2024年5月15日 クライメートコントロールユニットを購入することが出来たので動作確認を行いました

2024年5月15日

我が愛車W210後期ワゴン (S210)E320アバンギャルドのクライメートコントロールユニット (エアコンスイッチ)のスペアパーツを購入してストックする為、先日は既設のユニットの品番確認を行いました。
そして該当する個体を発見したので早速購入し届いたので、ちゃんと動作するのかを確認してみました。

製品の外観を見る限りそれ程程度が悪いわけでもなく、外観的には良品と言える個体でした。

大きなコネクタを繋ぐ箇所が2カ所ありますが、特にピン折れも無く問題無さそうです。

前回既設のユニットの品番を確認したのと同じ210 830 32 85で間違いありませんね。

こちらは既設のクライメートコントロールユニットです。

また例のポルシェ純正SSTを2本用いてユニットを引っ張り出します。

この写真の真ん中にあるのがロック機構です。

既設のユニットをズボッと引き出しました。

左右ともに同じ構造の大型コネクタが使われています。

灰色のロックが固定爪で留められています。
固定爪を押してロック機構を解除して、灰色のレバーを手前に引くと大きなコネクタが浮き上がって外れます。

反対側の大型コネクタも同様に外しました。

今回購入したスペアのユニットは良く分からないブルーのマーキングが入っているので分かり易いですね。

新規購入のこのスペアユニットはボタン部分のプロテイン塗装が劣化して剥がれている部分がありますね。
これはアルコールで拭くことで塗装を除去することが出来るので、実際に使用することになった時に処理しようと思います。

こんな感じで全てのボタンが動作するのか、そしてボタン操作で実際にエアコンが動作するのかを確認しました。

1点課題点を発見しました。
分かり難いですが、上の写真はライトを点灯していない状態で、こちらの写真はライト点灯時です。
ユニットの上にあるリアワイパーやシートヒーターのスイッチ、そして下のナビ・オーディオパネルのボタンはオレンジ色に光っているものの、このクライメートコントロールユニットの液晶画面はオレンジ色っぽくイルミが点いていませんよね。
玉切れなのか、それともイルミ機構が壊れているのかを確認します。

クライメートコントロールユニットの底面真ん中にこのように電球が白いソケットにはまった状態で挿入されています。
白色の電球ソケットのピンが折れていますね。

右が今回購入したスペアユニットに刺さっていた壊れたソケット、左が既設ユニットから取り出したソケットです。
左のソケットを今回購入のスペアユニットに挿入してイルミが点くか確認します。

既設ユニットから取り出したソケットをスペアユニットに挿入しました。

ちゃんとイルミが点灯し、液晶画面がオレンジ色に光りました!!!

壊れたソケットに刺さっている電球を確認しましたが、老眼の私の目で観察した限りではフィラメントが切れているようには見えませんでした。
この時は再確認しませんでしたが、また次の週末にでも電球を入れ替えてスペア品のイルミ不点灯の原因が電球切れなのか、ソケットの白色の脚の部分が破壊されたのが原因なのか特定しようと思います。

今回購入のスペアユニットを使う時イコール既設のユニットが壊れた時ということなので、ソケット＋電球を既設ユニットからスペアユニットに移設すれば良いだけの話ですが、このソケットと電球が廃番になって入手出来なくなる可能性もゼロではないので、ソケット＋電球を新品交換しておく方が安全かも知れませんね。
以前この電球を購入した際には500円台だったと記憶しています。
ソケットの値段は不明ですが、もしソケットが2000円!!!とかするようであれば新品購入は中止にするかもしれません。。。
電球＋ソケットで1000円チョイで買えるのが理想です!!!

こんなわけで無事にクライメートコントロールユニットのスペアユニットを入手し、イルミ電球切れという点以外は動作にも全く問題が無いことの確認が取れました。
これで安心してオンボロベンツ号に乗り続けることが出来そうです。