楽農家さん新聞社から取材されるの巻 始まるよ~
※殆ど個人的な見解のみなので事実と異なる点があるかもしれないので鵜呑みにしないようご注意願います
午前中ワークマンで買い物をしてたら見知らぬ電話からの着信
「はい!」
「私S毎日新聞のT松です。メールありがとうございました。今日別の者が写真撮影と取材に伺います。2時頃は、いらっしゃいますか?」
「多分居ます。開いているシャッターから声掛けて貰えば良いです」
昨日たかやまwrcさんと作ったシート干し台を改良して、開き難いシャッター前から移動…
ナナさんのシートも移動

たかやまwrcさんが運搬車を届けてくれるって言ってたけど
ウチにもこんなイイのがあったよ
寝板って名前だけど
今日はさ風が強くて埃が酷かったから、干してるんだか埃にさらしてるんだか分からなかった
座面の埃を払おうと手を掛けたら、乾いてる感じなんだよね
試しに座ってみたら、お尻濡れない
やったー!シート乾いたぜ~TAKA&ふぁんたさんありがとう
日向でJeepのシートに座って、背もたれを起こしたり、寝かせたり、ボンヤリしてたら駐車場へ降りてくるカメラをぶら下げた人物
「もう2時になったのか!」
「ってかまだ12時頃な筈だし」
「2時の約束には早いだろ」
「確かカメラマンと2人でって言ってたし」
「こんにちは~私、大分県から来ました。O分合同新聞社のK良と言います。(この時貰った名刺を帰宅してじっくり見てたら世良正則!)ここら辺で水害に遭われた方達を取材してまして、協力して頂けますか」
「イイですよ。あそこのピンクのリボンが結んである所から…あ、現地で話した方が分かり易いですね(と言いながら越水箇所へ移動)ココから午前2時15分に厚さ30cmの水の板が出てきて、道路を越えて車庫へ…を見て市役所に通報したのがリダイヤルの履歴から02:16です。写真魔なので色々撮ってありますよ。川が溢れる寸前のとか…メアド教えてもらえば送りますけど」
「助かります。これから新幹線で帰る予定だったので、明日でも明後日でも…」
「いや、今日帰宅したら直ぐに送ります。後日は忘れる元ですから」
「目撃された時はどこに?」
「0207のエリアメールを見て、ってか中央橋の下を流れる千曲川の様子を見れるライブカメラを12日の夕方から見てたんですが、日付が変わったら<調整中>の画面になって画像が見れなくなったんで、実際に見に来たんです。子供の頃から川を見て育ったのでココの水位から本流の水位が予測できるんです。日付が変わる前のライブカメラ映像では河川敷のグラウンド(テトラポットを作っている場所)に乗ったか乗らないかくらいだったので、ブロック積みの下の根継ぎコンクリートの天端くらいの水位だから安心。次に1時くらいに来てみたらブロック積みの真ん中辺、1時間でこの上昇なら満水になるのは明るくなってからだろうなと帰宅して…0207のエリアメールでビックリして来ようとしたらお宮下が冠水してて通れなかったので、国道を回って来てみたら満水。
ポンプ車も監視役も居なかったから水門は開いている筈だと信じて、でもクルマを脱出させなきゃなって満水写真を撮って車庫に向かって歩き出したら溢れたから
ここです」
写真を撮られる
毛糸の帽子を目深に被って、埃除けのマスクをしているから目しか写ってない筈だ(匿名性が高過ぎ)
「でもねー変なんですよ。
ココ(昨日測量した0.0とした場所を指差して)をね0.0として本流堤防の高さを計ったんです。0.0から垂直に183.5cm上げると(マジックで書いた数字を見せる)手すりの上端なんです。これを水平と仮定して国道上に同じ高さの場所を見つけたんです。ほらあの道路脇の縁石、あの天端の高さと同じなんです。そこから樋門のある所の堤防の天端は15cm上がりなので、本流の堤防と越水箇所の高低差は約2mです。そして堤防外の水位の痕跡は
天端から2.5m下がりまでにしかありません。水位が50cm低い川の水が高い方へ流れますか?津波でも来ない限り物理的に不可能です」
(写真を撮られる)
「いや、でも発表は千曲川が逆流して皿川の堤防を決壊させたと」
「逆流なんてしっこないですよ。水門は閉められてたんだから。ポンプ車が来たの(見てないから知らないから憶測)は堤防が決壊してからじゃないですかね」
「ウチの方にも似たような場所があるんで、良い情報をありがとうございました」
「ありゃもう1時半。S毎の取材来ちゃうじゃん。お昼ご飯を食べなくちゃ。何するかな?面倒臭いからパンでイイや」
今日は風が強くて埃が入って来るばかりか
水深60cmで壊れる壁をも破壊するんじゃね?って勢いだったので、昨日階段物置から発掘した
ホンチョ君の幌に変形するよトノカバーの原型を白い床と赤い床の境界に設置
時計を見ると2時半
「あれ?2時じゃなかったのか?」
見知らぬ番号からの着信
電話に出ながら堤防上に目をやると
「あ、もしもし、わたくしS毎のK日と…」
カメラと脚立を持つ男性と
電話で話しながら小走りの男性
コッチに気付いて電話を切る
コッチも切る
「初めまして、T松から……(聞き取れなかった)K日です」
「カメラマンのIなづかです」
「Iなづかさん、子供の頃に虐められませんでした?ハゲって」
「はい、手紙とかでも似てるからと…」
「では、越水した辺りで写真を撮りますので…」
(昔の仕事で使ってた写真撮影用の物差しを持って)
「じゃ、ここで。こちらを向いていただいて、顔…マスク取れませんか?」
「埃が酷いんでマスクしないと肺がやられますよ、って聞いたから帰宅するまでこのスタイルです。皆さんもマスクしないと危険ですよ」
「ではせめて帽子を、目が見えるくらいまで上げて貰えませんか。今のままだと誰か分からなくなっちゃうので、お願いします」
(眉毛を出したけど金髪は見えない位置まであげて)
「じゃ、撮りますね。目線は記者の方にお願いします。」
これが小恥ずかしい。男を見つめて写真に納まる。
ミニスカの可愛い尾根遺産だったら嬉しかったのに、こいつらサービス精神が無いのか?
「次はココに立って、コッチを向いて。越水箇所から川の中まで見る感じで目線を動かして下さい」
モデルじゃないからコマ送りみたいにしか動けない(笑)
手持無沙汰だから昨日測量した結果を記者さんに話しながらの撮影
橋の上、欄干にもたれて、反対側の堤防、カメラマンが遠くから撮影etc.
立ち位置を変えたり、カメラ位置を変えたり
「デジカメ普及したからカシャカシャたくさん撮れて便利だね」
「フィルム時代だったら大変でした」
「でも使うのは?」
「1枚です」
何百枚も撮ったろ
探すだけでも大変そうだ
撮影が終わったから記者さんに昨日の測量結果を見てもらいながら、樋門へ
「ここに泥の跡、この上には無し。無い所の高さは階段の1段が20cmなので2.5m。越水箇所は2m下って事は、50cmも本流の水位が低かったって事。その証拠は有尾樋門(田んぼの用水用)にも河川敷に行く道にも残ってる。ほらこの赤線、あの砂利道の色が違う。これって
樋門を閉めなかったら決壊しなかったって結論になるんだよ」
「これから赤沼の公会堂へ取材に行けって本社から」と一人で向かうK日記者さん
残ったカメラマンさん
「今電話で皿川樋門の写真も撮って来いって。どこですか?」
「あれですよ。ご案内するついでに昨日の測量結果も見てって」と0.0と183.5と198.5を案内して樋門へ(TOP画)
「ココが謎なんですよ。樋門側が堤防から2.5m下がった位置に増水の痕跡。越水した箇所は堤防から2.0m下がった位置。本流の水は物理の法則を無視して50cm登った事になる」

虹だ!
カメラマンさんと別れて、右岸の堤防へ行ってみた
なるほど、越水の痕跡は無いな

ここまで水位が上がったのか(メジャーの先っぽの位置)
左岸と50cm近く差があるな
※以下の閲覧は自己責任でお願いします
※以下の閲覧は自己責任でお願いします
※以下の閲覧は自己責任でお願いします

腹ボテヘビ
結構長いぞ

クネクネしてるのを考えて1.5mは有りそうだが

青いからアオダイショウか?
飯食った後だから苛立ってるのかメジャーに噛みついてきた
人間は空腹のときの方が怒りっぽいのに、ヘビは違うのかな?
そもそもこの時期にこんなトコに居ちゃ寒くて死んじゃうぞ
GARAGEに居たらカメラマンさんが
「ありがとうございました」って入ってきたから、水没の痕跡を案内して、ホンチョ君を紹介
タイヤシャベルで脱出した話や水深60cmで壊れる壁を紹介
「片付けや修繕は見て来たけど、対策まで考えてる人が居るのがビックリ」
「だって修理するついでなら1回で済むじゃん」