アキラ先輩@ND2号車のブログ一覧

部品も揃ったのでフロントフォークのカートリッジを組み立てました。



Оリングは汎用品を使いましたが圧側バルブのOリングがどうも規格外品だったらしく形状的に似てたハーレー用の奴だとゴムが太すぎて入らなかったのでこれだけ再利用しました。



ピントがズレてますが減衰力調整用のダイヤルもピカールで磨いて光沢が戻りました。



シムバルブは分解して清掃します。
ただ、組み立てるときにホコリ厳禁なので凄く神経使いました。
暑いので扇風機の前で作業したいところでしたが、汗をポタポタ垂らしながら玄関で組みます。
玄関がが一番作業場所として安定してます(笑



伸び側のシムバルブをシャフトへ組み込み完了。



今度はシャフトの反対側、ニードルバルブによる減衰力調整機構を組み立てます。

圧側のシムバルブも組み立てて組み込んでやっと完成(^^)



結構気を使いましたが無事に完成、今回はかなり満足できる仕上がりです。

組み付けに使ったオイルはリアルテックでお願いして調合して作ってもらったニューテックのフォークオイルです。
結構評判が良いのですが、フォークオイル全体の流通量が少ないのでニューテックでも代理店とかじゃないと卸してくれません。
今回無理言ってリアルテックで動粘度指数３５（40℃）とこちらから指定してその条件で１L調合してもらいました。

フォークオイルは10番でもメーカーによって動粘度が微妙に違いますしフィーリングも違います。
ですので動粘度を指定して調合してくれるメーカーでないと高性能を維持しつつ安定して使えません。

ちなみに動粘度指定で調合してくれるのは広島高潤とニューテックを取り扱う一部だけでした。

そうなったら当然近所のニューテック代理店のリアルテックしかありませんよね(笑
アキラ先輩こだわりのオイルです。

性能は折り紙つきです。
しかもニューテックの売りは冬季でも粘度低下が少なく減衰力の変動も少ないそうです。
冬季夏季で粘度を変えたりしている人にとっては年中安定して使えるのは凄いと思います。

でも潤滑性が良すぎてまずカートリッジを組むのが大変でした。
部品にオイルを塗りつけながら組むのですが滑りが良すぎて部品が指から滑り落ちます(苦笑
しかも締め付ける工具も手から滑り落ちてイライラ指数上昇、ｱｯｰ!(笑
組み付けた後も指がスベスベしてしょうがない(苦笑

値段は１Lで３９８０円（税込）だっけかな？
今まで使っていた１０年以上使ってきたSHOWAのＳＲ－６より安いです。
びっくり、もう使わない理由がありませんよね。

今回は１本特別に作って頂きましたが基本は＃５（１Ｌ）と＃２０（１Ｌ）を買って自分で好みの動粘度へブレンドしてだそうです。
でもこれだと無駄でますよね。
だから今度自分の在庫用に純正同等の動粘度３５を数本頼むので欲しい方一緒に如何ですか？(^^)


さて、また暇見つけてインナーチューブとボトムケース組み込まなきゃ。