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この整備手帳は、今まで燃料フィルターなど交換したことがないとか、交換を自分でしてみたいけど、勇気がないという方に特に見ていただきたいです。
僕も、クルマの燃料フィルター交換は初めてでしたが、さほど難しいことではありませんでした。さぁ!!あなたもやってみましょう!!
まずは、交換前の燃料フィルターです。ステージアの燃料フィルターは、C34後期だけに限っていえばボンネットを開けて左側(運転席側)の隙間を覗き込めばあります。
これを外すわけですが、フィルターを外す前に先にやらないといけないことがあります。
それは、ガソリンの給油口のキャップを開けることです。といっても、キャップを開けているときプシュ~~~っと圧力が抜けるまででいいです。完全に開けたままにするとゴミが入るので、やばいです(^^;
完全に圧力を抜くには燃料ポンプの圧力も抜くのがいいらしいのですが、今回は横着しました(^^;
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いよいよフィルターを取り外します。
フィルターの周りを輪っか(^^;で巻いてあるので、その止めてあるボルトを10番のメガネレンチ等で外します。
これは完全に外しても大丈夫です。ただ、輪っかは結構薄くてすぐ曲がるので、できるだけ曲げないようにしないと取り付けるときにボルトの穴が合わなくなって大変ですから、曲げすぎないように気をつけましょう。
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古いフィルターが自由になったら、今度は燃料ホースをフィルターから取り外します。
燃料ホースにも締め付けのためにボルトがあるので、プラスドライバで緩めます。ここはボルトを完全に外さなくてもいいです。ある程度緩めて少しずつ引っ張ってください。
引っ張っていくと、燃料の圧力が少しずつ抜けていくので、あんまりいっぺんに外すとガソリンが顔にかかる可能性もあります。ここはゆっくり外していきましょう。
ホースが抜けにくい場合は、プライヤー等で挟んで、ゆっくりコネコネすれば、ホースにダメージを与えず外れます。
で、フィルターを完全に外すと写真のようになります。手前のホースがエンジン側、奥の口を開けてるホースは燃料タンクから来ているホースだと思ってください。
エンジン側の燃料ホースは、下に向けるとガソリンがダダ漏れになります。できるだけ上に向けておくように心がけてください。あと、できれば、ホースの口に合うサイズのボルトで蓋をしておけば、燃料漏れとゴミ混入が防げます。
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取り外した古い燃料フィルターです。
この中には、通りすがりのガソリンがたっぷり入ってますので、口を塞がない限りガソリンがダバダバ出てきますw
しばらくは綺麗なガソリンが出ますが、最後の頃に恐ろしい光景が見られるはずです(爆)
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今度は新しいフィルターを付けます。
付ける手順は、ここまでの作業の逆の手順です。
付けるのは簡単ですよw
ほら!もう付いたでしょ?
(ノロマな僕でも5分かかったかな~)
念のため、燃料漏れがないかチェックしておきましょう。
フィルターを付け終わったら、ガソリン給油口のキャップをきちんと締めておきます。
これで完成!!さぁ!!エンジンを始動してみましょう!
最初はすぐにエンジンがかかりません。フィルター交換時に漏れたガソリン分、途中の燃料がなくなっているからです。それでもいつもよりちょっとだけですが、セルを回さないといけない程度です。
ここで失火気味だった場合、エンジンがかかった時の音をよく聞いてみてください。異音がなくなってるはずです。たったこれだけのことですが、効果は絶大です!!
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エンジンがかかって作業は終わりです。
で、古いフィルターからガソリンを出し切ってみます。残ったガソリンが出切るちょっと前くらいから真っ黒なガソリンが、異物とともに出てきます。
こうやってみると、ガソリンって結構異物が混入してるんですね。恐ろしい光景ですw
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ということで、参考になったでしょうか?
少しでもお役に立てたら最高です。さぁ!!そこのあなた!!やってみましょう!!
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