
信じられません・・・ほんと、悪夢を見ているようです・・・悪夢なら覚めて欲しい・・・これって本当に現実?そして真実?それとも嘘?偽りの真実?もはや、思考回路がぐちゃぐちゃって感じ。だって、いまだに信じられないのだから・・・。
もうみなさんご存知かと思いますが、日本を代表する音楽プロデューサー「小室哲哉」が、譲渡権限のない楽曲が複数存在しているのにも関わらず、小室が手がけた806曲の著作権を売りますと言って兵庫県の投資家から5億円を騙し取ったという疑いで本日朝に逮捕。日本中に衝撃が走りました。
日本でもっとも斬新で最先端の音楽を発信し続けた伝説のユニット「TM NETWORK」。以降、「TM NETWORK」から飛び出した「B'z」、「access」、「電気グルーヴ」等、TMファミリーすべてが大ブレイク!
一方、小室哲哉自身もプロデュース業に専念して小室ファミリーを結成。「篠原涼子 with t.komuro」、「hitomi」、「trf」、「dos」、「globe」、「H Jungle with t」、「華原朋美」、「鈴木あみ」、「安室奈美恵」等、とにかく出すもの出すものすべてが大ヒット!しかも、曲を聴くだけで「あぁ、こりゃ売れるに決まってるわ」と、誰もが思うほど万人受けする絶妙のダンスミュージックサウンドで一世を風靡したんです。
歯車が狂いだしたのは、マスコミが連日報じた「楽曲パクリ疑惑」と「同じ様な曲ばかり」という記事。
これを受けて、小室はより個性的な楽曲を作ろうと洋楽テイストをふんだんに盛り込んだ、斬新でディープな曲作りに励む事に!しかし、これによって支持するのはコア層のみで一般層は次第に離れていく事になります。元気に弾けまくっていたダンスミュージックサウンドは影を潜め、クセが強くマニアックウケなミディアムテンポの洋楽サウンド中心へと変化していってしまったんです。
一度歯車が狂いだすともう元には戻りません。一体何故売れなくなってきたのか?余計に分らなくなった小室哲哉は、いろいろな要素を盛り込んだりしてもがき苦しみます。しかし、大ヒットの法則を忘れてしまった小室哲哉にヒット作を生み出せるはずがありません。小室は吉本興業に拾ってもらい体制を整えます。
その一方で、どうやっても売れ行きが上向かない国内市場に限界を感じた小室は、海外へ事業を展開!すでにアジア圏で圧倒的な知名度を誇る小室なだけに、アジアでアーティストをプロデュースすれば挽回できるだろうと読んでいたのでしょう。マードック氏率いる会社と組み音楽制作会社『ロジャム』を立ち上げるも、1年足らずで赤字になり、結局損失額は70億円に。前妻である元dos ASAMIへの慰謝料も滞り、遂に悪に手を染める事態となってしまったんです。
一時は、預金だけで100億もあったという小室哲哉。普通に生活していれば一生遊んで暮らせるだけの富を得たのに、金銭感覚が麻痺してしまったのでしょうか?
小室哲哉逮捕を受け、avextraxでは小室プロデュースの音楽配信を全曲配信停止に。また、11月、12月、1月と3ヶ月連続リリース予定だった約2年半ぶりのglobeニューシングル(TM NETWORKのカバー曲)の発売もすべて中止したと発表しました。
そして、ソニーミュージックも小室哲哉の逮捕を受けて2008年11月26日(水)に発売予定だった「TM NETWORK THE SINGLES 2」の発売を中止!発売日未定となってしまったんです。
ファンにとっては非常に残念な今回の大発表。社会的影響力を考えると今回の処置はしょうがないとも言えます。問題が無事解決し、「TM NETWORK THE SINGLES 2」が発売される日を祈っています。また、小室哲哉氏も今回の件を重く受け止め、罪を償い、社会復帰する日を心待ちにしています。いまだに小室を越えるプロデューサーは出てきていないのですから、まだまだ現役でがんばっていただきたいですからね☆
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Posted at
2008/11/04 23:33:02