
こんにちは、シノピーです。
今回は友達フォロワーでありますれいちぇるさんの用法リクエストにお応えいたしまして、ダイハツの小型フラッグシップ乗用車種、アプローズを取り上げてみます。
アプローズは平成元年7月にシャルマンの後継機種として登場、当社「ダイハツ」単独開発をなされていたモデル機種でもあり、直線を基調としたコンサバティブな雰囲気に纏められた外観スタイリングをもつデザインとあいまって、4枚のドアを持つ3ボックス型ボディを採用しながら、リアウィンドウとリアデッキが一体となって開閉するテールゲート「スーパーリッド」が備わる5ドアハッチバックセダンになっていることが特徴であります。
搭載エンジン機種は当時のシャレード用HE型ベースでアプローズ用に専用開発されたHD型1.6リッターOHC16バルブながらも、-E型電子制御燃料噴射EFI仕様と-F型シングルキャブ仕様の2つのチューンが用い、足回りは4輪ストラット式独立懸架が使用されていました。
年表およびシノピーとアプローズの想い
■ 年表
平成元年7月
シャルマンの後継機として発表・発売。
同年のジェネーブモーターショーに参考出品されていたMS-X90の市販モデル機種でもある。
駆動方式はFWD前輪駆動とセンターデフ方式フルタイム4WDの2機種。
グレード機種はRi、X、L、Zi「フルタイム4WD」の4タイプである。
発売直後にAT機種とオルタネーターの不具合によるリコール問題が発覚した。
詳細はウィキペディアページのリコール騒動を参考に。
ダイハツアプローズ・ウィキペディアページ
平成2年10月
一部改良 車名をアプローズθと改称。
車種整理のため、Xグレードを廃止し、Siグレードとリミテッドを新設。
リミテッド、Ri、Si、L、Zi「フルタイム4WD」の5タイプのグレード構成。
平成4年7月
マイナーチェンジ。
前後デザインおよび内装の刷新
全機種の電子制御燃料噴射EFIエンジンユニット化およびアプローズ名義回帰
グレード構成はリミテッド、Xi「Riから改称」、Si、Li、Zi「フルタイム4WD」の5タイプである。
平成5年8月
一部改良
エアコン冷媒の新フロン化。
平成6年4月
マイナーチェンジ。
グリルデザインの変更。
車種整理でSi、Zi「フルタイム4WD」廃止でリミテッド、Xi、Liの3タイプのグレード構成となる。
Ziグレードが廃止されたことにより、全機種がFWD前輪駆動仕様に統一する。
平成9年9月
マイナーチェンジ。
前後デザインおよび内装の大幅刷新。
車種整理でSL「Liから改称」、SX「Xiから改称」の2タイプになる。
全タイプがAT機種の組み合わせでMT機種を廃する。
平成12年4/5月
生産中止。
後継機種はトヨタカムリのOEM車種であるアルティスである。
■ アプローズの想い
■ 出会い
初お見えは発売当時の新聞広告及び電話帳に入っていた広告、そして地元神社近所の夫婦がかつて乗られていた同タイプ「グレード機種はRi」であります。
それ以外はほとんどお目にかかる機会はございませんでした。
■ 想い
▲ 1989年~1990年
5ドアハッチバックセダンという車体面デザインは当時の三菱新型エテルナ、3代目ランサーと同じ例ながらも、それとは少しかけ離れたオーソドックスなノッチバックスタイルのセダンモデル機種に感激。
女優の楠田枝里子さん、元プロゴルファーの芹沢信雄さんがCMキャラ起用されたうえで自分がイメージに強いのは前者のほうであります。
▲ 1990年~1992年
外観デザインに変化はなかったものの、車名の頭にθというギリシャ文字が付加されたくらいでこの車名に改称されたわけは発売直後にリコール問題があったという理由からだと思います。
▲ 1992年~1994年
外観デザインがリファインされ、グリルおよび前後バンパー、リアコンビランプが変わった上で、後部デザインはあまり変化のつかないデザインとなっている。
▲ 1994年~1997年
こちらはグリルデザインが変わったくらい。しかしながら、見分けがつかない。
▲ 1997年~2000年
大幅なフェイスリフト。本車種とは思えないような別車種のデザインに変化。
以上です。
ご意見などコメント、いいね、よろしくお願いいたします。
by. シノピー
Posted at 2019/05/09 16:34:29 | |
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