かなり前に愛車遍歴シリーズというのを書いていて、ムルティプラでストップしてしまっていました。
久々にその続きを。
406については初めからブログで紹介しているので、このシリーズも多分最終回になる思います。
それまでは一家にクルマは1台、運転手は自分だけという状態(奥さんはペーパードライバー)でしたが、今の家に引っ越し2台分の駐車場を確保できたのを機に、嫁車という名目での増車を目論見ました。
当の本人はクルマなんて必要ないと言っていたものの、田舎なんであればあったで便利なのは確か。
ムルを買い替えるときと同じく嫁の反対は強硬でかなり手こずったけど、なかば強引にねじ伏せるような形で増車へと漕ぎ着けることに成功。
条件はATでなるべくコンパクトであること。
当初はほぼルーテシア2を買うつもりでいたんですが、変態車好きの血が騒ぎ、もうちょっとヘンなクルマを・・・となりました。
増車することが決まるまでは長かったけど、その後はわりとサクっとその時売りに出ていたクルマの中からリストアップ。
ルーテシア以外で候補に上ったのは台湾エクスプレスのATモデル、メガーヌ1クーペ2.0、サンクバカラ、205、パンダセレクタといったところ。
メガーヌクーペなんて16VではなくあえてATというのがグッときますなw
今ではまずお目にかかることはできませんが、このときはかなりのバリモンが売りに出ていました。
あれは良かったな~。
ルーテシア1はもともと好きだったけどとくに探していたわけではなく、本当にたまたま。
しかも当時でも今と同じくすでに絶滅してしまっていたような状態の中、2台を(別の店で)実際に見て選ぶことができました。
その時選ばなかったほうの個体はその後長いこと売れずに、「カウントダウンセール」と称して最終的には2万円で売られていきました(自分が見たときはたしか60万)。
奥さんはクルマにはまったく関心が無いので、画像すら見せずにルーテシアに決定。
それどころか、左ハンドルであることもあえて黙ってました。
左ハンであることがわかったとき何を言われるかヒヤヒヤしてましたが、ペーパーだった奥さんはその後しばらく左ハンということに気付かずに運転していた、というオチが付きますw
ちなみにこの個体、今やライター/ イラストレーターとして活躍中の遠藤イヅルさんが、ボクが買う前に買う寸前までいった個体そのものなんだとか。
遠藤さんから聞いた情報のおかげで、上級グレードRTのシートを手に入れることもできました。
このシートの換装、購入後の一番大きな出来事ですね。
それ以前も十分気に入ってはいたものの、これで完璧になった、といっていいでしょう。
RNのオリジナルシートは昔のルノーに期待するレベルにはちょっと届かなかったんですが、RTのシートは期待以上、より古いルノーにも負けていないと思います。
シートについては
過去記事にも書いてあるので、よかったら読んでみてください。
ただ、グレードによってこんなに差がある、イタフラは素のグレードがいいと言いながら、素のグレードではシートの良さが味わえないというのはガッカリというか・・・。
結果オーライとはいえ、ちょっと複雑ではありますね。
さてルーテシア、ちょこちょこと手がかかるし、相変わらずエアコンの調子が不安定だったりしますが、足回りをリフレッシュすべくパーツも手配済み、クーラントが漏れているラジエターも手配済み(あとは主治医次第)。
普通ならとっくに捨てられているであろうところを、どれだけ生き永らえさせてやれるかに、これからも挑戦していきます。
Posted at 2015/05/21 21:46:24 | |
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