このレッツノートは2017年12月に中古で購入したのですが、購入時はWindows10がインストールされていました。
当時無償アップグレードが可能な時期がありましたから、その時インストールされたのだと思われます。
但し、インストールしてあるだけでまともに動きませんでした。
SX1はWindows10サポート対象外の機種ですので、まともに動かなくても文句は言えませんし、中古PCにOSは付属しませんので、仕方なく手持ちのWindows7を再インストールして使っていました。
そして SSD化+メモリ8G に強化して動作に全く不満も無く、軽快に動いてくれていました。
おまけにレッツノートシリーズに起こったバッテリー不良の影響で、バッテリーも新品になっていました。
何も問題の無い快適なPCだったのですが、Windows7のサポート終了の声も聞こえてきましたので、どうせならこのままWindows10がちゃんと使えるように出来ないか調べてみたところ、Windows8.1のドライバを使えば10でもちゃんと動くという情報を得ることが出来ました。
過去にチャレンジした方のFAQや成功談もネット上でいくつか見つかったので、私もチャレンジしてみることに。
先ずWindows10の入手ですがMicrosoftのHPから入手可能です。アップデートツールをダウンロードしてから、これを使って7→10にアップデートします。
この時ひとつだけ事前にドライバをアンインストールしておくことで難なく成功。以降順次8.1用のドライバをインストールしてゆきます。
半分くらいは新しいバージョンがインストールされているとアラートが出たのでそれらは上書きせずそのままにしておきます。
最大の難関は「OSの認証」でしたが、元々一度インストールされているPCなのでこれは認証済みになっていました。
Windows10も既に2年あまり経っていますので、最初の頃より随分と熟成されているようです。
使用感も問題なく7同様軽快でした。
大きく変わったインターフェースの違和感はありますが、これは慣れるしかないので良しとします。
失敗した時の保険も兼ねてWindows7の環境を引き継ぐ形でのアップデートをしましたが、OSの認証はクリア出来ました。動作に問題無いこと、主要なソフトウェアの動作も確認できましたので、次はクリーンインストールしてゆきます。
※古い環境を引きづったり、古いOSデータを内部に残している状態ではいつトラブルが発生してもおかしくないしSSD容量の無駄なので、できる限りクリーンインストールがお奨めです。
先ず前回使ったアップデートツールを使い、インストール用メディアを作成します。
最初はDVDを作ったんですが、BIOSで起動ディスクに指定しても内臓ドライブがうまく認識できず断念。次はUSBにインストールディスクを作成、BIOSで起動ディスクにUSBハードドライブを指定して起動成功でインストール開始です。
いくつか質問に答えて30分もかからず終了。8.1用のドライバも先ほど同様にインストール。
ウイルス対策ソフトは無料の avast! を入れて、Windowsアップデートも完了して7年前のノートパソコンが最新のWindows10マシンになりました。
あと、高速化のために少し追加の設定をします。
1.バックグラウンドで動いているプログラムを止める。
設定→プライベート→バックグラウンドアプリ で、基本的に全てOFFにします。※問題があれば後で個別にONします。
2.スタートアッププログラムを選んで止める。
検索BOXにstartupと入力、スタートアップフォルダに入っているショートカットが起動する対象なので、常時起動しておく必要がないショートカットを削除。
3.タスクマネージャーでスタートアッププログラムを選んで止める。
2で止められないプログラムがここで止められます。
タスクバーの左端メニューアイコンを右クリック→タスクマネージャー→スタートアップ で常時起動する必要のないソフトを無効にします。
※ここにあるソフトはシステム上必要なものも有るので、判っている不要なソフトだけを無効にしましょう。
4.電源オプションの調整
設定→システム→電源とスリープ で、
関連設定→プラン設定の変更→詳細な電源設定の変更 から
プロセッサの電源管理の項目で
最小のプロセッサ状態を 50% に
システム冷却ポリシーを アクティブ に
最大のプロセッサ状態 100% に変更します。
あと、ノートパソコンなのでワイアレスアダプターの設定も調整します。
省電力モード を 最大のパフォーマンス にしておきます。
バッテリーの持続時間にも影響しそうですが、古いマシンなので持ち歩く機会も少ないものとしてパフォーマンス優先にしてみました。
5.デスクトップの動きをパフォーマンス優先に設定
検索ボックスにコントロールパネル→システムとセキュリティ→システム→システムの詳細設定→パフォーマンスの設定→パフォーマンスを優先
これで画面上のフォルダもキビキビと切り替わります。
OSインストールについてここではあまり詳細な記載はしませんでしたが、Windows10を正式にサポートしていないPCでもメモリ追加とSSD化でかなり使えるWindows10マシンになります。キモはドライバの対応です。8.1用のドライバがあればWindows10に出来る可能性は高いようです。ネットで調べると色々な方の人柱情報が有りますので、興味のある方は調べてみて下さい。
尚、初めてWindows10にアップデートするという方はWindows10のライセンスを購入する必要が有ります。Amazonとかで調べると色々な仕様や購入形態がありますので価格もそれぞれです。
もちろん全て自己責任であることをお忘れなく。
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Posted at
2018/12/07 10:11:03