レギュレーター交換(MOSFETタイプ)❗️
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
真冬になり、普段使用しないグリップヒーターやフォグランプの稼働率が高くなる中、少しでも電力ロスを低減できるアイテムや、発電効率がアップするアイテムがないか模索していたところ、MOSFET式のレギュレーターにたどり着きました❗️
2
写真の左がMOSFETタイプ(新電元製)、右は純正(おそらく新電元製)です。おそらく純正はサイリスタタイプと思います。購入前にサイリスタとMOSFETの違いは色々調べましたが、素人目には難しく読解できた事項は以下の通りです(間違った解釈あるかもしれません…)。サイリスタよりMOSFETの方が、発熱が少ない(パンクしにくい)、高効率(低回転でも電圧安定)、制御が優秀なので充電電圧にシビアなリチウムイオンバッテリー(MFバッテリーにも効果がある様です)との相性が良いと言った感じです。逆に、デメリットとしては、価格が高い、体積が大きくなるので車種によっては取り付けできない、カプラー形状が三相ジェネレータータイプなので、車種によっては変換ハーネスが必要です。
レギュレーターにはオープン式、ショート式の2種類ある様ですが、オープン式はジェネレーターのロスが少なく、ショート式は発熱量が少ないみたいです。
ちなみに、今回使用したレギュレーターはヤマハのYZF R1にも使用されている様です❗️
3
XMAXの車体側から出てるハーネスです。6pカプラーですが4極しか使用されていません。同時購入した変換ハーネスから読み解くと、写真左下がバッテリープラス、右下がバッテリーマイナス、左上と右上がジェネレーターからの入力になるみたいです🤔💦
レギュレーター変換ハーネスは、5p端子ですがジェネレーターは単相の為、1p余ります。色々と調べましたが、1pは遊ばせていても特に問題はない様です。
4
取り付け自体はポン付けですが、レギュレーター本体が純正より大きいため、ボルトは片側しか止められません💦
新たにフレームに穴を開けて、タップでネジ山を作ろうかとも考えましたが、片側止めでも動く事なく固定できました。落下の恐れも無いと思います。
また、クリアランス的に、写真左側のボルト穴にしか固定は難しそうです。右穴で固定すると、ラジエーターカバーに干渉します。
私の場合、左側のボルトで固定してますが、ホーンとのクリアランスがギリギリでしたので、車体の個体差やホーンを社外に交換されている方は、もしかしたら干渉する恐れがあります💦
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電圧の比較です❗️
写真は、アイドリング時(電装品未使用時)の電圧です。
左側が純正のレギュレーターで、右側がMOSFETになります。
電圧差は0.1Vです。
6
写真は、アイドリング時(グリップヒーターMAX使用時)の電圧です。
左側が純正のレギュレーターで、右側がMOSFETになります。
電圧差は0.2Vです。
7
写真は、アイドリング時(グリップヒーターMAX+フォグランプ使用時)の電圧です。
左側が純正のレギュレーターで、右側がMOSFETになります。
電圧差は0.2Vです。
上記の検証では、純正レギュレーター+MFバッテリーとMOSFETレギュレーター+SHORAIバッテリーでの検証なので比較対象にならないかもしれませんが、MOSFETレギュレーターとリチウムイオンバッテリーの相性は良好かと思います😅💦
余談ですが、ネット上では『MOSFETレギュレーターに交換すると、余剰分の電気をジェネレーターに返すためジェネレーターの負担が大きくなり、ジェネレーターの寿命が短くなる』、『ジェネレーターへの負担=エンジンのパワーロスに繋がる』などの記事も目にしました。私の場合は今のところ、不具合もなく、これまたネット上の記事でジェネレーターへの負担は誤差の範囲との記事も目にしましたので、しばらく様子を見ていきたいと思います😅💦
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