
私の愛するベルギーについて皆さんにご紹介致します。
私オンボロベンツ乗りですが、今では日本でしがないサラリーマンをしておりますが、大学を卒業してからベルギーで現地企業に勤務しておりました。
日本社会を知る前にベルギーで社会人になったため、自分の社会人としての社会性形成には随分影響を及ぼしたと思います。
日本の時間に追われる生活とは大きく異なる時間の流れ方をする国です。
新しい建物も歴史的な建物や雰囲気を壊さぬように建てられており面白い雰囲気を醸し出していたり、12~13世紀の風景がそのまま残されている街があったり。。。
今回2018年5月に1週間ブリュッセルにある大学院に通わなくてはならなかったので、久しぶりに乗り換え以外にベルギーにじっくり滞在できる20年振りの訪問になりました。
1週間プラス休日祝日の合計10日間で3件のホテルに宿泊して、お勉強も懐かしい街の雰囲気を楽しむことも20年振りにエンジョイしました。
移民が増えたことで随分街の雰囲気は変わってしまっていましたが、それでも昔のベルギーの良さは存分に残っていました。
大学院のアレンジでホテルは予約してもらえたのですが、最初の1泊だけそのホテルが取れなかったそうで、ブリュッセルの北駅に近いロジェにあるクラウンプラザホテルに宿泊しました。
その部屋の窓から見た風景がこの写真です。

随分昔とは変わりましたが、何だか「これぞベルギー」と言える雰囲気なんですね~。
ブリュッセルの街を歩いてみると随分と20年前と変わっていることに気付きました。
昔幹線道路で渋滞していた道路が次の2枚の写真のように歩行者専用道路に変わっていました。
とは言っても、思い切り工事中なのでここ5年ぐらいに変わったのだと思います。
日本と違って工事には時間が掛かるのでいつ完成するのか分かりません。
そしてブリュッセルと言えば一番有名なのは美しいグランプラスという広場とそれを取り囲む市庁舎やギルドハウスです。

夜になるとライトアップされて幻想的な風景になります。
そしてベルギーでブリュッセル以上に有名なのがブルージュという街です。
実際にはブルージュはフラマン語(オランダ語)圏なのでブルージュ(フランス語)ではなくブルッヘ(Brugge)というのが現地での地名です。
12・13世紀の風景がそのまま残っている街中が歴史から取り残された美術館のような街です。
重要な港湾都市であったにもかかわらずヘドロが堆積して港湾の機能が止まってしまったのが歴史に取り残された原因だとのことです。

よく絵葉書や旅行ガイドに出てくる撮影スポットです。
そしてブルージュの駅の近くにある愛の湖公園の写真です。
私がベルギーを愛する理由はたくさんありますが、理由の一つがどの街に行ってもいつも聴こえるカリヨンという鐘楼の鐘の音です。
YouTubeで「ブルージュ」「カリヨン」と入れて頂くとブルージュのカリヨンの音色をお聴き頂けます。
ブルージュのカリヨンの音が私は一番好きで、この音色を聴くと心が洗われます。
観光客でワサワサしていますが、20年ぶりに生カリヨンの音色を聴き、思わず涙が出そうになりました。。。
そのカリヨン(鐘楼)が以下の写真です。
おなかが空いて鐘楼前のマルクト広場のレストランで撮影したので、いつも通りセンスのない写真です。。。
そのブルージュから北東の方向にあるダムの街に向かう運河沿いの道はフランドル(フランダース)地方の典型的な風景です。
そのブルージュから知り合いの住むアントワープに電車で移動しました。
アントワープは英語名なので、フラマン語ではアントウェルペン(Antwerpen)と呼びます。
このアントワープにある中央駅はルネサンス調の建築で有名で、美術関連のテレビ番組にも出てくることがあります。
昔は突き当り式の欧州独特の終点駅でしたが、今では3層構造の凄いターミナル駅に変貌していました。

いかがでしょうか、これが中央駅の内装だと思いますか???
この日は丁度アントワープ中央駅の駅前に観覧車が出ていました。
アントワープ(Antwerpen)の地名の由来は、昔シュケルデ川沿いに住んでいて重税を課していた巨人の右手を切って投げ捨てたことであるとされています。
ホラーのようなお話ですが、まぁこれが由来なので事実なのでしょう。。。
市役所前の広場にこの右手を投げる像が立っています。

真ん中のブロンズ像がまさにそれで、思い切り投げるポーズです。
そしてアントワープと言えばフランダースの犬ですよね。
ネロは見たかった「キリスト降架」の絵を見ることが出来ましたが、そのまま愛犬パトラッシュと一緒に凍死してしまいました。
それがこのノートルダム大聖堂です。
色々書いていたらいつまでもお話が終わらなくなってしまいました。。。
またいつか機会があればベルギーネタをまた記載しようと思います。
食事という観点では、フライドポテトの発祥の国であり、ムール貝の白ワイン蒸し、チョコレート、そしてビールと美食の嵐です。
お隣のオランダは正直言って食事は悲惨ですが、打って変わってベルギーは食事が美味しいです。
私の大好きなムール貝の白ワイン蒸しの写真をご紹介して今回の記事を終わります。
ではまた。。。