TV2サンバーの洗車、磨き、コーティング
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
うちのサンバー、購入時に洗車機に入れた後って洗車ってしたっけ・・・という事で洗車しました。写真によると8月1日なのでほぼ4ヶ月洗ってない。ちょうど風呂の残り湯を捨てたかったのもあったし。一応ライト磨きはやってましたが、サビ補修時に邪魔かなと思ってコーティングもやってなかったし。
2
今回はまず水で軽く洗い流してから洗剤で水溶性の汚れを落として、残った油性の汚れをパーツクリーナーで溶かします。ルーフが高いので作業が面倒ですが、ルーフはどうせ見えないので洗うだけです。その後、ガラスやバイザーの際の汚れをコンパウンドで落とします。思ったよりついてませんでした。
3
今回は以前ちょっとだけテストして好結果だったコンパウンドの磨きをしました。傷を消して平滑にするという意味もありますが、クリア層の劣化部分を削る事で透明度が復活する硬化もあります。コンプレッサーに接続するのは面倒ですが、水をジャブジャブかけながら磨いてもエアツールは感電の恐れはないのがいい所。使うのはアストロの細目コンパウンドで、ちょっとだけ油分があります。
4
で、コンプレッサーを使うのですが、最近こいつが調子が悪く満タンになってポンプが止まるとエアが漏れます。回っている間は漏れない。分かっていましたが放置していたのを直します。これ、何の不具合かと言うとモーター側からのワンウェイバルブの不良です。どういう構造かと言うと、コンプレッサーにエア圧が掛かったままだと再始動時に大きな負荷がかかるので、モーターが止まるとタンクへの配管(モーター側)の中のエアが抜ける仕組みになっています。その時、タンクからエアが抜けてはいけないので、ワンウェイバルブがあるのですが、それが機能しないと延々とこのパージバルブからエアが抜け続けてしまうのです。
バルブが入ってるとすればここだろうなという所を27㎜のソケットであけると、こういう構造になってました。センターがタンク側で周囲がポンプ側、パージ配管はポンプ側の配管の上流から分岐してます。ポンプ側からの圧があがるとバルブ全体に圧がかかるのであがりますが、ポンプが止まるとセンターの配管からしか圧を受けないのでバルブスプリングの力が内圧に勝って閉じられる、という感じですね。パージの構造は電磁スイッチにでっぱりがあってパージバルブを押しているという簡単な構造です。スイッチオンでバルブを押さなくなります。
そうそう、不具合は要はこのバルブのゴムパッキンが何か噛んだかスプリングが折れたかですが、特に何も不具合はなく組み直したら普通に動きました。結構乳化したオイルが入っていたので、オイル劣化も影響しているかも知れませんが良く分からず。
5
コンパウンドで磨いて水や洗剤で洗ってという作業を繰り返して、とりあえず全体を磨きます。触るとツルツルになってますし、だんだんテカリ方が艶めかしくなってきます。ただしサビや再塗装部分もあるのが残念。一通り綺麗にしたら今度はコーティング、CCウォーターをウェットで一度コーティングします。
6
ウェットを吹き上げて乾燥したら二度目のコーティングです。CCウォーターはドライ施工してもいいので、再び塗り広げて拭き上げました。もう日没なので綺麗になっているのか分かりづらくなってきましたが、写り込みがくっきりして全体的に青みが戻った気がします。
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ただエッジが繊細な階調になるため、ぱっと見た時にヌベーっと見えてしまう気もします。パネルのチリもあってないので、反射が全部ばっちりそろっているって訳でもないし。それでもコンパウンドがけとコーティングまで終わって満足です。あとはウィンドウケアを明日やろうかと思います、一度にやれないのよねあれ。
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