
現在ドイツではフランクフルトモーターショウが開催されています。
世界各国の自動車メーカーはもちろんのこと、当然地元の欧州各社はいろんな新しいクルマを発表しています。
そんな中でフィアットは、"ABARTH 595 YAMAHA FACTORY RACING EDITION"を発表しました。
YAMAHAのロゴ入りプレートがイイですねぇ
イタリア流に言うと、エディツィオーネ・ヤマハ・ファクトリー・レーシング(プレートは英語表記なのでヤマハより後ろは英語で)とでも言うのでしょうかね~www?
現在モビスター・ヤマハ・ファクトリーチームへ、フィアットがアバルトとしてスポンサードしています。
メインスポンサーではないので、一番大きく目立つサイドにはモビスター(スペインの携帯電話会社)が描かれていますが、フロントゼッケン横にはアバルトのエンブレムが貼られています。
モビスターはチームメイトのホルヘ・ロレンソがスペイン人だからでしょう。
やはりスポンサーは自国のライダーを優先して選択しますね。
話は脱線しますが、前回サンマリノGPでのバレンティーノ・ロッシ・スペシャルヘルメット
現在チャンピオンシップランキング1位を僅差で守っているバレンティーノ(小魚)が、他の強豪ライバル(サメ)から追いかけられる様子だそうですwww
サンマリノではポディウム(表彰台)こそ逃しましたが、現在ランキング2位のホルヘが転倒リタイアだったので、5位でもポイント差は大きくなりました。
現在ランキング3位のマルク(サンマリノでは1位)からはだいぶ離れているので、とりあえず良しとしましょう。
閑話休題、かつてロッシがいた時にも、フィアットはヤマハファクトリーチームのメインスポンサーとして参加していました。
ロッシがいろんな事情で2012シーズンにヤマハから一時離れたときに、フィアットのスポンサードはいったん解消されましたが、2014年にヤマハへ復帰した後(フィアットのスポンサーは多分2015年から?)にまた関係が復活しました。
やはりイタリア本国ではロッシはスーパースターですがら、その人気は侮れないのでしょうね。
フィアットヤマハのときには、Nuova500発売に合わせて500スペシャルカラーというのもありました。
さらに米での500発売時には星条旗カラーロゴのスペシャルカラーや、
アバルトスペシャルもありました。
ちなみに、ドゥカティ時代のバレンティーノにフィアットがスポンサードしなかったのは、ドゥカティの親会社がアウディだったからだと思われます。
フィアットとヤマハがコラボ出来るのも、それぞれが四輪専門と二輪専門だから可能なのでしょうね。
ヤマハとトヨタの関係は有名ですが、それ以外にもかつてはマツダやフォードのエンジンも手掛けてますし、逆に言えばヤマハのエンジンに関する技術力が優れていると言えます。
今回のアバルトでヤマハのチューニングが施されているかは説明からはビミョー。
ヤマハが携わったのは外装は勿論でしょうが、さてエンジンにまで手を出しているのでしょうか?
説明文からはどちらとも取れるような書き方なので、20psアップはヤマハの力なのか、はたまたスペシャルパーツのお蔭なのか・・・?
また、ベース車両はフェイスリフトされた500では無いようですね。
それからオマケネタではないですが、すでにたか++さんがブログで取りあげておられるようにイプシロンもフェイスリフトが行われました。
個人的な感想としては、一番の特徴であるフロントグリルが小さくなったことからアクが抜けてしまい、個性が感じられなくなりました。
良く言えば万人受けする方向、悪く言えば没個性・無国籍っぽい方向への変更は、個人的にはあまり快く思ってはいません。
変更前の方が個性的で良かったです。
果たして、現イプシロンユーザのうち、どれくらいの割合が今回のフェイスリフトを好意的に捉えてるんでしょうかね?
セルジオ・マルキオンネ会長はホントにランチアブランドを潰す気でしょうかwww?
個人的にはイプシロンの個性を減らし、引いては売り上げを落としかねない変更では?と思っています。
ま、といっても日本国内で販売されることは無いのでしょうが・・・(笑)
内装の変更に関しては、まあまあ好意的な内容と言えます。
中途半端でビミョーに使い難いカップホルダー(欧州ユーザーは運転中はあまり水分を摂らないとも聞きますが)や、日本向けの車検証兼取説入れがビミョーに入りきらない(私は無理矢理入れてますが)グローブボックスの大容量化、フェイスリフト500と共通と思われるセンターコンソールディスプレイ(ボタンの数が多いような気も・・・)の採用、シフトノブのデザイン変更などなど。
シフトノブ下のシガーライターソケットは前に移動し、その横にはボックス?らしきものがあります。
細かく見ていくと、ラゲッジトレイの窪み中央に棒状の突起が増えてたり。
メーター中央のインフォメーションディスプレイもカラーに変更されているような気もします。
前期型の標準オーディオは、パネルのデザインは他の内装と調和しており、個人的には好意的に捉えていましたが、実ユーザにとっては標準状態でMP3保存メディアとしてUSBメモリが使えなかったりという不満も聞こえてきているので、デザイン面はともかく機能面では改良されているのではないでしょうか?
私のイプシロンは買った当初からDOPの2DINカロッツェリアナビへ交換されていたので、標準オーディオを使ったことは無いんですがね。
ただ、この2DINカロッツェリアナビもコンソールパネルを開けてみると、取り付けは結構強引ぽかったですね。
ステーは現場合わせでまっすぐではないし、コンソールパネルの取り付けも篏合ではなくドリルで穴開け&ネジ止めで、ネジが横から見ると無粋にも丸見えでしたから。
ネジ自体も化粧ネジでもなくカバーなども一切無い丸ネジで、最初見たときはビックリしましたが、外してみてオサレ好きなイタリア人の仕業ではないことが確認出来ました(笑)
この仕上げはアメリカンブランドチャンネルだから?