我が愛車ルーテシア1、日本においては完全なるマイナー車で、仏車のミーティングに行っても16V、ウィリアムズといったスポーツモデル以外、まずお目にかかれないわけですが。
その日本導入モデルの、RN、RTといったフツーのグレードに的をしぼって振り返ってみようと思います。
ちなみにうちの車は95年式ph2のRN、3ドアです。
なお画像はうちの車以外は海外の画像の拾い物なので、日本仕様とはいろいろと違う部分があるのをご了承ください。
(ph1。たまらないヤレ具合w)
初代ルーテシア(Clio)は90年にデビューし、翌91年にJAXにより日本に導入されます。
その後ルノーの輸入は一時途絶え、94年にフランスモーターズによりph2の輸入が再開されます。
そして96年にはph3へと移行。
ph1
RN 3ドア 5MT 1400
RT 3/5ドア 4AT 1400
バカラ 3ドア 4AT 1400
16V 3ドア 5MT 1800
ph2
RN 3/5ドア 4AT 1400
RT 3/5ドア 4AT 1800
バカラ 5ドア 4AT 1800
16V 3ドア 5MT 1800
ph3
RN 3/5ドア 3AT 1400
バカラ 5ドア 3AT 1800
シュペールサンクの世代まではラテン車は左ハンMTが当たり前、なにしろATモデルのグレード名が”Automatic”だったくらいなわけですが、ルーテシアではそれが逆転してます。
ph2ではスポーツモデル以外はATという現在と同じ状況に。
とはいえまだルーテシア1はph1~3通して全てLHDですし、現在ではスポーツモデルでもRHDなのはもちろん、DCTに移行しつつあるわけですが。
またph1ではほとんどのモデルが3ドア。
これはシュペールサンクの世代に通じる部分です。
ph1と2ではRNとRTの関係に違いがあるのがわかります。
ph1では同じエンジンでミッション、装備の違いによるグレード分け。
ph2ではともにATで、排気量、装備の違いによるグレード分け。
ph2では、RNとRTはタイヤサイズが違うだけでなく、RTにはリアにもディスクブレーキが奢られています。
その他フェイズによる違いは、ph1のRNは無塗装の黒バンパーになっています。
またph3では、4速だったATがなぜか3ATに逆戻り。
細かい部分は画像で。
ph1
ルノーのエンブレム(ロサンジュ)が憧れの(笑)ギザルノー。
ph1末期には現在と同じツルルノーに切り替わります。
ph1
リアのガーニッシュが無塗装の樹脂。
車名の横にグレード名。
ph2
フロントグリル(というかスリット?)が微妙にph1とは違います。
ph2
リアガーニッシュがテールライトのレンズと同じ素材に。
エンブレムはその上に移動。
グレード名はサイドモールに付きます。
ph3
ヘッドライトを中心に丸みのあるデザインに変更。
ルーテシア2への橋渡し的なフェイスリフトであることがわかります。
ph3
リアハッチに無理やり埋め込まれたハイマウントストップランプw
車名のバッヂが、ルーテシア2やトゥインゴに通じる丸みのある書体に。
ここまできて「なぜシートに触れない?!」と思ったあなた(笑)
お楽しみはこれからです。
シートはチラっとしか写ってませんし(汗)、海外のものなので全く同じものかわかりませんが、ph1RNのシートはこんな感じです。
サンクFiveやエクスプレスを思わせる、いかにもベーシックグレードらしいシンプルな形状と生地。
だいぶヤレちゃってますが(汗)。
ph1RTのシートは、シュペールサンク後期型に似た形状と生地。
見た目はやはりこれが魅力的ですね。
座ったことはないのでわかりませんが、座り心地もさぞ素晴らしいことでしょう。
うちの車(ph2RN)にもともと付いていたシート。
サイケな柄w
現在うちの車に付いているシート(ph2RTのモノ)
RNのシートももちろん悪くはないのですが、いかんせんクッションの厚みが全然違いますし、表皮はけっこうゴワッとした生地です。
RTの表面フンワリ、芯はモッチリ、としたシートとはかなり差が付いてしまいます。
ph3ではなぜか、RNなのにph2RTと同じシートが付けられています。
これはポイント高いです。
こうして振り返ってみると、やはりph1RNの素晴らしさが際立ちます。
MT、黒バンパー、ギザルノー。
言うことありません(笑)。
ただうちの場合、嫁車という大義名分がありますので、MTはNG。
そう考えるとph2のRNにRTのシートというのも、なかなかいいセンいってるのではないかと(笑)。
・・・・ほとんど誰も興味が無いであろうマイナー車の、さらにどうでもいいような仕様の違いという、完全に自己満足のための記事になってしましました(汗)。
最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございます。
ルーテシア1については、Gentaさんが
ph1RNについてと、
カタログ紹介の記事を書かれています。
ボクのと違って素晴らしい内容ですので、ぜひ読んでみてください。
ブログ一覧 |
ルーテシア | クルマ
Posted at
2014/05/17 18:23:19