
納車からまだ1週間足らず、走行距離も500km弱の週末でございますが、
少しずつこのクルマにも馴染んできたところであれこれコメントしてみましょう。

ちなみにタイトル画像の伊戸漁港はX3納車直後にも訪れ、

カメラを買い換えて外装をMパフォルックにした際にも、

代車で前期モデルをお借りした際にも訪れました。自分の中での定番スポットです。

まずエンジンについて。
40dは前期と後期でパワーユニットに差は無いと申し上げていましたが、微妙に違うようです。
エンジンは同じB57D30B 直列6気筒ディーゼルターボ 340ps/700Nmで変わらないのですが、48V電源の出力が異なります。
前期はJA1S03M03という型式で、
11ps/始動時:53Nm,アシスト時:35Nm。
後期はPA0001N0という型式で、
12ps/200Nm。

前期モデルよりエンジンそこまで回ってないのにどうして加速鋭いんだろうとずっと謎だったのですが、今になってその謎が解消しました。
前期モデルは良い意味でディーゼルのSUVを運転している感が強かったのですが、後期モデルは少し加速感が電気自動車に近くなった印象です。
モーターのトルクが数倍以上大きくなっているので、そりゃそうなりますよね。
どの速度域でも、追いアクセルした際に非常に滑らかに速度が伸びていきます。街乗りにおけるエンジンの出番が幾分か減った印象があり、これにより若干燃費が良くなっています。

乗り心地については、前期モデルよりコンフォート志向です。悪く言えば若干モサッとしています。
前期モデルで感じていた、車線変更時やコーナリング時のモサッと感は解消したのですが、逆に普通に走っているときのモサッと感が増した印象。
よく言えば乗り心地は良くなっていますが、悪く言えばちょっとアメ車っぽい感じ。
お借りした前期モデルより1インチアップしているので単純比較は出来ないのですが、

車線変更時やコーナリング時のモサッと感が減ったのは、タイヤの偏平率が下がって少し走りが強くなったんですかね。
一方、バネ下が重くなったことにより、全体的に重たい走りになったのかもしれないです。

もう少し走れば乗り味変わるかもしれないので、様子を見てみたいと思います。

次にちょっと気になったところ。
この後期モデル、前期モデルより100万円近くアップしていますが、ちょくちょくコストカットが。。。
・(写真のとおり)キャリパー塗装なし
・後席ドアのコンフォートアクセス削除
・助手席前アンビエントライトの光る箇所が減った
プレミアムモデルでもコストカットの波は来ているんですね。ちょっと寂しかったです笑

見た目ですが、今となっては完全に後期が好みです。
ところが後期モデルはホワイト系との相性がイマイチなので、今回手入れ大変になること覚悟でブラック系に戻ってきましたが、今回はブラックサファイアではなくMカーボンブラック!
見る角度や時間帯によって黒くも青くも見える不思議な色味。こりゃ良いですね笑(語彙力)

最新モデルはドア上のキャラクターラインが全くなくスッキリしております。
このモデルはまだ残っているのですが、昔ながらのドアハンドルを通るキャラクターラインではないため、フロント周り/リア周りのシンプルな最新デザインと上手くマッチしていますね。

初見で「えっ、小さく見える」という発言をしたこの私ですが、前期モデルよりスッキリしていて見ていて飽きないですね。
前期モデルは前車G01前期 X3に似通っているところもあるので、そういった意味でもこのデザイン変更は新鮮さを感じて受け入れられやすかったです。

そしてこの21インチホイールが実にカッコいい!
このホイールはG05が出た当初から一番好きなデザインなのですが、ディーラー在庫として入ってくる個体は20インチばかりだと思っていたんですよね。21インチにするためだけにディーラー在庫から買えないなんてことになったら、ホイールオプション代以上にお金を多く払うことになってしまいます、値引きが渋くなってしまうので。
実際前期モデルは20インチの個体が多いのですが、今回の個体を探すにあたって新車在庫検索で出てくる個体は22インチが7割、21インチが3割で、なぜか20インチは全く見かけず。
タイヤ代が高くつくのと乗り心地に影響あると思い、21インチ以上は避けたい気持ちもあったのです(そもそも20インチでもだいぶ高い)。
結果としてはやはりデザインは良いし、乗り心地も悪くないし、21インチにして大正解でした。
約2年半後のタイヤ交換が恐ろしいですが、そもそも半年後には必要なスタッドレスもまだ入手できていないのですが、ガリってしまわないように特に狭い道では今まで以上に慎重に運転します。。。

あと、写真では表しきれないのですが、ロック/アンロック時のライト演出がめっちゃカッコいいです。
フロントはグリルも光って内側のリングから徐々に点灯。
テールはやはり内側からじわじわと点灯。
こればっかりは写真では表現しきれないので、X(Twitter)繋がっている方は是非そちらをご覧ください笑

今回の内装はタルトゥーフォというオレンジに近い色味の内装色。
コニャックが気に入っていたので、今回はサンルーフが装着されていることの次にタルトゥーフォ内装を最優先して在庫を探してもらったのですが、メリノでレザー自体の質感が上がったのも相まって、非常にオシャレな車内です。

iDrive 7までと大幅に操作ロジックが変わったiDrive 8.5(8)ですが、やはり慣れればそこまで違和感はないです。何よりグラフィックが綺麗なので操作していて楽しいです。
エアコン操作は従来のスイッチ式の方がサッと操作できて良かったのですが、そんなに頻繁に温度も風量も変えないですもんね。
既にシフトレバーではなくシフトトグルになった点も、エンジンスタートボタンの位置が変わった点もすっかり慣れたので、大丈夫だと思います。

E70 X5からG01 X3に乗り換えたときは初めてドライビングアシストやHUDが装備され、時代は進んでいるなぁと感心していましたが、更に先を進んでいる印象を受けました。
G60やG70と遜色ないほど新しい技術が盛り込まれていますので、きっと長く乗れる個体だと思っています。
G05 X5との日々はまだ始まったばかり。これからの遠出が楽しみで仕方ないです。