やってもうた
日付が変わった頃に見に行ったら水位は低かったのに2時過ぎのエリアメールで
河川氾濫発生警戒レベル5相当ってのが届いたから
堤防が満杯
堤防上の駐車場に(ek)を止めて、秘密基地内へ
堤防から溢れ始めた水が入ってくる
「急げ―――!」ってホンチョ君のとこへ
シャッターを開けようとロックを外そうとしたらシャッターが変形してて開かない
急に増える水
積んであったタイヤが押し寄せてくる
「いかん!出れんくなる」と入ってきた方へ戻ろうとすると水位が腰上に
じゅーまが倒れて流れてきてる
シティターボⅡブルドックも流されてる
「二階へ上がる?出る?」
「二階へ上がっても本流が溢れたら逃げられない」
「どうする?」
「タイヤシャベルのエンジンが始動しなかったら諦めよう」と運転席へ
UPマフラーのお陰かエンジンの位置が高いせいかエンジン始動!
「シャッター開かないから押して出ちゃおう」
「突撃~!」ってシャッターをぶち壊して脱出
(ek)の隣に避難
ミゾオチの辺りに痛みがあるのは日付が変わった頃からだったけど
ドンドン痛くなる
橋の上の外灯の所に消防署のクルマが停まった
溢れ出る水の中をタイヤシャベルで走り抜け(道が見えないのは冬の除雪の時だって同じだから)
消防士さんに「2時16頃溢れました」って報告
消防士A「取り残されてる方居ませんか?」
「川になってる向こう側の家の二階に2人、水が流れ込んでる先の平屋に1人、交差点に近いとこに1人居る筈です」
消防士A「お名前分かりますか?」
「奥の家はT橋T子さんてお婆さんと50歳代の娘さん、流れの先にはT橋Y成くん40歳代、交差点の方はT橋H子さんというお婆さんです」
消防士B「T橋Y成さんのお宅には、どうやったら行けますか」
「お宮下が冠水しているので社務所の方から境内を通って踏切に出れば行けると思います」
消防士B「他のルートは無いですか?」
「線路が冠水してなければ浄水場の方からなら行けますね」
流れ出る水の中を進むAとB。5mほど進んで戻ってくる
消防士B「ゴムボート要請します」
消防士A「他のルートありますか?」
「千曲川の堤防からJAの敷地に行く道があるけど、駐車場入り口の辺りが弛んでるから冠水してるかも」
消防士A「確認してきます」
消防士AとBクルマで見に行く
増々痛くなるミゾオチ
「きっと濡れたせいだよ。タイヤシャベルのヒーターで暖まれば大丈夫さ」と溢れる水を眺めながら待機
消防士AとB戻ってくる
消防士A「向こうの方が距離が短いので向こうで使います」
「ちょっと胃の辺り…ミゾオチら辺が痛いんですけど、こんな時に99車頼んだら邪魔ですよね」
消防士A「Bが救命士なので診察させましょう。おーい、B!。さ、我々が乗ってきたクルマの中へ」
真っ赤なG北消防署のKのワンボックスのリアシートに座って問診を受け
消防士B「狭いですけど仰向けに寝てもらえますか。触診します」
「分かりましたお願いします」
お腹ら辺を押す
消防士B「うーん…99車要請します」
99車到着
99隊員(コスプレ?女子)にも問診される
99車に乗る
心電図やら血圧計やら何やら色々付けられる
てな訳でH信病院へ搬送され
「体温が下がり過ぎてて血管が出難くなってる」と言う看護師が左腕に3カ所、右腕に1カ所採血用の針を刺すけど痛いばっかで拷問
右腕に入れられた生理食塩水(ソリタ―?)もメッチャ痛いし
色々な検査を受け、出た結果が
「わからない」
Dr.「ニトロ使ってみて改善したら狭心症。違ったら肺○症。使ったら結果を教えて下さい。それで判断します」
「痛みは?」
「だいぶ楽になりました」
「では、痛みがひいたら帰ってもらって良いですよ」
ってさ~俺を迎えに来れる親戚は居ないんだけど
タクシーを頼んでもやって無かったり道が通れなかったりしたら…
誰かいないかな?
河コッチで臨機応変に動けて道を良く知る人物…
…………………
居た!
でも7時前じゃ寝てるかも知れないし、下手したら洪水被害に遭ってるかも知れないしとメールで探りを入れてみたが返事がない
やっぱ7時過ぎたら電話してみよう
って2時間待つ間、弟にメールしたり、まるサンにメールしたりしてたら電池が微妙に
弟の「え!」とか「!」とかの一言返事がウザい
7時14分にOOPS!さんに繋がる手短に説明して病院裏で待ち合わせ
出口に向かうと鳴る電話
TAKA&ふぁんたさんだった手短に説明して病院裏へ
OOPS!さんに拾ってもらって飯山へ
北信合庁を過ぎたら通行止めの案内をしている作業員に遭う
「古牧橋通れないから旧道へ回ってって言う
詳しくはコチラ
綱切橋→中央橋
消防士「この先ポンプアップしてるので通行止めです」
中央橋→綱切橋西信号→旧一中前→西敬寺→市の口→有尾トンネル→有尾信号
警察官①「この先ポンプアップしてるので通行止めです」
「次の信号を右折したとこにある倉庫に行きたいんだ」
警察官①「気を付けてどうぞ」
支流の水位が下がってた
(ek)が無事でいた
恐る恐るエンジン始動
OOPS!さんにお礼を言って自宅へ
OOPS!さん無事に家に着いたのかな?
着替えて秘密基地へ
警察官②「この先ポンプアップしてるので通行止めです」
「さっきの警察官にも言ったけど自分の倉庫に行くんだから通してくれ」
警察官②「気を付けてどうぞ」
未だ水が溜まってたからツナギの裾を膝までめくって(長靴は2足とも水没してたからね)タイヤで突破したシャッターの場所から中へ
堆積した泥で滑る
けど、元スキー部のバランス感覚を駆使すれば転倒しない
水が引き始めてたから、泥を押し出す事に
散らかったものを片付けてる暇なんかないから、低い方(水が流れる方)へ雪掻きで泥を押しながら気付いたモノや邪魔なものを除けていく
GARAGEの床掃除が終了した頃、区長のN村さんが登場
「被害は?」
「クルマが水没しただけで大した事ないです」
16時少し前、宮司さんの旦那さんが登場
「お宮下の泥(堆積土)掻いてくれないかな」
「燃料入れたら向かいます」
破ったシャッターのトコにシートを張ってたら外に足音!
誰かな?
カメラ持ってる風
「こんにちは」
えびさわくん
またもや手短に説明して
片付けもそこそこにGSへ
そしてお宮下へ
鳴る電話 しょうちゃん
「おうオメどこに居るんだ?」
「お宮下」
「倉庫いいんか」
「水没した」
「何でお宮下?」
「泥片付けるから」
呑気でマイペースなGちゃんに付き合いきれないから電話を切る
又鳴る電話 N村さん
「泥片付けの事市役所に言ってないけど」
「勝手にやりますよ」
「責任取れないよ」
「どうぞ」と電話を切って作業再開(写真参照)
粗方片付いたら
「暗くなったから明日にしよう」
「じゃ、明日9時ね」と解散したら18時
Posted at 2019/10/13 21:22:17 | |
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