みんカラの皆様こんにちは。
最近またコロナ感染症が活動性を増してきまして、地元では毎日20人前後
新規感染者が出ています。感染者は決して多くはないと思うのですが、
治療法がない事や命に関わる感染症ですから、気が抜けないですね。
多分、多くの方がこのクルマに関してインプレッションされていると思います。
今更の様な気もしますが、FF化された1/2シリーズにつき述べてみたいと思います。
FF化されて出てくるメリットは他にもあるかもしれませんが、僕が思うに次の
3つだと思います。
①ドライブシャフトが無くなるので部品点数が減り、コストが下がる。
②部品点数が減るため、同じサイズなら車重が軽くなる。
③ボンネットが短くなりドライブシャフトが無くなるので同じサイズなら
室内空間がFRよりも広く取れる。
1/2シリーズFF化に影響を与えたモデルは多分MBのAクラスだと思います。
MBが300万を切る本体価格で手に入るわけですから、ユーザーの裾野を
広げるのにかなり役に立ったと思います。
BMW 1シリーズは当初はベンツに押され気味だった印象がありましたね。
ただ後期でスタイルの違和感が無くなり118dの登場で売り上げは伸びたのですが…
後1/2シリーズを選ぶユーザーは駆動方式に拘らないというデータもあり
FF化に踏み切ったと思うのですが…
①FF化して基本的なコストが下がっているはずなのに車両価格が下がらない。
118iだと334諭吉ですが、7年前の価格と直接比較をするのは無理なんですが
もう少し安くならなかったのかという疑問とMspになるだけで418諭吉ですよ。
試乗は118iしかやっていないので全体を通すのは無理ですが、普通にアクセルを
入れていくと段々フロントが逃げていく普通のFFです。
情報誌によるとアンダーステアを消す制御を組み込んでいる様ですが、
そんな事にコストをかけて価格が上がるならFF化のメリットは消されます。
それなら素直にお得意のFRのハンドリングで勝負した方がbetterではと思います。
②FF化して軽量化は確かになされていますからココはいかせていると思います。
ただ軽量化したと言っても1390kgの車重がありますからR56MINIの様な
軽快感のあるFFのハンドリングを得る事は難しいかもしれません。
③確かに単純に室内スペースは広くなっているのですが…
リアシートに座ってみると確かに膝周りのスペースは余裕があります。
問題なのは画像では分かりにくいですが、2GCの後席はシートバックが立ち過ぎているんです。
シートに座った姿勢は実は2シリーズクーペの方が楽なんですよ。
FF化してスペースに余裕があるのにシートバックを立て過ぎて座り心地自体が
2シリーズクーペよりも窮屈な印象を受けてしまう…なんかチグハグなんですよ。
1/2シリーズは一家のメインカーとしてある程度コンパクトサイズでスペースに余裕を持たせたいという事と、1/2シリーズユーザーの多くが駆動方式に拘りがない
という事がありFF化したという狙いは分かるのですが、コストやスペースの使い方という面から考えるとどうもメリットを打ち消す作りをしている印象があります。
実はFFのハンドリングで僕が個人的にベンチマークにしているのがR56 MINI
ですけど、アクセルを足して行くと回頭性が変わらぬまま加速するため、実際に
あり得ないけれども回頭性が増して行く様な錯覚を起こすんですよ。
車重1170kgの軽いクルマですからできる芸当だと思います。
車重1400kgの1/2シリーズでは難しい動きだとは思いますが、駆け抜ける喜びを
看板に掲げるBMWは自動制御やx-driveでコントロールしようとしました。
果たして素直に最初からFRにした場合とどちらがコストがかかったか?
例えばM235だとFRでも可能じゃないですか。306psならx-driveは
必要ないですし。ただし室内は狭くなりますから4人が限界でしょうか。
クーペをFRで出すという情報もありますが、これが本当だとしたら…
1シリーズはFF HBで、2グランクーペはFRで分けて出したら面白かったかも
しれないですね。コストの違いやスペース効率、コーナリングの動きなど
FFとFRの違いや煮詰め方が全部比較できますからね。
シートバックが立ち過ぎてなければ、もう少し評価も変わっていたかもしれませんが
現時点では何のためのFF化なのか?
走りの良し悪しという点は現時点では試乗していないので全く分からないのですが、
駆け抜ける喜びをFFで提示しようとしてコスト高になりメリットが分からないと
いうのが現在の1/2シリーズの状況かなと感じます。