
夜中からの雷雨も上がり、清々しい五月の晴れ。
無性に北へ行きたくなって、高速に乗りました。
途中追いついてきた多分TS4。
ほんのちょっとのランデブーで、群馬の町へと消えてゆきました。

さて、北へ向かいながら時間的にこれから上越国境を越えるのは難しそう。

そしたら、水上のダムとかかな・・・。

そう言えば”何シテル?”で通れるようになったと、誰か言ってたような。

よし、決定です。今回はこちら側から上ることにしました。
その前に、

ハイドラのCPも取ってないし、

ダムカードも

まだだったので、

先にこちらへ。

結構な量が

貯まってますよ。

ダムカードに関する案内は、この1枚のみ。
もう少し、群馬は頑張った方がいいと思うケド・・・。

でも、カードを持ってきてくれた職員さんは、とてもフレンドリーな方でした。
今日の貯水率は93%だけど、先日までは100%だったこと。
昨日までは下からの放流をしていたこと。
今年は上からの放流予定が立っていないこと。
上流のダムに比べたら、迫力はそれほどでもないこと。
などなど、気さくに話してくれました。

93%とは言え、結構喉元まである印象でした。

北の空は、ちょっと怪しい感じ。

さあ、やってきました。
過去2回は利根町方面から入ったのですが、今回は逆コース。
気になる看板が何枚かありますが、

これはしっかりと覆ってありました。

入ってすぐの所で、登山者らしき老夫婦の乗ったハリアーと離合。
先の様子を尋ねると、あまり路面は良くないらしいが、向こうから来た人もいたとのこと。

まっ、行けるところまで行ってみましょう。
反対からは気付かなかったけど、ここにもしゃだんき看板がありました。

その遮断機。開いてますが、こちらの看板はむき出しです。

簡易舗装の区間が、随分と伸びてました。

特に通行の支障となるような所もなく、

沢からどんどん離れていきます。

老神側から入ると、やたらと注意喚起の看板が目立ちます。

素堀のトンネルとか、

奈落の底みたいな所ばかりなので、

登山をしに来ている人たちにとっては、あまり良いことではないのでしょう。
私たちのような趣味の人にとっては、最高のおかずなんですけどね。

登山道入り口、到着しました。
前半戦、80分の戦いでした。

昼食を済ませて、先に進みましょう。

前半とは打って変わって、1300~1400mの等高線に沿って、原生林のなかを抜けていきます。

人なつこいのか、怖い物知らずなのか。

注意も、具体的です。

唯一、補修したてだった感じの所。道幅は十分にありました。

林道の碑。初めて見た気がする。

一カ所だけ、沢に雪が残ってました。
それにしても、風が強くて寒い。長袖着てきて、良かった。

老神側とは対照的に、なだらかな山々が続きます。

少し時間もあったので、ゲートの開いている支線も辿ってみました。
ここは、野営したら楽しそうな所。

こっちも開いていたけど、

こんな感じ。時間かければ、もう少し上がれそうでした。

あとちょっとで出口の手前、貯木場の奥が開いていたので、地図上では行き止まりですが、行けるところまで行ってみます。

眺めは、まずまず。

轍がだんだんと薄くなってきて、落とし物まで。
結局、反対側から上ってくる林道と繋がっていました。

開いててよかった。

ここに出てきました。

奥では長老が眠っておられます。

一瞬、シベリアかと思いましたが、

こんな工法もあるんですね。

本体は、昭和27年4月竣工でした。

さて、フィナーレです。定番の出口は通らなかったので、ここが終点。
後半戦は寄り道ばかりだったので、3時間かかりました。
今回は初めて老神側からまわってみましたが、こちらのルートの方が楽しいですね。路面の状態は良かったですが、危ういところはたくさんあったので、雨の続いたあととかは、注意が必要かもしれません。

日が随分と延びて、スロースタートでも走りやすい季節になりました。

今日のぐんまちゃん。
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林道 | 日記
Posted at
2015/05/21 23:30:46