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2007年09月30日 イイね!

三回目 マツダ1966年の回顧--3(おかげさまで200万台)のお話 コスモスポーツmm21記♪

三回目 マツダ1966年の回顧--3(おかげさまで200万台)のお話 コスモスポーツmm21記♪こんばんはみんカラの皆様,コスモスポーツのmm21です。今夜は三夜目の夜話です。

短くもマツダ㈱様が短期に販売台数を実現させた物語です。お読み下さい
以下の件です。

 

3  おかげさまで200万台


 東洋工業では,8月22日,同社がマツダ車を生産開始以来200万台目のマツダ車(ファミリア・クーペ)をライン・オフした。
 
 昭和6年10月DA型マツダ3輪トラック1号車を生産して以来,3輪から4トラック,乗用車へと積極的に新しい分野に進出,需要を開拓してきたが,このほど,量産の成果をあらわす200万台記録を達成するに至ったもの。

 同社の最近の生産の伸びは著しく,36年1月に50万台達成,38年3月100万台達成と最初の100万台まで31年余かかったのに対し,100万台から200万台まで3年5ケ月と大幅に期間が短縮された。

                     1966年 8月24日 日本経済新聞



と記述されています。凄い速さで生産台数を伸ばす勢いが伺われる次第です。
この元気は今で言うとZoomZoomということでしょうか。ただ乗る楽しみだけではなく,そこから何か子供の幼い時の素朴な車への憧れを感じさせるとコマーシャルでいうわくわくするような車造りをもう既に地盤固めで3輪トラック車の時代より脈々と整える血潮が感ぜられます。

 皆様みんカラのマツダ株式会社様のご愛用者の方,ロータリーピストンエンジンのご愛用者の方,単一車種販売台数世界一のロードスターご愛用者様,CX-7・デミオ・MPV・ベリーサ・プレマシー・RX-8・アクセラ・アテンザ・スピアーノ・AZ-ワゴン・キャロル・AZ-オフロード・スクラムワゴン,サバンナ,サバンナRX-7,カペラ,ロードペーサー,ファミリアロータリー,ボンゴブレンディetcのお持ちの方々,お持ちでなくとも興味をお持ちの方はこの夜話シリーズで少しでもマツダ株式会社様の歴史の一端を見ていただければありがとう御座います。

 では、今宵のお話はこれで終わりです。心地よいジェットストリームの中におはいり下さい。

 mm21.
Posted at 2007/09/30 22:28:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | コスモスポーツ以外の資料 | クルマ
2007年09月30日 イイね!

コスモスポーツのタイプ中間期(前期・後期の間タイプ)のお話

コスモスポーツのタイプ中間期(前期・後期の間タイプ)のお話





コスモスポーツの前期・後期の中間期車種の存在について


コスモスポーツのフルモデルチェンジとマイナーチェンジからの見方で変わります。



フルモデルチェンジの見方
 一般的前期(昭和42-43年式)と後期(昭和43年後半-47年式)


マイナーチェンジでの見方
 前期(昭和42-43年式)と中間期(昭和43-44年式)と後期(昭和44-47式)の見方があります。


mm21の昭和44年式車がこの中間期に当たります。

1 ホイールベース:確かに235mmです。後期なんです。
2 バンパー形状:これも後期タイプ。
3 サイドミラー:前期のメッキタイプで前期型。
4 タイヤ:確かに15インチで後期型
5 フロントグリル形状:開口ですので後期タイプ。
6 テールライトに駐車用ポジション:無いので前期タイプ。
7 ヘッドレスト:無いので前期タイプ。
8 馬力:128馬力。後期タイプ。
9 バッテリー位置:助手席の後にボックスタイプ。後期タイプ。
10 真空倍力装置:ありで後期タイプ。
11 サイドウインカー:丸めの前期タイプ。
12 クーラーの配管の目印位置。ありで後期タイプ。
13 色:前期タイプのグレータイプのマーガレットホワイト。


    
とこの辺が中間タイプのコスモスポーツの特色でしょうか。

番外編

14 マフラー:6タイプあり。前期の2-3番あたりです。当然ですが,素直なロータリーサウンドで音は耳に響く車種です。年式が47年に近づく程静かになります。
15 キャブレター:4タイプの内の後期。少しマイルドですか。


と社内では改良につぐ改良の連続だったようです。
マフラーやキャブレターが何種類も存在する自体。異例です。

正確にはコスモスポーツはロータリーエンジンの開発実験室であり実験を確認する場でもあった訳です。
   
販売価格云々はこの内容でお解りの通り現在のものの価値のレートで換算で不可能な部分が多分に含まれた技術の粋の賜物なのです。
 現状の中古車市場や某オークションで出品された方の懐を考えると決まる価格が半分以下で悲しくなる様です。
 本来はエンジン単体だけでも***万年の現状です。
 400万以上の価格帯の世界がこれから到来するのでしょう。


 自分で純正部品注文して品種の多いことに驚かされ、何年式のタイプはなんですか,ボデー番号はなんですかとの問合せの経緯が過去に何回もありました。

 パーツリストの番号が総べてでない部分大いに有りました。黒で焼付け艶消しのアルミニュームのインストロパネルは無垢の削り出しの品です。

 新品パーツの化粧回しが凄いです。単にビニール系の包装と表現するにはもったいない包装の装丁でした。

 すべてがマークやロゴが何故か真っ赤な原色で印刷されているのです。他の補機類の化粧回しはそれなりのスカイブルーなのですが、これだけが真っ赤なフェラーフの赤と表現していいのか判りませんが一際輝く部品装丁でした。

 この商品だけは一番部品の中で大切に保管しています。予備と言ってしまえはそれまでのことですが新品とは素晴らしいとコスモスポーツの存在価値を省みる昨今でした。今でも新品のインパネを見た夜は眠れなくなりますよ!

 


 以上が1187台中のほんの数十台しか存在しなかった車種のご報告でした。

 
Posted at 2007/09/30 10:26:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | コスモスポーツ | クルマ
2007年09月29日 イイね!

二回目 マツダ1966年の回顧---2(宇品工場の起源)コスモスポーツご縁のある工場のお話

二回目 マツダ1966年の回顧---2(宇品工場の起源)コスモスポーツご縁のある工場のお話マツダ技術通信 No.36 二回目の夜話です。

マツダ66年の回顧の二夜目です、

回顧の要約を写しとして以下に記述しました。

1966年もいよいよ12月となり,あとは新しい年を迎えるばかりとなった。
思い起してみれば,今年もまたいろいろなできごとがあったようだ。嬉しかったこと,悲しかったこと,それらの一つ一つがわれわれにとって忘れがたい思い出といえよう。
 ゆく年をおしみ,また,今年の思い出をもう一度噛みしめるつもりで,業界紙のスクラップの中からマツダに関するニュースの回顧をしてみることにした。

1.マツダ・ルーチェ登場

 東洋工業は,かねてより発売をうわさされていた新型6人乗り乗用車“マツダ・ルーチェ”を8月20日より発売すると発表した。

 ルーチェは,これからのテーマである高速ツーリングを十分に考慮し,OHC1,500cc,78馬力の高性能エンジンを搭載,クルージング・マキシマ・スピード 150km/hを誇る高性能車である。

 また室内も,1,500ccクラスでは最も広く,6人がゆったりと座れるハイクラスなファミリー・カーで,安全性にも十分な配慮がなされている。加えて,ユーザの利便をはかるため,最大限にメインテナンス・フリーがほどこされている。

 東洋工業では当面月産1,000台を予定」し,宇品工場完成(10月稼動)時には3,000台生産を見込んでいる。


1966年8月7日 日刊工業新聞

と記述されていました。この時期にイタリアの有名デザイナー ベルトーネ氏デザインのルーチェの工場が宇品工場の歴史の始まりが理解されます。

 写真はマツダオート広島中央営業所の横でのパレード写真でした。




2007年09月28日 イイね!

マツダ技術通信No.36-1 サービスカーに乗る方へ

マツダ技術通信No.36-1 サービスカーに乗る方へ 原文通りです。

 白と青のツートン・カラーに塗られたマツダのサービス・カーは、今日も町に,村に,日本のすみずみまで駆っていることであろう。
 ところで,このサービス・カーの交通マナーは,自動車を運転する人の模範であってほしいものである。いつだったか,交通マナーの悪いのは,タクシー,ダンプ・カー,自動車業者のサービスカーだと云った人がいた。たしかに,これらを運転する人達は,運転技量もオーナ・ドライバよりはるかに優れているだけに,前をモタモタされると,つい無理にも追い越したく心理も理解できないことはない。
 しかし,あなたの運転しているサービス・カーのボデーには,○○マツダと大書きされているはずである。そんな車が,無理な追い越しをしたり,割り込みをしているようでは,ユーザにマツダ不信をわざわざ植え込んでいるようなものである。
 むろん,このことはサービス・カーに乗る人のみならず,殊に目立つサービス・カーは,正しい交通マナーを守りたいものである。

と言う件(くだり)でした。何か規則を遵守する社員像が思い浮かばれる文章です。

写真のカットタイトルは薄日とつけてあります。

最近はマツダ様のサービス・カーをあまり見かけませんね。
見かけた方いらっしゃるようでしたら、お知らせください。

この小冊子は,マツダのデーラ(現在でしたら、表現がディーラーでしょうか)の職員向けの冊子であることが判ります。

時代を映す記事でしょうかね。
とりあえず,本日はこれで終わりでした。

ではでは。
Posted at 2007/09/29 00:16:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | コスモスポーツ資料 | クルマ
2007年09月28日 イイね!

コスモスポーツ試作60台の続編!!

コスモスポーツ試作60台の続編!!











この表紙が当時、東洋工業株式会社時代の
一流企業が挙って出した技術書です。

  目次 

   サービスカーに乗る方へ--------------------------1
   マツダ1966年の回顧---------------------------2
   ディーゼルエンジン入門 燃料噴射弁---------------5
   自動車工学 コンロッドとクランクシャフト--------------11
   一時停止----------------------------------17
   13th東京モーター・ショー-------------------------18
   こんにちは技術通信です 薩摩マツダ----------21
   秘密兵器シリーズ リア・サイド・ガラス取外し工具---23
   クイズ・コーナー--------------------------------24
   実力診断----------------------------------25
   ボルグワーナー スパークプラグ---------------------30
   板金講座 部品の脱着およびはんだ成型------36
   正解と解説--------------------------------42
   編集後記----------------------------------47

                     でした。

相当ボリュームのある内容です。携わっていた方は数名いたと思い浮かべられます。

次回は1ページ目の内容をアップ予定して見ます。その節はご覧くださいね。

ではでは。




   
   
   
Posted at 2007/09/28 19:10:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | コスモスポーツ資料 | クルマ

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「Made in sanngetsuの国産品です。 http://cvw.jp/b/217393/45238183/
何シテル?   06/30 12:57
東洋工業株式会社時よりマツダ車を乗り続けた人間です。初めて社会にでて購入した車が小学生の時、晴海の自動車ショウで見たCosmoSportでした。購入当初、癖のあ...
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