• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

q-wrgy60のブログ一覧

2023年05月17日 イイね!

燃料噴射ポンプの漏れ対策。その後。

半年ほど暖めておいた(サボっていたとも言う)ネタを。


一度は落ち着いた燃料漏れが、再発したのは昨年の11月で御座います。
車上で交換出来るところを治したら、程なくして他から漏れる様に。
やっぱりパッキンは、同じ様に劣化しているのです。
今回は車上では無理な箇所からの漏れでしたので、満を持してポンプ外して巨匠にお願いしちゃう事にしました。

先ずはポンプを外すところから。

作業性を考慮し、スペースの確保。


パズルな燃料配管は、何度か着け外しして復旧時のイメトレもしました。



クランクに41mmのソケット嵌めて、ZZとZを合わせます。


巨匠から送って頂いたプーラーでギアを外せば、あとはポンプを固定しているナット3個を緩めて摘出です。


燃料噴射ポンプの居ないエンジンルーム。
この景色観ちゃったら、マウント交換したくなっちゃうでしょ?


今回漏れたのは、たぶんこのパッキン。
もちろん、シールキットのパッキンは全て替えてもらいます。


摘出したポンプ。
物置前に転がしてあるEGR配管を利用して、ポンプ内に残った軽油を滴下させます。
じゃないと、巨匠に送るべく梱包した段ボールが、軽油でフニャフニャになっちゃいますからね。
その間もシコシコ磨いて、少しでも分解する人が気持ち良く作業できる様に、汚れは落としてみました。

そんなこんなで、忙しい中を時間作って分解整備してくれた巨匠から連絡を頂き、復帰前日に準備をしていた時のこと。
そう言えば、ルームランプ点いてないじゃん?
まさかね?
と、バッテリーの電圧を計測してみましたら。
2つとも見たくない電圧まで放電してやんの。
まあ、充電器持ってるし〜なんて、軽い気持ちで充電開始してみたら、ソッコーで充電器のヒューズが飛びまくります。
きっと放電し過ぎて、電流が高くなっちゃうんでしょうね。

さて困りました。
そんな時はまず、近くの頼れる盟友ナガイさんへ連絡。
なんせ24vの充電なんて、そう簡単にはいきません。

ですが、頼れる男はやっぱり格が違いました。
電流から調整出来て、ゆっくりジワジワ充電出来ちゃうマシーンをお借りする事が出来ました。
持つべきものは、友です。
お陰で翌日の巨匠による出張組み付けに間に合いました。

翌日は朝から、分解整備したポンプを携え現れた巨匠に感謝しながら機械出しのお手伝いを。
やっぱり餅は餅屋、サファリの事なら右に出るものは居ない巨匠、手際の良い作業に興味津々で講義を交えながらの、非常にタメになる時間を過ごす事が出来ました。

お待ちかねのクランキングも元気に回り、ポンピングを繰り返しながら程なくして初爆を迎える事が出来ました。
燃料噴射ポンプや、今回外して復旧した配管・ホース周りからの滲みも無さそう。
暖気も兼ねての燃調も音を聴きながら「取り敢えずこれで試走して、黒煙の様子をみましょう」とサラリと調整しちゃう巨匠。
チカラは充分出ていますので、黒煙出ない仕様の薄めに調整して貰いました。

これでしばらくは燃料噴射ポンプで悩まされる事は無くなりました。
車齢30年越え、走行には支障が無いので放置しているところもちょこちょことお手入れしていかなきゃですね〜
  
Posted at 2023/05/24 08:12:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年12月27日 イイね!

思いついちゃったサファリのリフレッシュ。

再発した燃料噴射ポンプからの燃料漏れでガランとしたエンジンルームを眺めていて、思いついちゃいました。
コレって、チャンスじゃね?

って事で、エンジンマウントのついでにミッションマウントも注文してサクッと交換しちゃう事にしました。
実際は納期に10日ほど掛かってからの作業でしたが。

事前に諸先輩方のブログを読み漁り、ジャッキアップポイントを、エンジン右前角部とエアコンコンプレッサーマウントにしました。
純正ジャッキと枕木の組み合わせは、良い子のみんなは真似しない様に。

そして恒例の新旧比較。



っていうか、すでに使用限界は迎えていた様で、両側とも外した時はくっ付いていましたが持ち上げたら剥がれました。
岩を舐める様な走りしかしてなくて良かったです。

そんな感じでサクッと両側交換。



エンジンマウントから生えているボルトって、何であんなに長いんでしょう?
おかげで結構エンジン持ち上げないと外せないったら。
最悪ぶった斬ろうと覚悟していましたが、何とか持ち上がりました。

続いてミッションマウント。

コチラはミッション支えておいて、メンバーを外せば、至極カンタン。

位置決めの出っ張りが有るので、向きにご注意を。
それとメンバーのフレームと結合する穴が1箇所だけ(左前外側)遊びが少ないので、取り付ける時はそこのボルトから付けて下さい。
自分は気付かず最後にそこのボルトを入れようとして、かなり苦戦しました。
普段は入れ上手なんですけどね。
結局、外して付け直しました。
意外と重かったです、メンバー。

マウント交換後の感想は?
というと、まぁ良くなりましたよ。
アイドリングでチャラチャラ言っていた鍵が、静かになりました。
それとお隣さんから、「静かになりましたけど何したんですか?」って聞かれました。
持ち主より周りに効果がある様です。
Posted at 2022/12/27 21:57:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年11月08日 イイね!

ご近所の廃道散策。

紅葉も綺麗になってきたし、寒くなる前に野営しませんか?のお誘いを受け、神流川流域に狙いを定め、廃道探しをしてきました。

メンバーは群馬の盟友ナガイさんと、最近群馬に骨を埋める覚悟を持ってやってきたY61最終乗りさんの3台。
スーパーで待ち合わせ&仕入れを早々に済ませたら、いざ神流川沿いを遡上します。

まず、Google mapの衛星画像で当たりを付けた候補1へ。

ひっくり返るんじゃなかろうかとドキドキする急勾配な支線も合わせて、結構なエグれの溝を跨ぎつつなかなかの荒れ具合。
これは期待出来そうと思うも、それほど距離も稼げずにストップ。

恐らくは数年前の台風で地面が流されて、ココは勇気ある撤退。
この先も結構荒れていて楽しそうなのが悔やまれます。

続いて候補2へ。

コチラは、まぁ軽トラでも行けるかな程度ですが、あまり人の入った気配無し。
それもそのはず。

例に漏れず、崩れてトウセンボ。
ですが、岩を積み治せば行けなくもなさそう。
その先も自前の2駆で下見しましたが、アトラクション有りの走り応えは充分そう。
候補2は、一次選考通過です。

時間もそこそこ経過して、そろそろ野営地も決めなければという事で、盤石のミカボ林道へ向かう事に。
途中、真新しいトンネル脇の旧道にハンドルを切ると程なくして道が途絶えました。
数十m先に続きの道が見えるも、スッポリ抜けておりまして、ふと下を見てみると・・・。

あられも亡きお姿が。
上を見ると荒々しく大きな岩が飛び出た岩壁がそそり立つところからして、落石に叩き落とされたご様子。
ご冥福をお祈り致します。
だから治さずトンネルにしたんですね、きっと。

我々もソソクサと退散し、真新しくも細いトンネルを抜けて、尾根伝いのミカボ林道へ。
今宵は展望スポットを野営地としました。

Y61乗りさんは夕食を共にした後、翌日はご奉仕の為、帰着の途に着きました。

さすがの展望スポット、夜がふけても鹿以外にも入れ替わり訪れてくる方々がいて、そんな中でも志しの同じくしてそうな東京のジムニー乗りさん方と友好を深めさせて頂き、有意義な時間を過ごせました。

しかしながら標高1000mは、寒かった。
昨年末に嫁様を「同じ15%オフなら、6,000円お得なコッチの寝袋が良いよ」と無事に騙くらかしたモンベル寝袋でも、冷えたつま先ではなかなか寝付く事が出来ませんでした。
次回からはちゃんとミニマグマ(ホッカイロ)を足指に挟んで備えようと心に誓いました。

まだまだコロナの終息は見えてきませんが、感染防止を行いつつ距離をとって、ウロウロ・リフレッシュしていきたいと思います。


Posted at 2022/11/08 02:26:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年10月25日 イイね!

燃料噴射ポンプの漏れ対策。

ふとした時に出来ていたサファリさん下の駐車場のシミ。
何だべ?と覗いてみると、フロントデフ玉にも濡れた跡が。
触手確認は脂っぽく、臭いは間違い無く軽油。
フロントデフ玉の直上と言えば・・・。

そうです、ディーゼルエンジンの肝とも言える噴射ポンプ様が居られるところ。
マジか〜とうなだれつつ、ボンネットを開けて他であって欲しいと願いつつも、噴射ノズルから配管、燃料ホース周りはカラッと埃っぽく、願い叶わず本丸後方がシットリしているご様子。

コレは面倒なパターンになりそうだな〜、先ずはこのポンプの生みの親に連絡をしなきゃと思っていると、群馬の盟友ナガイさんから他のお友達のカスタム情報が。

写真添付してこんな感じと残念情報を返信しましたら、「コレ、僕のも以前同じ感じになった事が有りましたよ。確かパッキン交換数百円だった記憶が。でも特殊工具が必要なんですよね〜。聞いてみます!」って、こんな近くにも頼れる仲間が居た事に感謝しか有りません。

さすがナガイトレーディングのネットワークは凄まじく、その日のうちに部品・特殊工具・職人・作業場所の手配を済ませて頂きまして、「あとは部品の入荷待ちです。コレで治れば良いですね〜」って、あなた、どんだけスゴイ人?

そんなこんなで無事金曜には部品も入荷し、交換の儀と成りました。

交換するのはこの部品。
納品書には200円也の文字。
しかし、ここに至るにはポンプからノズルへの配管を2本ほど外さなくてはならず、職人を以ってしてもソコソコの手間が掛かっていました。
コレ、自分でやったら難儀したはず。
何が大変って、途中の配管抑えが手が入らないんですよね。

無事、摘出。

前回は特殊工具が無く自作したから大変だったよね〜なんて、軽く仰る職人。
コレもわざわざ特殊工具を郵送してくれたポンプの生みの親である巨匠のお陰です。


摘出したOリング。
ギュと摘めばしっかりヒビ割れ、新品と比べても明らかに硬くなっていました。

シリコングリスを塗り込みキャップにセットしたら元に戻して、試運転。
先ずはエア抜きせずにクランキング。
3〜5秒ほどで呆気なく火が入り、何度か軽くアクセルを煽ってあげると、いつも通りのリズムに戻りました。

パーツクリーナーでポンプを乾かし、新たな滲みを監視するもの平気そう。
暫く通常通りの運行で、様子を見ることとしました。

通常で有ればディーラーへ持ち込みリビルトポンプ20諭吉となりうるところ、部品代と職人の日当、動いて頂いた方々への御礼で済んだのも、仲間あっての繋がりが有ってこそ。

こんな世の中になりましたが、仲間との交流は形を変えつつも続けて行かなければですね。

以上、空の上からでした。

Posted at 2022/10/25 12:11:37 | コメント(1) | トラックバック(0)
2022年06月12日 イイね!

夏の憂鬱、その後。

昨年の夏に動き出しはしたものの、その後は停滞していた水温センサーの追加設置。
色々眺めて調べまって、やっぱりココかなと。

純正水温センサーの下、ブロックから戻ってきたエンジンの温度がよく分かる場所。
オルタネータブラケットが近いので、干渉しない様に設置出来るのか、下穴あけてネジ加工できるだけの板厚があるのか、バラしてみないとです。

どうせバラすなら、水まわりのホースもサーモスタットも交換する事にしました。

あと、ラジエーターのホットとリターン、暖房のホットとリターンも。


クーラント抜いてホース類を取っ払ったら、ご開帳。
真冬の長い下り坂で純正水温計がcoolの一歩手前まで下がりまくってたので、サーモも交換。

そして今回の本丸、センサー設置部もご開帳。

折角ですからコイツも。

綺麗さっぱり、抜き取ってやりました。
真下から渾身の力を込めて緩めましたが、このまま外してはエチレングリコールを頭から浴びてしまいますので、エクステンション3本繋げてフェンダー内のフレームとの隙間からアクセス。
甘い香りに包まれずに済みました。

アク抜き中に30年の垢を落とします。

密着してたゴムなんだか、

かなりの厚みで固着していましたが、ヤスリでゴリゴリ磨きます。

貧乏人は可能な限り再利用です。
パッキンの合わせ面は細かいヤスリで、それ以外の外面はワイヤーブラシで磨いてやりました。
結構、ピカピカになるもんです。

さて、穴位置の考察です。

今回明ける穴は1/8PTネジ、下穴径は8.2mm。
温度センサーの最外径は16mmでしたので、ラジエーターからの戻り配管から10mmの所に線を引き、この部品の取り付けボルト穴から8mm逃がした所に当たりをつけました。

ポンチ打って、2mm→4mm→6mm→8.2mmと段階を踏んで下穴を明けたら、

傾きとPTネジですから深さに注意しながらタップ立てて、仮組みしながら微調整。

脱脂をしたら本組み。

敢えての黒色。

しっかりセンサー部が出ているのを確認しつつ、14mmのスパナで締めます。

仮組みしてみれば、

ブラケットとの干渉も無く、完璧。
センサー異常で外す時はオルタネータを外す様です。

それでは組んで行きます。
OリングとヘッドAssyのパッキンを交換して、

サーモスタットも新品に交換。
ボルトのネジ部には、いつものシリコングリスを。
トルクが馴染みやすい様にというのも有りますが、次回のバラす時に効果が有るかと。

ホースも新品交換で戻して復旧完了。

クーラントを水で割ったら、いざ始動。

ウォッシャー液のボトルに付いてくるジャバラの口にペットボトルを付けて簡易ジョウゴ。
口がピッタリで、エア抜きに持ってこい。
ゴボゴボっと減っていったら追加してあげて、その間に散らかした道具のお片付けを済ませたら無事終了。

純正水温計が動き出す時に追加水温計は50℃ほど。
ちゃんと動いてそうです。

時間の関係で試走には行けませんでしたが、来週末の遠征には間に合いました。
野辺山への登りで、真価を発揮してくれるでしょう。
Posted at 2022/06/13 00:29:05 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「久々の北海道帰省withサファリ」
何シテル?   01/01 18:07
q-wrgy60です。日産サファリY60に2台乗り継いで16年、セレナC24→C26と乗り継いで13年ですが、別に日産党という訳では無く、サファリは前後コイルリ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

マキノ高原メタセコイヤ並木 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/08/02 06:42:22
クラッチシリンダー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/05/25 02:43:23
朝霧高原駐車場へ。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/06/15 00:46:00

愛車一覧

日産 サファリ 日産 サファリ
エクストラワゴン標準ルーフ グランロード TD42 with JohnTurbo2号 M ...
日産 セレナハイブリッド 日産 セレナハイブリッド
C24からの乗り換えです。 サードシートがスライドせず、窓も嵌め殺しなのは 残念ですが、 ...
日産 セレナ 日産 セレナ
購入当時、両側スライドドアの5ナンバーがC24セレナだけでした。 ハイルーフということも ...
日産 サファリ 日産 サファリ
ハードトップワゴンAD TD42 M/Tでした。

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation