払いと思い、仕事仲間のみんなと飲みに繰り出しました。
　その地は、数年前2年ほど働いたことのあるところで、風向きによっては海も近く潮の香りもします。大型船の汽笛や、ちょっと歩けば漁火もすぐ近くに見える風情のある街です。
　繰り出した街は湿気もなく涼やかな夜だったと思います。

　一軒目、小奇麗な居酒屋です。30畳ほどの広さがあるでしょうか、和風座敷で、座敷の奥はカウンターがあり、畳に椅子にして座れます。そのほかに座卓が6個ほどです。そこには、前お店をやっていたママが娘と働いている縁で行きました。7・8人で今日の癒しで楽しく美味しく飲んですごせました。

　二件目からは、仕事仲間のＹと二人で行くことになりました。Ｙは40才過ぎた歳でしょうか、ごつい体型で角刈りにがり勉メガネをかけておりますが、愛想がよく調子者といったところでしょうか、決して悪い奴ではなさそうです、自分にとってはなんとなく馬が合いそうです。
　スナックには、小太りの色白のママと行きそびれの３０過ぎの従業員がいます。
　甲高い声で「あ～ら、＊＊さん　いづきたぁのぉ・？」
　　　　　　「いぃずまでいるぅのさぁ？」　　こんな調子です。

　三件目は、６０近くの昔ママ風のカウンターの店に行ったように思います。昔は行き付けの店ですから歓迎しないわけはありません。
　ドスの効いた声で「あ～ら　よぐきたねぇ」

　さて今度は何処に行こうかと、夜も１２時近くになっていましたが、檀家周りしておかないといけません。
　四件目は、ダンスホールです、自分はダンスはしませんが、そのダンスホールはマスターが一人でやっていた店で、そのマスターとは、一軒目に登場するママがやっていた店で飲み友達になったマスターです。後にこの店をやりはじめたので、たまに顔を出して飲んでおりました。
　「おぅ、ひさしぶりぃ」
　「もうそろそろ店終いだ、べづなばしょさぁいぐべぇ」
飲まずに店を３人で出ました。夜更けの街は人通りもありません、少し歩いたでしょぅか。

　お店の看板が見えました「日曜日の夜」どこかで見たことのある名前です。店先や店内には、開店間もないらしく送られた花が飾られています。

　入ると同時に　ぎょ！冷や汗というか戸惑いました。
　
　お店には、昔ダンスホールで見た女性と、もう一人ワンピースを着た女性二人がいます。　二人ママの店なのだそうですが、ワンピースの女性どこかで見たことがあります。視線をそらしました。
　はいってすぐ、正面にカウンター、右手にＬ字に数人が座れるほどのボックスがあります。

　連れのマスターとＹ氏は、自分の様子が変わったことに気づきました。
　しかし、気づきながらも知らぬふりで話はじめています。自分はというと、視線を合わせずうなづきながらも、酔いがいっぺんに覚めてくるのがわかります。女性二人はしばらくそれなりに話しておりましたが。
　ワンピースを着た女性が席を立ったすきに、隣のマスターに事情を説明しました
。

　そうこう、しばらくして、気まずい時間が経ったように思います。前触れもなくやってきました。
　ワンピース「ＸＸ君元気だったかい？」
　自分　　　「は、はい元気です」
　　　　　　「か　課長なんでここに」
　ワンピース「気にしないでいいよ」
　自分　　　「風の噂で会社を辞めたのはしっていたけど・・・・」
　ワンピース「そうそう、辞めたの」
　自分　　　「家族は？」
　ワンピース「別れたよ」
　自分　　　「昔から？」
　ワンピース「そうだよ」

　ハイヒールにワンピース、ロングヘアーに口紅、とても想像を超えた姿になっておりました。な、なんと、その女性らしき人は、元直属の上司、元直属の上司は自分が部下だったころ、その上司は男でした。男だったのです。

　はしご先の初めてのお店で、申し合わせたわけでもなくに逢ってしました。

　一緒にのみに行ったＹ君が、あポーンとしておりました。
　店を出るなり、
　Ｙ氏「ありえねぇ、ありえねぇ」
　　　「絶対ありえねぇ。」
　メガネの奥の目を真ん丸くして、体中で表現するように連発します。
　　　「引きが強すぎるよ、＊＊さん」

　もう一軒、腹ごしらえと思い二人で飲みましたが、ショックで腹いっぱいです。そこで解散し。寝付けそうもなく四時まで飲んでおりました。

　また、６０近くの大きくがっちりとした体型、化粧皺にめり込みます、真っ赤なでかいハイヒール、肩幅の広いワンピースに鬘、昔の記憶からは「世にも恐ろしい」容姿です。

　次の日の仕事場では、周りの一部がニヤニヤと自分を見つめます。別にいいのですが、名前も聞かれましたが、言いませんでした。

　実は、もう一つ不思議なことは、その店の名前というのは、２０年近く前に、他県に赴任していた時よく行っていた店でした、そのそのワンピースもその県に赴任し会社を辞め、店をやっていた風な噂も聞いておりましたので、その店を引き継ぎ、今の店の名前にしたんだろうと思います。

　このありえなさそうな偶然が怖いです。

　「ありえないほんとの話１」でした。

　気兼ねなく感想、ご意見、自分の話でも、書いてくださいな。

　画像はご当地でのストリートライブ「三味線」です。

　備忘録ですが1年ほど前、週末の出来事です。
　確か、例のごとく思いたって福島裏磐梯から山形へと山形県13号線バイパスを北上していました。多少曇り空でしたが、雨も降らずおだやかな日だったと記憶しております。国道13号線は、上の山から大石田まで、片側2車線のとても良い道路で、山形内陸部の大動脈です。

　丁度北山形市を過ぎ、天童市にはいろうかというところでしょうか。

　後方遠くらパトカー２台がサイレンと赤色灯を点けて迫ってきます。自分の車の後部にピタリと張りつくと。
　｢前の宮城ナンバーの車止まりなさい。｣
恐る々片側二車線の路肩に止めると共に、一台が前に、もう１台が後部に止まりました。間もなくもう一台のパトカーがまた後方に停車。
　まるで映画かドラマの極悪犯を捕まえる1シーンです。

　慌てたように、小太り警官が、空けた運転席窓から、
警官１「どっから来た？。」（山形訛）
　3台のパトカー唖然としながら
自分　「上山から」
　まるで被疑者を見るような態度で
警官１「免許証見せて。」（山形訛）
自分　「何かあったんですか」
　片側２斜線のバイパス交通量も多くパトカー3台に囲まれ、何事かとゆっくり走りすぎながら、こちらを凝視冷たい視線で眺めていきます。

　もう一人の警官が足早に近づき小太り警官をどけて
警官２｢すいません、すいませんナンバー間違いでした。
自分　「何かあったんですか」

　背中や手が冷や汗でびっしょりです。
警官２｢すいません間違いでした。｣


聞いて答えるはずもなく何と間違えたかは知る由もありません。
ほっとはしたものの、ただ冷や汗を感じながら走りだしました。周りの車からの視線を感じながら・・・・

　実は、これには前触れがありました、山形市を過ぎたころ、曇り空の午後夕暮れ近く、歩道側から、制服をきたおまわりさんが、行きかう車の間から凝視していました。確かにこちらわ見ていたように思われたのです。そんな様子が、もう二箇所ぐらいであったでしょうか。多分、南陽市のNシステムに捕捉されたのだと思われます。
　シートベルトでもない、スピードを出していたわけでもない・・・

　事の発端は、「Ｎシステム」番号読み取りというか、小番号の読み取り誤りと思われます、知る限りでは極悪犯や犯罪に関わる車両ＮＯを登録しておき、画像解析、検索、照合、合致した場合、最寄の交番や、関係所轄の端末に1分以内で指令が飛ぶようです。ですから、指令を受けた側は血眼になって追跡するわけです。

　恐るべし「Ｎシステム」大事件の度ごとに、年間何億もの税金を使い整備・維持されていると聞いておりすが、憲法、警察法、プライバシーや肖像権の侵害等の問題もあり、裁判の際の証拠には採用されていないようです。というより、データの保管など、色々とあまり公にされたくない意思が働いているようです。

「怖いですねぇ　恐ろしいですねぇ　どこへ行っていたの？いつも見ていますよ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　N太郎
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ありえないほんとの話３」でした。

　昨日　川崎のヨドバシカメラの地下２Ｆ駐車場にて、ＶＺ－Ｒ　２台並びました。超偶然　それも同色。　悲しいかな知らない人には、おじさんのサニーが２台としか・・・いやせいぜい同じ車・・・・・・

　いやいやこの色じゃ目にも留まりませんね。他のサニーと違うのは。フロントグリルのシルバーラインが無く黒いだけで分かりませんよね・・・・

　アルミも純正の物のようです。

　生産販売台数約400台、何十台かの同色が２台、申し合わせたわけでもなく思わず携帯でパシャっと。感動！

「ありえないほんとの話２」