U42Tミニキャブのキャブレターの解説
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
整備書読めない整備士には分からないキャブレターの構造について、「外から見える部分」だけ単品で見て書いてみるテスト。間違っているかも知れないけれど、バイク用に比べて滅茶苦茶複雑なリンクがある車のキャブも意外とシンプルというお話。
まずワイヤー側側面から、右端がアウターケーブルステー、左端がワイヤーの太鼓がかかる部分ですね。真ん中のスプリングがやけに色々ついている部分がオートチョークバルブです。
2
LLCが通っているサーモが暖められて膨張するとプッシュロッドが伸びて写真の白いマーキングされたマイナスの調整ボルトを押し上げます。すると・・・
白;オートチョークバルブ開度調整
黄色:アイドルアップ調整
3
カマのフックが見えると思いますが、それが回しているのがバタフライバルブです。これでベンチュリーを絞る事で低温時の気化を確保しているんですね。注意しなければならないのは、このバルブが「閉じている」ので低回転はスロットルが絞られた状態になり回転が伸びないのですが、本当はバタフライバルブは押し上げる側のみ力がかかり、逆はフリーでいくらでも開くので、低温時でもスロットルを煽れば回転は上がらなければいけないという事。
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その為の仕組みが白い樹脂のリンケージで、これがスロットルバルブ同軸の爪で途中から開くようになっているのが分かるかと思います。唯一分からないのはスロットルステーの下のソレノイドで、これもチョークバルブに絡まっているんですが、しっかりした固定じゃないです。燃料カットソレノイド?
あと、すっごい分かりづらいのですが、オートチョークのリンケージの一部がスロットル側に接触しているのが見えます。これがアイドルアップのリンケージですね。
5
反対側は良く見ている部分でシンプルです。デカデカと映っているのがパワステのアイドルアップのソレノイドで、見ての通りスロットルを少し開けます。調整出来るようになってますね。その横のキャブボディーに刺さって居るボルトはアイドル調整です。
白;パワステアイドルアップ調整
無地:アイドル調整
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その下についているスロットルと連結しているキャブ底のパーツは加速ポンプです。アクセル煽ると強制的に燃料を吹くようになっています。ここは調整は出来ない感じですね。
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トップからはアイドルの燃料調整スクリューです、指で1/4回転の範囲限定で回せる仕組みになってますが、トップキャップ取れば干渉せず抜けます。
樹脂キャップ:スロースクリュー?スローエアスクリュー?
8
お待ちかね、燃料系のチョークです。オートチョークのバタフライの奴はどちらかと言うと温度別燃料調整装置、一種の補正装置として使われています。機械式サブスロットルと呼んでもいいかも知れません。一方本当の意味でのスターター回路は写真の電線が出ている円筒形のサーモです。自動車は夏場でもスタート時は若干燃料を濃くするなど水温より短時間で変化するチョークが必要なので、オルタ電源でエンジンが回るとすぐに締まるチョークが存在する訳です。んが、これだけ小さいので消耗品で、証拠に何の調整装置もありません。もしかしたらマニュアルに正否判定ぐらいはあるかも知れませんが、バタフライバルブみたいなアナログではなくデジタルにオンオフだと思います。
消耗品ですが大抵の人は交換しませんが、それは劣化が分かりづらいから。初爆不調ならいずれ突き止められますが、この手の物はフェイルセイフで普通はオフで固定、ダダモレ側に落ちる設計が多い。始動性はいいけど燃費が悪くなったとかですね。
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