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2008年12月01日 イイね!

[Garage] 官能性能と機能美 !?

[Garage] 官能性能と機能美 !?我が家のガレージに、あるクルマが入庫していた。

「BMW・M3 Coupe」

Z3が車検の為、BMWディーラーが用意してくれた代車。
なんともうれしい代車だ。

ディーラー側で Z3を自宅まで取りに来てもらった為、仕事から帰ったら 自宅ガレージにM3が佇んでいた。


ガレージのシャッターが上がり始めると、低い位置のヘッドランプとワイド&ローのスタンスが目の前に現れた。思わず ゾクっとする。まるで獲物に飛び掛るような視線とスタンスは、見慣れた普通の3シリーズとはオーラが違う。中央が盛り上がったエンジンフードは、420ps・V8エンジンのパワーを外観から物語る。ルーフはカーボン(CFRP)製。そのエクステリアとマテリアルに自然と緊張感が走る。また、その機能美にうっとりとしてしまう。

プッシュスターターでエンジンに火を入れる。
ギャオー!!と まるでレーシングカーのようなエンジン音。夜の住宅街に響く あまりの大きな音に近所迷惑かも・・・と小心者な自分と、排気系だけで演出している音ではない本物の音に心が踊る自分。

ゆっくりと走り始めると、あまりの普通さに拍子抜け。エンジンが低回転からでも非常に扱いやすく、MT車とは思えないイージードライブ。しかも静か・・・。あのエンジン始動時のサウンドは何処へ?
しかしエンジンを回し始めるとその豹変ぶりに驚く。1630kgのボディを一瞬で持っていく。
低回転でも高回転でも抜群の性能を見せる。優等生とヤンチャの二面性を兼ね備えるエンジンって普通ないよね。
楽しい!
加速もサウンドも官能的。おもわずニヤニヤしてしまう。

土曜日午前中に返却する予定なので、乗る機会があまりに少ない。
そこで2日後に計画していた愛知への出張を 新幹線で行く予定から、このM3で行く事に変更した。少しでもこの幸運な機会と時間を堪能したい。
新幹線で行く予定よりもずっと早起きし、コーヒーを入れ、M3に乗り込む。
街中でも呆れるほど乗り心地の良い足回りに戸惑い、高速移動では素晴らしいフラット感に感動する。中央自動車道の山岳エリアでもヒラリヒラリと身をこなす。何でだろう?あらゆる速度域で、質の高い足の動きにため息が出る。こんなハイパフォーマンスカー、今まで出会った事ない。タイヤ、サス、そしてボディ、すべてが普通の3シリーズとは別に考えられた、バランスの良さからくる物か・・・。

都内から愛知までの往復長距離移動をこなしても疲れも感じず、まだまだ走りたいと思ってしまった自分。現代のBMWの駆け抜ける喜びを身を持って体験。

このM3で培われた官能性能と機能美は、次期3シリーズに活かされるだろう。
M3はぜったいに買えないけど、普通の3シリーズなら・・・。次期モデルが楽しみである。

■メモ■BMW・Z3 24ヶ月定期点検:走行距離29,224km
      エンジンオイル&フィルター交換。Oリング交換。オルタネータードライブベルト交換。
      コンプレッサーベルト交換。Vベルト交換。ワイパーブレード交換。
Posted at 2008/12/28 00:25:48 | コメント(4) | トラックバック(0) | Garage | クルマ
2008年11月22日 イイね!

[Garage] パノラマ爽快 !?

[Garage] パノラマ爽快 !?我が家のガレージに、あるクルマが入庫していた。

「スバル・エクシーガ GT」

SVXが12ヶ月点検の為、スバルディーラーが用意してくれた代車。
丁度、日本カー・オブ・ザ・イヤーで「モースト・ファン賞」を受賞したと ニュースで流れていただけに、気になっていた車種でもある。

外観は多人数乗り車に見えないワゴンプロポーションだが、実際は3列シートを備える7人乗り。
「多人数乗りのクルマ」と思ってドアを開けて乗り込むと、意外にも運転席のシートポジションは低い位置で、先週試乗した新型オデッセイ アブソルートよりも低く、スポーティな印象を受ける。
ルーフに大きなガラスルーフを備える車種にも関わらず、コーナーで重心がフラフラしない点も、スバルならではの低重心戦略の結果だろう。
パノラマ爽快なガラスを頭上に背負いつつ、走りの良さを兼ね備える車種って貴重な存在だ。
日産・ラフェスタより、運転していて楽しい。サイズが違うけど・・・)

2列目、3列目と目線位置が高くなるので、3列目でも窮屈でもなく、しかも大人が乗れる3列目空間とシートを備えており、パッケージングもマジメに作られている印象を受ける。
走りも気持ち良く、それでいて室内にこもる異音も抑えられており、ドライバーにも、家族にも気持ち良い空間が作られている。

子供が3人、もしくは両親と同居・・・となると、オデッセイと並んで候補となる車種になりそうだ。
まぁ、今の我が家にはまだ必要のないカテゴリーだけど、良く出来たクルマだと納得。

■メモ■SVX12ヶ月定期点検:走行距離87,593km
                    交換部品無し。指摘箇所無し。(バッテリー弱り気味)
Posted at 2008/11/24 22:00:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | Garage | クルマ
2008年08月18日 イイね!

[Garage] 日本車的なモデルチェンジするドイツ車 !?

[Garage] 日本車的なモデルチェンジするドイツ車 !?我が家のガレージに、あるクルマが入庫していた。

「BMW・116i」

Z3が「これ」で入院となり、BMW・ディーラーが用意してくれた代車。
Z3を預けて、電車で帰ろうとお店を出ようとしたら
「1シリーズ、乗って帰ります?」と担当者のお言葉。
135iクーペ!? と興奮しましたが、5ドアの方でした。
それでも ありがたい代車です。

■すぐにBMWだと分かるFRプロポーション
 コーヒーを飲んで待っていると、入り口に代車1シリーズが横付け駐車されてました。
長いノーズ。後方に位置するキャビン。
フロントミッドを象徴する、前進位置のフロントタイヤ。
どの車種にも似てない、BMW1シリーズならではのシルエットは、目をひきます。
いいなぁ。1シリーズ。

2004年に発表されたBMW・1シリーズ。ロングノーズかつキャビンが後方にあるプロポーションは、このクラスでは唯一のFRであることを、プロポーションでも表現しています。何より、遠くからでもメーカーが分かるプロポーションを構築している 数少ないメーカーがBMWだと思います。
(他にはシトロエンがそうかな?)
エクステリアの細部デザインも、Z4から共通するモチーフが随所に織り込まれ、特徴的なサイド面などはドラマチックに自然光で光と影を演出する凹凸面が存在感あるデザインに仕上がっている。対向車で1シリーズが来ると、目が行ってしまうのも、陰影がしっかりと出る存在感あるボディデザインだからなのだろう。
最初に写真で見た時にはヘッドライト周りが「デカすぎない?」と違和感を覚えたが、実車で見ると非常に綺麗にバランスされており、存在感もあります。
Cセグメントの5ドアモデルの中では、非常に存在感あるスタイルで、個人的にも1シリーズは好きな1台です。

■前期と後期で別物のインテリア
 ドアを開けると3シリーズにも近い質感高いインテリアが出迎える。しかし、この内装は大幅なモデルチェンジをしてたどり着いた質感。1シリーズの前期型は、プラスチックのカタマリのようなインテリアで、デビューしてすぐにディーラーに見に行った時に愕然とした記憶があります。
雑誌やネットでは「BMWらしい質感高いインテリア・・・」と1シリーズをインプレッションしていた記事もあり、実車を見るのを楽しみにしていたっけ。最初に乗り込んだ時は「まるで日産マーチみたいな素材使いだな」と思い、「これで300万円近くも出すオーナーがいるのかな?」と思ったけど、そんな自分の思いとは違い、1シリーズは国内で売れに売れました。(笑)
2年後、BMW・1シリーズは内装の大幅なモデルチェンジを実施。インパネデザインも変更され、ドアトリムやステアリングもデザインを変更してきたのだ。デザイン意匠面だけではなく、ソフトパッド化など質感を大幅に向上させてきたのだ。もうこれはプラスチッキーな内装とは誰も言わないだろう。やはり世界的に「1シリーズの内装の質感が低い」事が問題になっていたようで、近年のBMWでは、マイチェンでここまで内装を大幅に手を加えた初めてのモデルでは??
この後期型の内装質感であれば、1シリーズは非常に魅力的なモデルとなったのである。
最初に「質感高い内装」と語った日本のジャーナリスト達は、内装を大幅に手をいれてきたマイチェン後の1シリーズを見て どう思ったのだろうか?

■乗り味はBMWそのもの
 しっとりと重厚感ある乗り味。代車は「116i」グレードで排気量は1600ccだけに 加速は鈍いが、街乗りではまったく不便なし。重厚感あるボディだが、ステアリングを切り込めば鼻先が気持ちよく向きを変えるといった軽快感のある操縦性は、50対50の前後重量配分ならでは。スポーティです!
6速ATは気持ちよく、ステップトロニックというMTモードもあり、気持ちよく反応してくれます。エンジン音もスポーティで、1600ccだと忘れてしまうことも。エンジン音と排気音の気持ちよさ、これもBMWならではの醍醐味ですね。

サイズも日本国内では絶妙なサイズなのではないでしょうか?大きすぎず、小さすぎず・・・。非常に使い易いサイズでした。モデルチェンジ毎に大きくなっている3シリーズに対し、日本では「使いやすく、楽しいBMW」が1シリーズなんですね。


2日間・・・というより、24時間という短い 代車生活でしたが、楽しく気持ちよく付き合えた、1シリーズとの24時間でした。


■市場評価をすぐに改善する 最近の欧州車?
 このBMW1シリーズは、内装は前期型と後期型とはまったくの別物。造形を変えてまでも 質感向上されています。(年改でここまでする!?)
 BMWは先代3シリーズ(E46)やZ3くらいあたりから、前期型と後期型で大幅にデザインに手を加える傾向にあります。最近では、フェイスリフトする3シリーズの写真が公開されましたね。
それまでのBMWを含むドイツ車のマイチェンでは、デザインに大きく手を入れなかったと思います。市場でネガな意見が出ると、デザインまでテコ入れするのが近年のドイツ車のようです。
 極めつけはVWの新型ゴルフ。(6代目 ゴルフIVの写真が公開されましたね)
モデルライフを大幅短縮してまで新型を登場。歴代ゴルフ最短の5年で新型に変わりました。日本市場だと、デザイン面でのネガって聞いた事ない現行ゴルフですが、実は欧州では現行モデルが出た時から「デザインの悪さ」が市場の声となって出ていたそうです。先代モデルが、非常に良く出来ていたからかもしれませんが。ワルター・ダ・シルヴァが率いるようになったVWデザインは、まずは早急に「ゴルフを売れるデザインにしないといけない」と思ったのでしょうね。
まぁ、個人的に現行ゴルフはリアバンパーがボテっとしていて、まるで赤ちゃんのオムツ姿・・・。現行ゴルフが前を走っていると、そのお尻に微笑んでしまう自分です。ネガではないけれど・・・。

ドイツ車の美点は、1モデルを、じっくりと時間をかけて育てるようなモデルライフで、しかもフルモデルチェンジまで長いイメージがありました。
しかし近年のどんどん日本車みたいなマイチェンやフルモデルチェンジするスタイルは、乗り味や性能までも日本車っぽくならなければいいけれど・・・。
(BMW1シリーズは、まだまだドイツ車、BMWらしい味付けのままで安心しました)

マイチェン後のBMW・1シリーズやVW・ゴルフVIを見て、そう思ってしまう今日このごろ・・・。
Posted at 2008/08/18 22:19:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | Garage | クルマ
2008年08月02日 イイね!

[Garage] スタイリッシュ7シーター !?

[Garage] スタイリッシュ7シーター !?我が家に今日まで2日間、あるクルマが入庫中だ。

「プジョー307SW」

2002年にデビューした「プジョー版3シリーズ」の7シーターモデルが「307SW」。
既に本国では今年3月に、次期モデル「308SW」が発表されており、「307SW」はモデル末期ではあるが、今でも色褪せない、魅惑の女性的なスタイルが魅力的。

7シーターとは思えない綺麗なシルエットは、フロントから傾斜の強いAピラーを通りルーフに綺麗に抜けている。フードからサイドに抜けるキャラクターも破綻のないラインで、嫌味が無いボディ。5ドアの「307」より、ホイールベースが110mm伸びた事も伸びやかになり、傾斜強いAピラーを上手くバランスさせている。このスタイルなら 我が家でも多人数乗り車でもいいかも。

特徴的な大きく口を開けた顔は、最新のプジョーと同じ 「猫顔」ファミリーフェイス。
口の悪い人や、1世代前のプジョーが好きな人から見ると、今のプジョーは「化け猫」顔らしい。他のメーカーで「つり眼」が増えた事で、更なるプジョーらしさの演出だと思うが、やさしい女性から男を惑わす悪女的な魅惑な女性に成長したと受け取っても良いと思う。

エクステリアデザインは、国産車にない美しさで構成された「307SW」である。

しかし走り出すと・・・基本設計の古さが出てきてしまう。
今回借りたモデルは2005年に大幅にフェイスリフトされたマイナーチェンジモデルだが、基本設計は2002年にデビューしたもの。実際に運転すると古さが否めない。
ロードノイズも車内に入り込み、普通の4ATなのにギクシャクするシフトアップ&ダウンタイミングは、まるでデビューしたての2ペダルMTのよう。内装も質感低く、部品合わせも悪く、簡単にポロポロと取れてしまう内装部品・・・。
チルトもテレスコも備わっていない上向きポジションのステアリングは、必然的にシートポジションが上昇させないといけない。そうすると傾斜強いフロントガラスが迫ってくる・・・。
307SWの内装で特徴なのが天井の前半分以上がガラスでできた「パノラミックルーフ」。しかしこれも「日産・ラフェスタ」や「トヨタ・エスティマ」、「スバル・エクシーガ」と同手法の7シーターモデルが出てきており、「307SW」のパノラミックルーフは今見るとサイズも小さくて新鮮味も薄い。実際に前席で上を見ると天井が普通にあり、ガラスルーフの恩恵はない。2列目の人専用のアイテムかな?運転してても大きなフロントガラスの方が開放的な印象を受ける。「シトロエン・C4ピカソ」くらいの運転席でも開放感があると、フランス車らしくていいんだけどなぁ。

また「7シーター」と言いながらも、使いづらい3列目や、使用しない3列目は非常に邪魔で、荷物も乗らない。3列目シートは外せるので、外せばそれなりのカーゴルームが出現するが・・・。結構シートも重くて、1度外したら、次回は外そうとは思わないかも。
(外したシートを何処に保管するの?)
「307SW」の3列目シートはしっかりとした作りで、国産車には少ない良い出来だが、
「いざという時の3列シート」的な使い方する日本では、未使用時は不便だと思います。

しかし、そんなネガ面も「ふっ。そんなの小さな事よ」と思ってしまうのは、魅惑のボディなのでしょうか?既に6年が過ぎたモデルとは思えないオーラは、単純に綺麗なプロポーションのおかげなのかな?エーゲブルーの彩度高いボディ色も、このモデルだから似合う綺麗な色で、まるでブルーのドレスを身にまとった煌びやかさ。駐車場で待つ「307SW」は美しかった。美人です。

新型308SWは、写真で見る限り、美しいボディはそのままに、内装や動力面での進化が織り込まれているようだ。
外観も美しいままに、内面に磨きをかけた次期モデル「308SW」が気になるなぁ・・・。

化け猫・・・いや、悪女の魅惑に翻弄された2日間でした。
Posted at 2008/08/02 23:57:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | Garage | クルマ
2008年04月19日 イイね!

[Garage] スバル最後のK-Car !?

[Garage] スバル最後のK-Car !?我が家に2日間、あるクルマが入庫中だ。

「スバル・R2」

先週 報道された、スバル軽自動車関連のニュースもあり、どうしても乗りたいと思ったのが、今回の「R2」だ。

「魅力的な軽自動車」と思いつつも、なかなか運転する機会がなかっただけに、この機会を熱望していた1台だ。今日と明日の2日間、初 R2を運転してみる。

「小さなクルマならではの個性とデザインに重点をおいた。」
2003年発売当時のプレスリリースではこう書かれていた。

「2人乗り(プラス2)」の考えのR1は、造形寸法にも自由度があり、スタイリッシュなデザインで登場したが、R1以上に驚いたのはR2の方である。
限られた軽自動車寸法枠を守りながら、従来のFFパッケージングで、大人4人をしっかり確保する居住空間を取り、それでいて魅力的な造形で登場したからだ。

「箱箱したクルマより、スタイリッシュなクルマに乗ろうよ」といった無言のメッセージを発しているようなそのR2のデザインは、主流の箱箱ハイトワゴンとは真逆のコンセプト。
同じ考えでは(セグメントは違うけど)アルファロメオ147も同じ考えだと思う。
ライバルに比べ室内や荷室をちょっと狭くなっても、外観デザインに寸法をとった考えは、アルファ147とスバルR2に共通する考えだ。
だからといってR2は、「狭!」と思うような室内空間ではない。充分すぎるほど頭上空間もある。主流のハイトワゴンが異常なくらい天井高が高いだけなのだと思う。

初期モデル(A型)と呼ばれるモデルのフロントバンパーは顔周りに表情をつける為、巧みに立体感を出す工夫もされている。限られた寸法の軽自動車ならではの造形工夫だ。
そのフロントバンパーも、グリル開口だけではく、下部開口にも別部品で再現する事で、質感高いバンパーを実現している。
当時のレガシィ(BP/BLのA型)でも3リッターモデルのバンパーで同手法が使われていたが、「軽自動車でここまでやる!?」という凝った作りだった。
(年次改良で部品構成も減り、スッキリしてしまったのは残念・・・)
当時としては異例だったのが、フロントライセンスプレートの中央設置。軽自動車は開口確保の為にオフセットしての取り付けが当たり前の中、スバルならではのシンメトリー配置を実現したのは、内部効率の見直し等のエンジニアの高いレベルが感じ取れた。

リアスタイルは更に魅力的。
引き締まったヒップアップしたお尻と、踏ん張り感あるリアフレア。
今までの鈍重な軽自動車のお尻とはまったく違うアプローチだ。
なにより、デビューして5年近くたった今でも、街中でR2のリアスタイルを見かけるとドキっとしてします。実に魅力的なデザイン。。。


しかし・・・、販売当初から市場評価は良くなかった・・・。

「顔が嫌」「天井が低く狭い」「ワゴンRより狭い」「狭いのに値段が高い」

同じ値段だすなら広いクルマが良いという意見もあったようだが、デザインが個性を出した顔だけに集中してしまったのは残念で、ボディ全体の素晴らしさが伝わってなかった。

たしかに狭いディーラーでは、クルマ全体を見る事は難しいだろう・・・。
特徴的なグリルだけに目が行ってしまうのかもしれない・・・。

しかしデザイン関係者からはR2のデザインは賞賛されていた。
クルマ雑誌に連載されていたオペルのデザイナー児玉氏も、BMWのデザイナー永島氏もR2の軽自動車寸法内でデザインされたとは思えないほどのコメントが書かれていたし、デビュー年には、カースタイリング誌主催の発表年に一番のボディ造形の美しさに送られる「ゴールデンクレイ・トロフィー」を受賞している。

また、「機能美」とも言えるボディデザインでもある。
ぺらぺらなボディでは出せないボディ断面は、ボディ剛性アップに一役かっており、プロポーションの良さは空力にも影響し、燃費の良さに貢献しており軽自動車部門のe-燃費アワードを受賞し続けている。

そこまでR2のデザインは賞賛されていたけれど、上手く販売台数へ活かせなかったのは、かつてのスバルのスペシャリティ「アルシオーネSVX」にも通じるかも。
結局は、一部の好きな人にしか受け入れられなかったのかな。

その後の小さなクルマのデザインにはR1/R2は参考にされていたと思う。
スズキの現行MRワゴンは、リアスタイル構成にR2を参考にしたといわれているし、三菱iのシートデザインはR2とまったく同じデザインなのは不思議としかいえない。また、フィアットの新型500も、デザイン参考車の1台にスバルR1/R2が入っている。言われて見れば、インパネのデザイン、500もR1/R2も似ていると思うのは私だけ?

販売台数は少なく、報道されている内容だとこのまま消滅してしまいそうなR1/R2だが、デザイン的には影響を与えたモデルでもあるのだ。

実用レベルに問題なく、デザインレベルも高い。だが 販売台数にが結びつかなかったクルマ。
SVXを所有する私としては、R2になんとも言いがたい共通点を見つけてしまったのだった。

スバル・R2、新車で買えるうちに購入してみる!?
Posted at 2008/04/19 20:23:05 | コメント(8) | トラックバック(0) | Garage | 日記

プロフィール

「スーパーGT第5戦。スバル・BRZの初優勝!念願ですね。待ってました、この勝利!」
何シテル?   08/18 21:16
スバル・WRX STI(20thアニバーサリー)に乗ってます。 子供が2人になり4人家族となっても2ドアクーペで頑張ってましたが、2011年にSTIに乗り換え...
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