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古辻のブログ一覧

2015年06月07日 イイね!

ねこに逢いに ゆく その1

ねこに逢いに ゆく その1ひょんな事から、断片的だった長年の疑問が一気につながる。

それまでは、風景の中の一つのアクセントくらいの位置づけで認識されていた物が、あっという間に自分の中を埋め尽くしていく感じ。

そうなると、自分でも歯止めが効かなくなる、いわゆる熱しやすく冷めやすい、典型的な性格です。


近所の山中をウロウロしていると、この黄色い杭を頻繁に見かけます。


「安曇」とか「黒部」とか、関東の端に位置する盆地民としては何となく、さわやかな観光地への旅情をかき立てる、その程度の存在。

鉄塔巡視路の杭ということだけは知っていたのですが、その名前とか番号とかが意味することは、特に深く考えていませんでした。


それと、鉄塔に貼ってあるこの御札。とあるホームページを何となく眺めていて、この札の疑問が解決します。

日本中に張り巡らされている送電網にはそれぞれ名前が付けられていて、主に起点(発電所や変電所)の地域名が付いて、そこから順番に繰り上がりで鉄塔に番号が振られているそうです。

この「黒部幹線」は長野県大町市の七倉ダム中の沢発電所あたりから引かれている、569番目の鉄塔ということ。


下の方に「 昭 2 10 」と書かれています。


昭和2年?     


88年前ですよ?


88年前にこれが作られて、しかも現役。にわかに、信じられませんです。


この鉄塔、冬期は閉鎖となる十国峠を越えてます。冬期閉鎖と言うことは、それなりの自然環境だと思うのですが、そこで88年も現役を続けていると。


そうなると、この鉄塔群に俄然、興味が湧いてきました。


その中の一つ。

安曇幹線という、昭和44年に長野県梓川に建設された発電所から、首都圏に電気を送るために設置された送電路。

上記、黒部幹線と同じ、十国峠を越えてます。

関東近辺では、ちょっと特異な形をした送電鉄塔。

”烏帽子型”、通称 ”ねこ” と呼ばれているようです。

狭山丘陵あたりにはこれの親分に当たる、”大ねこ”がいるようですが、廃止に伴い撤去がすすんでいるとのこと。

安曇幹線に関する詳しい経緯は、にわかな私が語るべくもなく、先輩方がたくさんおりますので、そちらを参照してみてください。


出典:電子国土

話は飛びますが、この安曇幹線。元々は1回線だった物を2回線に増やし、さらに秩父開閉所に引き込むことによって、初代の安曇幹線は秩父開閉所付近から先が休眠区間となりました。

その分離点が近くにあると知ってしまったら、見てみなければ気がすまないというのも、これまた熱しやすく冷めやすい性格の所為。


今回は、このねこのふもとを目指しましょう。


入り口はここ。懇切丁寧な巡視路杭があるため、まず迷うことはありません。

しかし、一般的な登山路とはかけ離れていることも多いため、それなりの準備は必要。熊鈴は必須です。


最初は黒部幹線628号への巡視路と並列ですが、


途中で分かれます。


結構な急坂を休み休み登り、直線距離であと240m。


足下が見えてきました。もう少し。


約30分、安曇幹線1号線237号鉄塔に到着です。


その上部に切り離された


安曇幹線282号鉄塔。私と同い年です。


謂わば、これが現曇幹線の現起点鉄塔。

上半身は取り壊され、碍子がぶら下がっていました。


どんな風に切り離されているのか楽しみにしていましたが、新たに237号を作り、そちらに電線を掛け替えて秩父開閉所に引き込んでいるだけでした。ちょっと期待外れ。

それでも鉄塔周囲は手入れがきちんとなされており、良い眺めです。

向こう側の尾根には、安曇幹線2号線がよく見えました。


さて、目的は達成。遅くなりましたが、ここで昼食を摂って帰路につきました。

ねこ巡り、熱が冷めるまではしばらく続くかも、です。


今日のデルビス号。
Posted at 2015/06/14 22:24:19 | コメント(6) | トラックバック(0) | 鉄塔 | 日記
2015年05月21日 イイね!

利根沼田森林管理署 管内

利根沼田森林管理署 管内夜中からの雷雨も上がり、清々しい五月の晴れ。
無性に北へ行きたくなって、高速に乗りました。

途中追いついてきた多分TS4。
ほんのちょっとのランデブーで、群馬の町へと消えてゆきました。


さて、北へ向かいながら時間的にこれから上越国境を越えるのは難しそう。


そしたら、水上のダムとかかな・・・。


そう言えば”何シテル?”で通れるようになったと、誰か言ってたような。


よし、決定です。今回はこちら側から上ることにしました。

その前に、


ハイドラのCPも取ってないし、


ダムカードも


まだだったので、


先にこちらへ。


結構な量が


貯まってますよ。


ダムカードに関する案内は、この1枚のみ。

もう少し、群馬は頑張った方がいいと思うケド・・・。


でも、カードを持ってきてくれた職員さんは、とてもフレンドリーな方でした。

今日の貯水率は93%だけど、先日までは100%だったこと。
昨日までは下からの放流をしていたこと。
今年は上からの放流予定が立っていないこと。
上流のダムに比べたら、迫力はそれほどでもないこと。

などなど、気さくに話してくれました。


93%とは言え、結構喉元まである印象でした。


北の空は、ちょっと怪しい感じ。


さあ、やってきました。

過去2回は利根町方面から入ったのですが、今回は逆コース。
気になる看板が何枚かありますが、


これはしっかりと覆ってありました。


入ってすぐの所で、登山者らしき老夫婦の乗ったハリアーと離合。
先の様子を尋ねると、あまり路面は良くないらしいが、向こうから来た人もいたとのこと。


まっ、行けるところまで行ってみましょう。

反対からは気付かなかったけど、ここにもしゃだんき看板がありました。


その遮断機。開いてますが、こちらの看板はむき出しです。


簡易舗装の区間が、随分と伸びてました。


特に通行の支障となるような所もなく、


沢からどんどん離れていきます。


老神側から入ると、やたらと注意喚起の看板が目立ちます。


素堀のトンネルとか、


奈落の底みたいな所ばかりなので、


登山をしに来ている人たちにとっては、あまり良いことではないのでしょう。

私たちのような趣味の人にとっては、最高のおかずなんですけどね。


登山道入り口、到着しました。

前半戦、80分の戦いでした。


昼食を済ませて、先に進みましょう。


前半とは打って変わって、1300~1400mの等高線に沿って、原生林のなかを抜けていきます。


人なつこいのか、怖い物知らずなのか。


注意も、具体的です。


唯一、補修したてだった感じの所。道幅は十分にありました。


林道の碑。初めて見た気がする。


一カ所だけ、沢に雪が残ってました。
それにしても、風が強くて寒い。長袖着てきて、良かった。


老神側とは対照的に、なだらかな山々が続きます。


少し時間もあったので、ゲートの開いている支線も辿ってみました。
ここは、野営したら楽しそうな所。


こっちも開いていたけど、


こんな感じ。時間かければ、もう少し上がれそうでした。


あとちょっとで出口の手前、貯木場の奥が開いていたので、地図上では行き止まりですが、行けるところまで行ってみます。


眺めは、まずまず。


轍がだんだんと薄くなってきて、落とし物まで。

結局、反対側から上ってくる林道と繋がっていました。


開いててよかった。


ここに出てきました。


奥では長老が眠っておられます。


一瞬、シベリアかと思いましたが、


こんな工法もあるんですね。


本体は、昭和27年4月竣工でした。


さて、フィナーレです。定番の出口は通らなかったので、ここが終点。
後半戦は寄り道ばかりだったので、3時間かかりました。

今回は初めて老神側からまわってみましたが、こちらのルートの方が楽しいですね。路面の状態は良かったですが、危ういところはたくさんあったので、雨の続いたあととかは、注意が必要かもしれません。


日が随分と延びて、スロースタートでも走りやすい季節になりました。


今日のぐんまちゃん。
Posted at 2015/05/21 23:30:46 | コメント(13) | トラックバック(0) | 林道 | 日記
2015年05月01日 イイね!

信州長野方面 3日間

信州長野方面 3日間
4月の29、30日と、野営&穴掘り(穴埋め?)にお誘いいただき、運良く黄金週間の休みと重なったため、参加させてもらいました。

夜明け前に八ヶ岳を右手に見ながら、北上します。


ハイドラを見ると、sinnchanはすでに現着。小鉄さんはもうすぐ追いつきそう。

RIDEさんは・・・・

影も形も無いんだけど、大丈夫かな。

それでも何とか、予定通り待ち合わせのPAで合流できました。
RIDEさんは月末なのでパケットの残りが少なく、節約していたとか。


早速、早朝の散策開始です。

朝日がこぼれる中、先頭はsinnchan、二番手RIDEさん、三番私で、しんがりは小鉄さんです。


入り口から800m程進入したところで、この先の状況を鑑み、空気圧を少し落とします。
みなさん、高速で長距離を移動してきたから、少し高めだったんですね。

バイクが数台、上がっていったという情報があるので、時々耳をすませて下りてこないか確認しながら進みます。


早速sinnchanの罠にはまるRIDE氏。


今日の11は、トラクションが思うようにかからない路面のようです。


倒木でクリアランスを確保しながら乗り越えていきます。


要所要所で、プチイベント頻発。


本日、最大の難所。
倒木はこうに使うんですね。


適切な誘導をしていただいて、何とかクリアできました。


全車切り抜けて、ホッと一息。


喜びを全身で表現する、RIDE氏。


この後も、切り返し必須なつづら折れを上り詰め、待っていたのは


極上のご褒美。


軽トラ野郎を探せ!


















正解は、ココ。


黒柴さんも合流し、野営地を確保してまったり過ごしました。


と、ここで日帰り組のsinnchan、小鉄さんとはお別れ。

大きな勲章と、小さな勲章を一つずつもらって


走り去っていきました。


sinnchan、ご馳走様でした。


さて、気分が良くなってきたところで、取り出しましたる黒柴師匠。

今、話題の品々ですが、このあと大爆笑の渦で幕を閉じるあたりは、さすが師匠、お見事。


そして、nanodaさん登場。はじめまして。


幕営も済んだところで、


白い炊きたてご飯と、


プルコギでジンギスカン。


タレを使わなくても、素材の味だけで十分でした。黒柴さんゴチです。


月も上がってきました。


今夜は2時過ぎまで見えるようです。


北の空には、怪しい雲が広がりつつありましたが、


下界の眺めは、ばっちりで、寝袋に潜り込みました。



明けて翌日。

うっすらと霞がかかっていますが、良い天気。


高原は、氷点下1度まで下がりました。


テントと寝袋を干しながら


撤収。


黒柴さんが爆笑ネタの仕込みに夢中になってる間に、nanodaさんをロスト。

結局、ハイドラで確認が取れた時には、距離もだいぶ離れてしまったため、中途半端なお別れになってしまいました。

また是非、ご一緒しましょう。


そして、せっかくここまで来たので、黒柴さんにも少し遊んでいただきます。


次回は上りで、後半セクションも楽しみましょう。


ひとしきり楽しんだところで、お二人ともお別れです。

私は翌日も休みなので、もう少しプラプラしていくつもり。
楽しい2日間を、ありがとうございました。


お別れしたあとは、ツーリングマップルを見ながら、この辺に。


なんでも、へそらしいですよ。


誰もいなかったので、痛々しいへっぴり腰姿を世間様にさらすことだけは、避けられました。


立派な紅白。


結界写真と言うらしいです。


そんな個人的な趣味や興味を満たしつつ、


春爛漫の信州を楽しみました。


野営翌日の風呂は、なんでこんなに気持ちいいんでしょうかね。


さっぱりしたところで、下道をひた走り、今夜の第一候補野営地を見に行ったら、すでに10組ほどの連泊組がめぼしい場所を確保済み。そして、次から次へと人が上がってくるので、第二候補地へ移動。

地元の美味しい蕎麦が食べられるお店は、まだ営業していませんでした。


明けて3日目。こちらは貸し切りと、薪使い放題でさわやかな朝を迎えます。


撤収は後回しにして、


日の出前の野池。


コーヒーで暖をとりつつ、


日の出です。


前回は天気があまり良くなかったのですが、今日は快晴でした。


下界では、花桃が満開。


帰り方面。残念ながら、今日行きたい方面は、通行止めでした。


途中立ち寄った、南国マリンブルーの海のようで、実は超冷たい雪解け水満載。


艶めかしい砂防林1号ダムなど眺めながら、下道を使って帰宅の途につきました。

アタック、野営ともにご一緒していただいた皆さま、楽しいGWをありがとうございました。

また、よろしくお願いします。


今日の忘れ物。
Posted at 2015/05/04 21:04:44 | コメント(13) | トラックバック(0) | 林道 | 日記
2015年04月26日 イイね!

春のMKB巡り の前に

春のMKB巡り の前に
随分と道草を食べさせてしまいましたね、申し訳ありません。


当初の予定より30分早まった集合時間。一番近くなので、楽をさせてもらってます。今日の参加はRIDEさん、とくいちさん、ナオGさん。

お詫びに、近所のおもしろスポットへご案内です。


生贄 斥候をなおさんにお願いして、ヒルクライムから。

路面は乾いてるし、何のことはない、ただの上り坂でした。


続いて、ハイブリッド桜の咲く峠。


☆マニアには垂涎の峠?


セキュリティーチェック後、次の道草へ。


薄暗い川底を辿り、


沢に挟まれた尾根を上り詰めると、


眩いばかりの、朝日の洗礼。


だから、そこで向きを変えないと・・・。


あんな所まで行っちゃってるし。


屋根を押さえて、何とか向きが変えられました。


すでに予定時刻は大幅に遅れている模様。


カイドウ街道を抜け、


本線を驀進。


が、しかし。


協議中。


エスケープルートで最後のダート区間に。 


だいぶ時間が押してしまったので、河原に下りて昼食です。


結局の所、2時間後。

天気も良かったので、兄林道(長さ的に)へ上がって、適当に下りることに。


この辺りは、まだまだこれから芽吹きの時期で、


展望が良好です。


オタマジャクシ池を通り、


ライオンズお膝元へ下りてきました。


この辺りはまだ桜が見頃でしたよ。


後は、快適な国道とトンネルを使って、一気に戻りました。

道草に付き合っていただいた皆さま、ありがとうございました。
またの機会に、よろしくお願いします。



今日のハンター
※危険なため、一部画像処理を行っています。
Posted at 2015/04/27 23:03:51 | コメント(9) | トラックバック(0) | 林道 | 日記
2015年04月22日 イイね!

関東ローム層 再挑戦

関東ローム層 再挑戦
午前中は天気も良かったので、キャンプ道具を洗ったり干したり。

程良く乾いて片づけも終わったところで、先日上りきれなかったヒルクライムに、再挑戦。


何度も上ってるけど、雨の後に行ったのは初めてで、案の定上れなかったけど、


今日は乾いていたので、全然余裕。


タイヤの違いは、よく分かりませんでした。


伐採のための作業道があちこち伸びていて、開けたところから遠くが見渡せます。


林の中でランチ&コーヒータイム。

切り株テーブルを使わせてもらいました。


終点まで行ったら、おっと先客が。

残念ながらドライバーさんは不在。近くにも気配が無かったけど、どこに行ったんだろう、こんな所に車を置いて。

でも、そこに止まってると、向きが変えられないんだよなぁ・・・。


何とかお尻を突っ込んで、


向きを変えました。


この辺りのお山は、新緑と山桜の季節ですね~♪


里では、八重桜も満開でした。


締めは川底を通って、天空(?)の茶畑で。

やっと花粉も収束し、窓を開けて走ると気持ちの良い季節になってきました。

近所にもまだまだ、穴場が隠れてますよ。


今日のコバトン。
Posted at 2015/04/22 23:18:53 | コメント(9) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記

プロフィール

「@RIDE-BLUE お疲れさまでした!また、月のないとき狙って、行きましょう!!」
何シテル?   10/08 15:22
近所の林道、枝道を走ってます。

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ほぼノーマルのJA11から乗り換えです。近所の林道とか、脇道を走ってます。

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