![[SVX] ニューパーツ登場 !? [SVX] ニューパーツ登場 !?](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/carlife/images/UserDiary/7841126/p1m.jpg?ct=b58f166a9549)
90年代に生産終了したスバルのフラッグシップクーペ「アルシオーネSVX」。
今だに古さを感じさせない そのエクステリアデザインには、多くのファンがいる。
しかし販売台数が少なかったこともあり、アフターパーツが少ない事もSVXの特徴だ。
特にエアロパーツ関係が少ない事は、この美しいクルマへの付加物が、気品を損なわず、そしてSVXオーナーを満足させるような、アフター製品の実現が難しかったからなのかもしれない。
純正OPのリアスポイラーでさえ、デザインにこだわるSVXユーザーを満足させるデザインではないのだから・・・。
しかし近年、まるでメーカー純正オプション品のようなサイドスカート(デルタスピード製)がリリースされ、SVXユーザーの中でも、
「後付けエアロは嫌いだが、これなら良い・・・」
「メーカー純正OPで設定されてるようなクォリティ」と言う人もいる。
(実際、デルタスピード製品は、スバルディーラーで購入できるブランドのひとつになっている)
アフター製品でも、SVXの気品を損なわないデザインが出来る事が証明されたのだ。
そして、同等のクォリティを持つ、他エリアへのエアロパーツを求めるSVXオーナーもいるのも事実。
「分かる人にしか分からない、後付け感の無いエアロ」
「今の時代に合うスタイルを、SVXへ高次元に融合するボディパーツ」
そう、エアロというより「SVXと高次元に融合するボディ付加部品」が欲しいと思うユーザーがいるのだ。
サイドスカートは、高次元に融合する製品が登場した。
あと欲しいのは、フロント周りだ。
そう、新しいフロントリップが欲しい。
現在、国内でリリースされている製品を分析すると
1、左右分割タイプのフロントリップ(デルタスピード製)
→物足りない。分割タイプは左右のみ主張され、中央エリアが寂しい。
2、出っ歯的なスタイルのフロントリップ(エボリューション製)
→好き嫌い有るデザイン。出っ歯タイプ。
3、GT系な挑戦的なデザインハーフバンパー(フラットインターナショナル製)
→フロントだけではバランスが成り立たない。専用サイドスカート必須。
4、下方向へボリュームUPしたハーフバンパー(K-STAFF製)
→SVXとの面質が違い、車両全体のバランスが崩れる。
「1」と「2・3・4」。その間を求めるユーザーがいるのではないか?
そこでcloudは考えた。新しいフロントリップスポイラーのコンセプトを・・・。
「もし、現在もSVXがメーカーで生産されていて、そのカタログに純正オプションパーツとして掲載されているフロントリップスポイラーとは・・・」
デルタスピード製サイドスカートとベストマッチしつつも、フロントリップだけ装着してもSVXに違和感を与えないデザイン。
それが、今回のスケッチだ。
スケッチは、多少ハイライト等で形状を主張している。
造形時には、少しのボリュームダウンを見越して描いている。
そう、あの
サイドスカートプロジェクトでも そうであったように・・・。
デザイン意図を伝えるスケッチは明確さが重要。造形する人(モデラー)に意図が伝わる様、少し誇張して描いている。
しかしそのまま誇張されたまま造形され、カタチになると、後付け感ありありのエアロとなる。
SVXでは、そうなってはいけない。
造形段階では、面質の分かるベテランモデラーと一緒に、「造形しては確認」そして「また造形・・・」と
何度もボディとのマッチングを確認する事で、ボディとの造形に一体感が増すのだ。
後付け感のあるエアロを求めるのであれば、造形は1回で終了。すぐに型取り作業へ移行・・・。
しかしSVXのボディデザインには、後付け感を与えるエアロを与えたくない。
この造形意図が分かる人だけに、このリップスポイラーを手にとってほしいから、造形に時間をかけるのだ。
フロントリップのデザインスケッチをもう少し詳しく見てみよう。
ノーマルに比べ、多少のボリュームを与えつつも「出っ歯です!」にならないデザイン。
サイドスカートとのバランスも考慮しつつ、ボディ全体との調和を目指す。
正面から見ると、フロントバンパーの開口へ綺麗に空気が入りこむスタイルがみえつつ、
そのラインが初期型フロントグリル(Ver.E等)の開口ラインと同意匠であることも、SVXユーザーなら気付くだろう。
サイドから見ると、フロントリップの前方へ張り出しは、リアの純正バンパー下部のリップと同じ張り出しであることに気付くだろう。
そう、このフロントリップを装着することで、SVXの全体の調和が取れるスタイルになるのだ。
・・・なーんて書いていますが、すべて空想です。
(期待持ってしまった方、申し訳ございません・・・)
スケッチを描く時は、そんな妄想をしながら描いています。(笑)
久しぶりにパソコンを開く時間がとれたので、こんな絵スケッチを描き、空想ストーリーを考えてみました。(笑)