純正マニ拡大加工

整備手帳になってないかと思いますが^^;良ければよろしくお願いします。

タービン加工をする際、一緒にマニも外すのでこの際一気に拡大加工をする事に。

外す手順としてエキマニフランジを緩める際、熱膨張を利用するとボルトが緩み易いと聞いたのである程度熱い位まで暖気しラスペネなどでボルトを急冷しネジ山へ浸透させます。

30分程置きましたらボルトを緩め各部品を取り外します。
この際スタッドボルトも何ヶ所か供回りし一緒にナット毎外れてしまいますので出来れば新品をご購入するのが良いかと。

外す際なのですがエキマニ側だけ外してもタービン側のブロック側ステーを外さないとスタッドボルト分でマニが外れませんのでステー取り外し後揺すって取り外します。

ステーはオイルパンとブロックの間にボルト2本で留まってます。

外しましたらこの様な状態ですのでリューターで根気良くフラットになる様削り込みます。
作業時は保護メガネ、マスク、手袋を身に付けてからの作業をオススメします。

１箇所の作業時間はコンプレッサーとリューター、使用する刃によりますが20分程掛かります。

自分はこの辺りまで削りました。

マニ入口側4箇所が終わり続いて出口側を施工します。

こちらは真円なので削りやすく肉も薄いのでそこまで時間は掛かりませんでした。

施工後の画像はすみません、取り忘れです^^;
全体で大体1.7mm削りました。

作業後はこの様な形になります。

一応マニ内部もリューターが入るギリギリまで削り込んでます。

作業後エアーで切粉を飛ばします。

ヘッド側のガスケット当たり面を洗浄し新品ガスケットを組みます。

その後タービンを仮付けしタービン下側ステーを付ける前にマニを取り付けます。

先にステーを付けてしまうとマニが着きませんでした。

後は元通り組み上げ試運転後異常無ければ大丈夫です。
組み上げ作業時の方が少々時間掛かりました。

施工後、効果はアイドリング時の音質が多少静かになりNA領域の巡航も楽になりました。