タイトルの通り、いつものやつです。ハイ・・・・・・。
現在ベロフのLEDヘッドランプを使っているが、長期間点灯させずに放置していると、空冷ファンが固着してしまうという症状が希に現れる。点灯中にファンの羽をつついてやれば回り出すのだが、使用する(ライトを点灯する)度にファンの回転を確認する・・・なんて事は絶対にしたくない。
この現象、たまたまなのかと調べてみると、同じ現象が発生している方も居るようだ。
左右で回転差もあるし、ファンの軸(ベアリング)がやられているのでしょうかね?
3年保証ついてるから問題ナシ・・・と言いたいところだが、保証は灯体(LED素子)の保証であって、ファンの故障だけでは保証(交換)対象にならない。もし保証対象だったとしても、ファンが固着するまで気長に待たなきゃならないし、輸送中の衝撃で直ってしまう事も考えられる。もしそれで直ったら、「症状再現せず」でそのまま戻されるから、それまでの労力が全て無駄になる。
かといって、ファン固着のまま点灯させ続け、LED素子が加熱でぶっ飛んだ時点でメーカーに送っても、正常な状態での使用ではないとか何とか言われて保証してくれない可能性もある。
改めてこの保証制度をよ~く見てみると、当てになりませんな。騙された気分・・・・・・。
私のようにハズレを引いてしまったら最後。ン万円を無駄にする事になるわけだ。
ベロフの保証規定は上記の通りだった。
他メーカーのファン付きLEDバルブの保証も似たようなもんなのかしら?
使用されている方は、今一度保証内容をご確認下さい。
正直、こんな下らない故障の事で「どんより」とした気分になりたくない。
気持ちを綺麗さっぱりにしたく、今回はファンレス品に交換するという選択をした。
長い前置きになったが、上記はパーツレビューにも記載するつもり。
で、今回選んだものはこちら。
PHILIPS X-treme Ultinon LED H4 6700K
光束がハイで2800lm。ローで2200lm。
ベロフに比べて落ちるが、配光特性が良さげなんで、そんなに気にならないかも。
ま~それは実際使ってみてから判断って事で、今回は本題の消費電力チェックを。
車検に通るか通らないかの判定も、取り付けてから。今回は実験のみ!
うーん、十分使える明るさだと思うんだが・・・肉眼では判断できんわな。
でも、さすがファンレス。静かっす。当たり前か。予想よりヒートシンクに熱がいきますな。
バルブとヒートシンクはネジ式で取り付けられている。
取り付ける際はネジ山に熱伝導グリス塗った方が良さそうね。PC自作する人は普通に持ってるでしょ。私は惜しげもなく常時在庫しているAinexのシルバーグリス使ってやりますわ(笑)。
グリス持ってない方は、間違ってもあらかじめネジ山に塗られている白いやつを綺麗にフキフキして取り付けないように。あの白いのを拭き取って付けると熱伝導性が悪くなり、バルブ寿命縮まる。
さて、このPHILIPSのバルブもベロフと同様、LoとHiの消費電力が同じだった。
LoとHi両方の測定結果が同じなので、電圧変動させた値のみ載せる事とする。
メーカー公称値はDC12Vの23W。1.9A以上消費しないと計算合わないが、さて実際は?
まずは、DC12V。
・・・・・・少なくね? DC12V1.5A=18W なんですが。
続いて、DC14Vで測定。
・・・・・・・・・計算すると、16.8W。公称値の23Wだと、1.6A以上の数値が出るはず。
このメーター、本当に正確なのだろうか。ちと不安になってきた(苦笑)。
でも無線機つなげて使うと、無線機の公称消費電力分はしっかり表示するのよね。
うちにある無線機数台、全てその数値が出るんで、そんなに誤差は無いと思うのだが。
しかしこれ、ファン付きバルブと違ってファン回す電力不要だし、総じて実測消費電力が少ないわけだから、実際使ってみて配光特性が素晴らしく、実用十分な明るさだったとしたら、ものすごく効率の良いバルブって事ですな。
今から装着が楽しみなバルブでございます。
使用感やテスター測定結果は、また後日パーツレビューにて。
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↓ その他もあわせてご覧下さい。
検証 HIDやLEDの実測消費電力 その1
検証 HIDやLEDの実測消費電力 その2
検証 HIDやLEDの実測消費電力 その4
検証 HIDやLEDの実測消費電力 その5
検証 HIDやLEDの実測消費電力 その6
検証 HIDやLEDの実測消費電力 その7
検証 HIDやLEDの実測消費電力 その8
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実験 | 日記
Posted at
2016/07/30 21:35:31