「スイフトのオイノレ交換したいんですけど、ドレンプラグが回らなくて力貸してもらえませんか」と依頼があったのが先週の土曜日
「明日やったろか?」
「明日は登山するので11日にお願いします」
「11日、天気は?」
「多分晴れますよ」
「マジか」
「悪くないと思います」
「じゃ11日10時に旧秘密基地で」
で、今日。
今日の予報は晴れ、晴れで温からしい。
朝一に部屋のカーテン開けたら曇りだけど明るいから
まいいか
9時半になったから着替えて外に出ると
霙交じりの雪が降ってる
おえー!(楽農家地方の不満を表す語句。「ー」が多いほど不満が大。類似語に
おい!がある)
「寒いからストーブ持ってこ」
「長野は晴れてたっス」
「長野県が晴れ予報の時は楽農家地方は雪なんだよ」
スイフトさんシャコタンでGARAGEジャッキ入んないね
「スロープ持ってきました」
スロープに載せて前からエンジン後方のメンバーにアクセス…
ジャッキ届くけどさ、レバー呷れないね
う~~んと!って下覗いたら、フロントタイヤ後方からアクセスすればレバーが呷れるように見えた
んでTOP画

ジャッキ棒の太さ分のスペースで呷ってジャッキアップ
「アンダーコートしたばっかなんです」って不安そうだったから
「大丈夫!時給5万円の俺だから任して」 何の問題も無い
「アンパネ(アンダーパネルの事らしい)外すの面倒臭いから、点検口だけ外します」

スナッポンのジャッキ、スナッポンの寝板、イワタニのガスストーブ
DIY冬整備の必需品だな(笑)
「ドレンプラグが回らなかったから…」 と短いブレーカーバーに14mmのボックス付けて下に入る準備してたから
「こっちの長いスナッポンのブレーカーバー使えば」と手渡す
「ソケット長くてハマりません」と出てくる
「どれ、見せてみ」とブレーカーバー持って潜って、ドレンプラグに被せたら(被ったよ。何故できなかった?)んでちょっと力入れたら緩んだよ
「普通の硬さで締まってたよ。もう緩んでるから指で回るぞ」と交代
「あれ?回んねっス」
「指で回るってさ」
「違うとこ弄ってたのかな?…………あ―――、これかぁ!」
「違うとこ回そうとしてたんじゃないの?」
「そうかも。スロープで上げた狭い所に潜ってたから、よく見えなくて…」
ドレンボルト抜いて、オイノレ抜きながら、新しいオイルの計量をしてる
「ドレン締めて、ジャッキ下げてから入れれば良いぞ」
(あ!ドレン締めたけどオイノレ漏れの確認しなかったな)←今これ書きながら気付いたま、俺が確認したんだから大丈夫でしょう♪
ドレンボルトを締め付けるって短いブレーカーバーを手に持つから
「それで締めたら締め過ぎ。コンビかメガネで締めれば良いぞ。トルクレンチ持ってればそれでも良いけど」
「これで締めます」とコンビレンチを取り出して下に潜る
「締める固さが分かんねっス」と出てくる
「じゃ俺が確認するから、それを緩めて『どれくらい』かを確認して」と潜って
グイ!
最初の固さで締まってる。
「合格。適正な締め方だったからOKだよ」
「アザっス」
「こんな事誰も教えてくれなかったから不安で不安で…」
「俺がDIY始めた頃は先輩たちが『締め過ぎだ』とか『締め足りない』って教えてくれたよ、そういった環境の中で体感したから出来るようになった。最近の衆はネット情報で方法は分かっても力加減は分からなくて、トルクレンチ頼りだよね」
「トルクレンチなんて品質管理の書類を書く時に必要なだけッス」(流石実戦派、よく分かってる)
ジャッキを下げて、オイルキャップを外して…
「オイノレ入れれない」(3L入れるって用意したジョッキの半分にも満たないオイノレ。どんだけデカいオイノレジョッキ持ってきたんだ?10Lか???)
「こんなモノ、ジョッキをエンジンルームの隙間に入れて先っぽをコントロールしたれば良いのじゃ」とやって見せる
「ジョッキ側の入口を下げて、出口側を上げてればオイノレは出っこないから工夫すれば良いのだよ」
「長いノズルと思って灯油用のノズルを漏斗代わりにしようかと買って来たけど」
「こんなデッカイジョッキじゃなく1Lジョッキとかの小さいのを使えばエンジンルームの隙間に入れれて便利だぞ」
全て終わって片付けて
「雪道初心者なんです」と言うから
「斑尾の日帰り駐車場で滑らせて学ぼう♪」って出発

バビュー――ンと行きたかったけど、置いてけぼりにしたら追いて来れるか心配だったから抑えて走行
楽農家地方に雪を降らせてる雲の中を突っ切って行くから真っ白け
更に圧雪と大根おろしがミックスした路面だったから、トラクションを意識した走りで…
斑尾高原山の家の駐車場にスイフトを停め、助手席に乗せて分道まで下る
「山登りの経験から白い路面は圧雪でグリップするけど、茶色い路面は融けかかってるからグリップしないって思ってドライブしてきたっス」
「その通り!地元のクルマは路面の変化に応じた運転をする。カーブ1つ1つで路面は変わるし、車線の左右で違ったりする。茶色い路面でのブレーキは注意するよ。その手前の舗装が出たとこでブレーキを利かせて進入したり、路面を選んで走ったり、止まったり」
分道のバス停の下の見通しがイイ場所でUターンして登り講座
「四駆じゃないから前に進まなくなる事が怖い訳さ。だから多少スリップして空転させても前に進ませる運転をする。アクセルを開け過ぎたら戻せばグリップする。アクセルとステアリングでコントロールして前に進む。ここら辺の人は吹き溜まりでも躊躇なくアクセルを踏む。ビビッてアクセルを離すとカメになって止まるからね。」
第7日帰り駐車場へ移動して、(ek)を運転してもらう
「FFがどう動くのか、色々試してみ。ケツが流れるより早く進めば、後ろはついてくるからね~。後輩がクルマを買うと夜な夜なココに来て運転練習したもんだ。四駆はFFとFRの両方の特性が出るから面白い。」

駐車場除雪のホイルローダーがゲレンデと駐車場の境目にスロープを作ってた
秘密基地の理想の形が再現出来たよ。
次回の雪上ドライビング体験会は
23日(受講生都合)を予定してFRと四駆を学びます。
オマケ(昨日目撃した車両)

無礼機を使う邪魔モノ

後方確認しながら真ん中キープのバイク(俺のブログを知ってる人かな?)
Posted at 2021/02/11 19:58:42 | |
トラックバック(0) |
秘密基地 | 日記