ATLAS (アトラス) バイクリフター  

我が家は東京都多摩地区にあり、23区外とは言え土地には余裕のない場所に建っています。
これまで我が愛車W210後期ワゴン (S210) E320アバンギャルドとライブディオZXという2台体制で家のガレージに駐車していた際は、クルマの後ろの壁際にライブディオZXをベタ付けし、その手前にオンボロベンツ号を駐車することで何の問題もありませんでした。
ライブディオZXは50㏄バイク故にリアグリップを持ってバイクの尻の方向をズラすことが容易だったのです。
一方でPCX125は重量が約130㎏ (ライブディオZXはﾔｸ75kg)と重く、リアグリップ部を持って尻の方向を動かすのは困難であり、無理矢理動かすとプラスチック製のグリップが破損しそうな感じです。
また全長がライブディオと比べて30㎝程長いこともあり、ライブディオのようにオンボロベンツ号の後方に壁ピタで駐輪するのが困難になってしまいました。。。
これでは我が家のガレージにオンボロベンツ号とPCX125を駐車することが出来ません。

困っている中で見つけた救世主がこのバイクリフターです。
ステンレス鋼の板と金属コロを組み合わせて出来た便利グッズであり、後輪の側面からこのツールを挿入し足で踏んで後輪を持ち上げ、前輪を軸として後輪を円弧上にグッと押し込んだり手前に轢いたりすることが出来る製品です。
私の場合はPCX125で帰宅して頭からガレージに入り、前輪を正しい駐輪位置になるように停め、このツールで後輪を正しい位置になるように押し込むという動作をします。
PCX125に乗る場合は、ガレージの壁ピタに押し込まれた状態で後輪にこのバイクリフターを側面から挿入し、踏んずけてバイクの尻を引き出すという動作をします。
我が家のガレージはコンクリート床なので金属コロの動きが渋く動作しないことを想定していたのですが、この粗いコンクリの床の感じが丁度良く、コロが想定外に動き過ぎることが無く助かっています。

口で説明しても分かり難いので写真をご覧ください。
ちょっと高い製品ですが、しっかりとした造りで頑強そうなのでヨシとします。
このツール無しではPCX125を壁ピタするのに20回位切り返さないと壁ピタ出来ませんし、夏場だと切り替えし中に大汗をかいたり、やぶ蚊にボコボコに刺されてしまいにはPCX125を動かすことが苦になって盆栽化してしまうところでした。。。