おとぃのブログ一覧

尊敬する義父が、定年後子会社に再雇用されておりましたが、それも終わり、先日晴れてリタイヤ＝定年退職しました(^^)

40年以上勤めた会社を退職。送別会で大きな花束を持たされて照れ臭そうに笑う義父の画像を見たら、なんだか涙が出てきました。

思えば小生の田舎の親父も、随分前に40年勤めた職場をリタイヤしました。雨の日も雪の日も、文句も言わず家族のために黙々と働き、円満に定年を迎えました。

そんな偉大な親父たちの背中を見て、小生も地味に頑張って働こうと、意を新たにしました。

さて、今回はそんな義父に兼ねてからプレゼントしてみたいと思っていた激ウマ日本酒🍶を、調達に走ります。

酒を買いに行くのですが、何故か小生、ヘルメットをかぶりました（笑）。遠いので…青梅…

そして多分買ったら帰りが重い…酒。不安。

ま、いっか。

ちなみにその酒は、澤乃井酒造さんの新酒。

数年前に上司の家で飲んだ時、めちゃくちゃ感動した、透き通る美味さの日本酒。全くクセがなくて、程良い香が鼻を通った後に、ホッとする喉越し。

今回は義父にそれの辛口を味わってもらいたいので、新酒と辛口2本買いました。


澤乃井さんは酒蔵の反対側に売店とテラスがあり、渓谷を眺めながら食事もお茶もできます。
超快適。


吊り橋がかかっていて、渓谷散策も。


渓谷の反対側、寒山寺パーキングにバイクをとめて、吊り橋を渡り酒蔵にアクセスするのがオススメです。

酒2本背負うとめちゃくちゃ重いのですが、NSRで来ましたので、また聖地奥多摩に登りたくなりました。

気合いでハングオフもとい、安全運転。

所々落ち葉が重なり合い、アブナイですが、紅葉🍁の奥多摩は美しく、気持ちのいいツーリングに。


紅葉で景色美しいトミンで、またカレーパンを。

今日は食べた後、エンジンかかりました（笑）。

義父はこの酒喜ぶかなぁ🍶

今度会食の際プレゼントします。

酔っ払う前に「マジお疲れです！」と、敬意を表したい❗️

MC21NSR250R 低回転の不調から先月キャブをOHし、調整の旅が続いてます(^^)

ジェット類パッキン類を純正または互換品で交換して洗浄しただけなので、大きなセッティング変更は無いのですが、始動やアクセルレスポンスについて、ちょっとだけ要改善。

時間がとれましたので、また、聖地奥多摩に登ります。

午後雨の予報なので朝から用事仕事家事を捌き…

そして新調したワークマンのイージス冬用ストレッチライディングパンツを履き、またもや気合で安全運転（笑）…




秋川渓谷側から、登っていきます。ブラインドコーナーの日陰に地下水の流れ出しがあったりして、所々コワイですが、コーナー進入スピードが既に安全運転なので、コケません☺️

ちなみにこの時期の奥多摩は、寒いです。

いわゆる聖地、奥多摩周遊道付近つまり標高が高いところは、麓の青梅とも、八王子とも、笛吹とも気温が2度〜3度違います。日によってはかなり寒いです。ライダー皆様、真冬の防寒対策を…

話はNSRの燃調に戻ります。前回調整した際に、エアスクリューを純正推奨の1と1/2戻しから、1と5/8戻しに変更しました。始動から極低速のエア量を少しだけ増やしたわけです。ちなみに先月のOH時ジェット類はほぼノーマル。メインのみ142に変更しています。

前回の調整登山の際は標高の高いトミンで始動が出来なくなり、走行フィールも低速から中速の繋がりにモタ付きが感じられました。

さて、改善されているのか。

…んー😑？トミンでカレーパン食べた後、またエンジンかかりません😊プラグに少し空気送り、時間をおいてキックスタート。慣れたモンです。

極低速のツキは改善されましたが、思い描くフィーリングには達しません。

総評としましては、

「ツーストって、こんなもんなのかなぁ」というところです。

と言いますのは、元々細いツーストのトルクにあって、低速の燃調が改善されても、劇的に乗り味が良くなることはないといいますか、やはりある程度の割り切り又は諦め（笑）が必要かと思いました。

「ツーストはカブらせて乗るモンじゃねえ!」だとか「回して機嫌とるんだよ!」「エンジンと対話しろよ!」とか言う、ベテランさんがいます。

そういう古い教え（笑）に、

「なるほどなぁ」と、「先輩達はウマイこと言ったモンだ」と、ウンウン頷き、彼らをリスペクトしながら、淡々と少し回し気味に奥多摩を走りました。

要は、「現代のインジェクションのバイクとはワケが違う」と。「コイツは30年前のツーストレーサーなんだ」と、今更ながら全身で感じつつ、アクセルを捻ることになったわけです。

すると、コレで「現代のバイクとの差を埋めて乗りこなしてやろう」なんて考える方が、それこそナンセンスなんだと、まざまざと思い知りました。

他にも…
NSRには、疲れる街乗り、振動絶えないエンジン、減るツーストオイルに、その白煙による周囲からの白い目、そして何より、古さゆえの、センターシールの脆さだけではなく、消耗部品すら廃盤になってきている怒涛の非経済性とか。

コイツを維持し乗り続けることのハードルって、一体幾つあるのでしょう。

それでも、現NSRオーナー皆様は、MC16、18、21、28問わず、きっとこれら全てのハードルをむしろ楽しみながらクリアし続けています。

簡単に乗れないからこそ、誰にでも維持できないからこそ、

「コレにこだわって乗ってるんだよ」

と静かに主張してます。

小生は駆け出しで、経済的余裕もなければ、知識も技術もロクにありません。

しかし、もっと精進して、いつかそんなセリフどっかで吐けるようになりたいです😃