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エスプリ tamのブログ一覧

2024年02月12日 イイね!

Ferrari TOP 10

Ferrari TOP 10久しぶりにフェラーリ狂が疼いてきたので、フェラーリネタをアップしようと~、、、
しかし新ネタは無いので~、、、

オレ自己中の『Ferrari TOP 10』を発表します~^ ^

一概にFerrariと言っても、ロードカーからレーシングカーまで数多く存在している~!!

いや、フェラーリの場合は、レーシングカーが先で、しかも種類がロードカーよりも多いからなぁ〜(゚∀゚)レース屋爆

今回はあくまでも、オレの自己中で選んだFerrariです~♪♪

≪カウントダウン方式≫

【第10位】: P4/5 (330P4オマージュ:ENZOベースのワンオフモデル)





【第9位】: Daytona SP3(330P4オマージュ:最後の純粋エンジンのスペチアーレ)





【第8位】: F50 (希少2台のF50GTはレースカー過ぎるので、普通のF50が良い)






【第7位】: F40 Competizione (希少15台 780HP 正規LMモデル)





【第6位】: 288GTO (希少5台のEvoluzioneは中身がF40なので、美しさ優先)





【第5位】: 512BB/LM (512BBのLMカー、レースカーになっても美しい)





【第4位】: 250GTO (ロードカーとレースカーの壁が無かった頃の最高のフェラーリ)





【第3位】: 250LM (250GTOの最終進化形:ミッドシップ/LMカー)





【第2位】: 330P4 (20世紀で一番美しいレーシングカー/LMカー)





【第1位】: 312T4 (ジルが駆る312T4はいつもドリフトしていた~!!/F1カー)





皆さんが選ぶFerrari TOP 10は、どんなFerrari達でしょうか~^^?!
.

Posted at 2024/02/12 00:22:43 | コメント(3) | トラックバック(0) | フェラーリ | 日記
2024年01月20日 イイね!

Ferrari 348GT Competizione CORSA

Ferrari 348GT Competizione CORSA知り合いのスーパーカー乗りの秘蔵車である超特別な「フェラーリ 348GT Competizione CORSA」を紹介します~^ ^

【348GT Competizione CORSA】



但し、簡単に「348GT Competizione CORSA」を紹介すると、知らない人は絶対的に『単なる348のレース仕様だ』なんて思ってしまうので、
本当の348の歴史を解説しながら紹介します~♪

◆マニアでも″普通のCORSA″までしか知らないだろうなぁ〜(゚∀゚)

【348GT Competizione CORSA】



「348」といえば、フェラーリ創始者のエンツォ・フェラーリが亡くなった後に誕生した新生フェラーリの1号車なのだが、
実は、開発時期が現在の“強く速いフェラーリ”を再生したルカ・モンテゼーモロがまだ社長に着く前である為に、真に速くなったF355以降のフェラーリ市販車とはちょっと異なるモデルなのである~。。。


つまり、フェラーリ指導者不在時の最後のフィアットプロデュースという珍しいフェラーリである為、
正直に言ってしまうと、姿や形や構成は現代フェラーリなのに、肝心の走りは速くも遅くもなく、
危うささえある「80年代」のフェラーリに近いのである。。。
正直、非常に中途半端と言えるし、逆にそれを理由に希少なモデルであるとも言えるのが、「普通の348」の正体なのである~~。

【348GT Competizione CORSA】



余談だが、「普通の348」には「tb」と「ts」があり、それぞれクーペとタルガトップを表す。
だから「普通の348」というのは、正式には「348tb」又は「348ts」のことを指すのである~。。

そして当然ながら?!世の中にある全ての「348」のうち、約97%(殆ど)が「348tb」と「348ts」である。
また、その生産数の殆どは1990年初頭から1991年前半までに大量に生産され、一応1992年式も存在しているが、ハッキリ言うと1991年前半までに作られた売れ残りを販売したものなので、
真の1992年式(1992年生産)の348が本当にあるのかは実は不明なのである…。。

【348GT Competizione CORSA】



そして、その「普通の348」の生産末期に、現在のフェラーリ再生の立役者である「ルカ」が社長に就任し、
F1と共に市販車の改革に乗り出したのである~!!

だから、完全なる新生フェラーリ第1弾は「F355」なのだが、実はその前に手を付けていたのが、「512TR」と「348GTB」(「普通の348tb」ではない!)なのである~♪♪

1993年に発表発売された「348GTB/GTS」は、外見こそ「348tb/ts」と殆ど変わりない(アンダーボディーが同色に塗られている&「GTB」/「GTS」エンブレム)が、中身はかなりの改良を施した車なのである~!!
エンジンはたった20psだけだがしっかりパワーアップを果たしているし、中でも一番改良されたのがボディーやサスペンションなどである~!!!
(348スパイダーも同様のエンジンとサスペンション)

そう!!「ルカ」は完全なる新生フェラーリ第1号である「F355」を、満を持して世に送り出す為に、「348tb/ts」を大幅改良した「348GTB/GTS」を「F355」が発表される前年にも関わらず、世に出して世の中に問い始めていたのである~!!

【348GT Competizione CORSA】



もちろん「348GTB/GTS」の評価は非常に高く、それまでの「348tb/ts」とはまるで別物のような操縦性を示し、高いスタビリティーと攻めることが出来る真の348をアピールしたのである~!

まさしくそれは、エンジンパワーこそ低いが「F355」そのものと言えるほどの車体やサスなのである~!!


そしてすぐに、その「348GTB/GTS」をベースに「348GT Competizione」が誕生する~!
そう!!その名が示すとおりレース仕様車で、僅かに世界限定50台(正確には56台と言われている)の希少車なのである~!!

但し、この「348GT Competizione」は、本命の完全なレースベース車である「348GT Competizione CORSA」の公道バージョン(公道用)という役割であり、
その後のモデルで言い表すと、「360モデナ」の「360チャレスト」、「F430」の「430 SCUDERIA」というポジションである。

【348GT Competizione CORSA】



そしてそして、大本命のレースベース車「348GT Competizione CORSA」がほぼ同時に発表されている。
世界限定10台(正確には12台とも言われている。。)の超希少車~~!!!
『CORSA』〜!!!

そう!つまり、今回紹介する車がこの超希少の12台のうちの1台なのである~~!!!
しかも、12台のうち最初の3台は、ミケロット(チューニング屋)ではなく、フェラーリ本社で作られた純粋な「348GT Competizione CORSA」なのである~!!!
その超超希少な純粋な3台のうちの1台が、この車なのだ~~!!!!!(超凄い)

その証拠に、
・フロント : ワンオフの固定式ヘッドライト(普通のCORSAは348そのまま)
・リア   : F40のテールランプを使用(普通のCORSAは348そのまま)
・シート  : 「跳ね馬」浮き彫りバケットシート(普通のCORSAは「OMP」マークのOMP製)
・ホィール : OZ製マグネシウムホィール(普通のCORSAはSPEED LINE製)
・ブレーキ : AP製である(普通のCORSAはブレンボ製)

“普通(ミケロット)の” 「348GT Competizione CORSA」より、非常にアグレッシブで一段上の装備が最初から装着されているのだ~!!!(初期の純粋な3台のみ)

しかもこの個体、GTBベースではなく、GTSベースという稀な車であり、「348GT Competizione CORSA」では通常ありえないであろうと思われる、タルガトップ(屋根が外せる)なのである~!!!


【348GT Competizione CORSA】





さらに言えば、『フェラーリ純粋の初期3台のうちの1台』で、しかも『GTSベース』の「348GT Competizione CORSA」は、世界でこの車のみ、たった一台であると思われるのである~!!!!!


Ferrari 348GT Competizione CORSA
Max Power : 362ps/8000rpm[ベース] (レース時最大:460ps、ノーマル348GTB:320ps)
Weight  : 1,320kg [ベース] (ノーマル348GTB:1,465kg)


後に、ルマンに出場した車輌が「348GT Competizione LM」である~~!!







●この「CORSA」からは、ルカの成功への挑戦心が非常に強く感じられるのである…。。。



・カメラ&レンズ
Canon New F-1 + FD 85mm F1.2L
Canon AE-1 PROGRAM + FD 20mm F2.8 & FD 28mm F2.8

・フィルム
RVP100(フジクローム ベルビア100)
EKTAR100(コダック エクター100)
Posted at 2024/01/20 22:37:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | フェラーリ | 日記
2024年01月07日 イイね!

マセラティ MC20 試乗~!!

マセラティ MC20 試乗~!!昨年、試乗し損ねたマセラティ MC20に試乗できたので報告致します~!!


マセラティと言えば?!クアトロポルテやグランツーリスモ、最近ではギブリやレバンテ(SUV)と言ったところがメジャーなモデルであるが、


オレ的には第一次スーパーカーブームの時のボーラやメラクのミッドシップカーが思い出される。


但し、ボーラやメラクと言ったスーパーカーは特別である為、やはり庶民的?!にはクアトロポルテなどの乗用車の方が身近に感じるだろう~!
実はオレも半年間だけどガンディー二デザインが人気だった4代目クアトロポルテを所有したことがある~^^
エヴォルツィオーネ コーンズセリエスペチアーレという50台限定車だった~↓↓↓


エンジンは2種類(V6、V8)のV8ツインターボの方で3.2L 336馬力の大パワーだったが飛び抜ける程に速くはなく、ターボ過給による大トルクを活かして高速道路で真価を発揮するような感じであった~!
流石に燃費は悪く、普通に踏んでも5㎞/Lだったので庶民にはキツイ、、
それよりも凄かったのは、フェラーリやランボと同様?!に周囲に放つ威嚇力は半端なく、後方の車はどの車も10m以上も離れているし、割り込みも簡単且つ絶対に煽られることが無かったというのがこの車の凄いところだった~^^多分893さんと勘違いされていた爆


程なく?!当時安価だったポルシェ(964)に乗り換えた為、それっきりになったけど~。。
ブレーキマスターシリンダーを交換した際の部品代の高さには驚いたので、それっきりになって、実は良かったのである~^^まさしくフェラーリ並み爆

話を戻してMC20の方だが、、、
その前に「MC12」という特別なスーパーカーが有ったので、一応紹介しておこうと思う~^^これぞスペチアーレ爆


要するに、当時フェラーリのスペチアーレである”エンツォ”(創始者の名を冠した)をベースに、マセラティのレーシングカーとして誕生した車だが、公道バージョンも有り合わせて約60台が生産された~!!


まぁ、本当に特別車(スペチアーレ)であるので、MC20と関係あるかというと系列的にも全く関連は無いのだが、単に、ミドシップであるということと”MC”という名前が同じなので取り上げてみただけなので~^^参考爆

本当に話を戻して、MC20の試乗記を~!!


先ずは、目を引くこの流麗なボディー~♪


ボディーサイズ:4670×1965×1220mm
ホイールベース:2700mm
車重:1640kg
駆動方式:MR
エンジン:3リッターV6 DOHC 24バルブ ターボ
トランスミッション:8段AT
最高出力:630PS(463kW)/7500rpm
最大トルク:730N・m(74.4kgf・m)/3000-5750rpm
タイヤ:(F)245/35R20 /(R)305/30R20



跳ね上げ式ドアを開けると、マクラーレン?!かと思わせるカーボンモノコックボディーと乗り込む時の身体の入れ方が非常に似ている~!
因みにカーボンモノコックボディーはダラーラから供給を受けているとのこと〜!!



メーター関連やダッシュボードは、最近お決まりの液晶パネルなので味気ないのは仕方ないのだが、座った瞬間に身体にフィットする感覚やとてつもない剛性感には、やはりマクラーレンなどの最新のスーパースポーツカーと全く同じと言っていいだろう~!!




ドライサンプで90°V6である為、エンジンは非常に低い位置に在ることが判る~!!


各部の操作感も同じく、跳ね上げドアの開閉感覚や、程良いステアリングの重さ、剛性あるアクセル&ブレーキペダル、そしてドライブモードセレクターのなどの使い勝手の全てが、不安なくガッチリ&キッチリと節度を感じる操作感であるし、反応も極めて自然なフィールなので、より現代的な安心感を感じるのである~^^




いよいよ走り出して感じるフィールも、その延長線上にあり、いや、その感覚を更に助長するかのようにカーボンボディーの超剛性が全ての地面からの入力を受けても一切動じること無く、無音(何一つミシリと発しない)のままでいることに驚かされる(もう、この時点でレースカーかと)

その剛性感に驚いたのも束の間、ドライブモードを直ぐに”スポーツ”へ切替えてみると、更にサスペンションとステアリングは引き締まり、排気音もターボ特有の野太く響き渡るものになる~!



(完全に)舐めるようにアクセルをゆっくりと踏み込んだだけなのに、津波が来たかのような大トルクが背中をグッと押してくるのである~!!
本当に大袈裟ではなく、逆に信じ難い程に未だ低回転域(2,500rpmくらい)なのに何故?!?!?!というくらいの超大なトルクが襲ってくる~!!!

そして、更に1㎜程度(ホントに)右足に力を入れた瞬間~!!
リアタイヤがダダダダっと地面を激しく叩いたのである~!!!!!

当然直ぐに右足を緩めたのであるが、これに少し驚いたのも事実。
つまり、トラコンが効いているはずのスポーツモードでもリアタイヤが暴れてしまうのか?!いや、すぐに察知したのは季節が真冬で気温が低く、極太の最新ポテンザスポーツという専用タイヤでも温まっていない状態では、超大なトルクを制御しきれず空転ということなのだろうが、、、

それにしてもである~、、
いくらなんでもトラコンがON状態であるなら、ここまで激しく空転することは無いというのが、最近のスーパースポーツカーの制御技術だとオレの最近の試乗経験から言えることなのだが、、、いや、真冬の条件と共に、このエンジンが低回転域から発する超大なトルクは、まさに巨人の大脚力のように、トラコンの制御も効かぬ程に暴れるということなのだろう~!!!!!

一瞬、恐ろしいと思った反面、そんな状態でも全く動じない超ボディー剛性がピタリと足踏み状態をコントロール下においていることに驚嘆したのも事実であった。

とにかく、このエンジンのトルクは恐ろしい程に超大であると共に、ボディー剛性も物凄いことが判ったのである~^^もう少し暖かい時期又はタイヤを温めないと

ハンドリングも当然良いのだろうが、試乗コースでその良さを味わえる機会が無かったので、何とも言えないが、操作は終始スムーズ且つ正確である~!!


ブレーキについても同様だが、カーボンブレーキ特有の冷えている時の初期制動力の不足は有るものの、踏み込んだ時のタッチや剛性感などは底を感じることは出来ないほど凄い踏み応えであった。

バックミラーも最近の車同様にカメラによる映像なので、ミドシップ特有の見えないという欠点を完全に払拭している。


エンジン音自体は全くうるさくなく、排気音はターボ特有の重低音に終始する、目立つのは低回転から活発に回るターボ音が耳に容赦なく入ってくるのはレーシーに感じる~!!

今回の試乗でこの車の脅威的な部分を言えば、3Lツインターボの怒涛の大トルクであろう~!!
たかが3L?!なのに、70㎏f以上のトルクを低回転域から簡単に発することは脅威に感じるほど物凄い~!!!

それを実現できるのは「プレチャンバーシステム」と言う副燃焼室技術のようなものであり、それは主燃焼を如何に盛大に燃え尽くすかを実現する上で必要なシステムなのだろうと思う~

マセラティはこのエンジンをゼロから自社開発していると豪語しているが、多分、フェラーリF8のV8ツインターボエンジンの6気筒バージョン、つまりアルファのV6ツインターボをベースにしているものと思う~
そうでなければ、こんなにも凄いパワーのエンジンを簡単に作れない~!!

オレ的に結論を言えば、イタリア製マクラーレンと言うのがこの車の全てかと~^^!!


もう10年前から感じる最近のスーパースポーツの性能や方向性は、どのメーカーも殆ど変わらずで、物凄い大パワーと超剛性のボディーと最適なサスペンションとカーボンブレーキがそれぞれの車のベースになっているから、形は違えど、アウトプットは皆同じになるのが、最近の傾向であることに間違いない~!!

それでは何処に各メーカーとして違いを作り差別化するのか~?!

そしてユーザーも何処に違いを見出して、何を求めて選択するのか~?!

似て非なるものなのだが、アウトプットが似すぎているのも事実なので~^^、、

さて、皆さんは今のスーパースポーツカーの中で、何処に違いを見出して何を選択しますか~??

Posted at 2024/01/07 02:30:56 | コメント(5) | トラックバック(0) | 試乗記 | 日記
2023年10月19日 イイね!

ロータス・エスプリSEの真実~♪

ロータス・エスプリSEの真実~♪『ロータス・エスプリSE』(エスプリターボSE)

今日は、愛車エスプリについて話そうと思う~♪

何でいまさら取り上げるのかというと、エスプリ自体がそれほど人気がある車ではない為、
あまり詳しいところを知っている人は少なく認知度が低い。
それが原因で誤解があったり魅力が半減しているところがあったりとしているところを以前より感じていたのだ…。。。

まぁ、こんな記事をアップするのもオレだけだろうなぁ~^^;;


【スペック:ロータス・エスプリSE】(1989~1992年モデル)
サイズ  : 4,330x1,860x1,150 mm(オレのは1,090mm)  
車重   : 1,300Kg
エンジン : 2,169cc + Turbo 
最高出力 : 265ps/6,500rpm
最大トルク: 36.0kgm/3,900rpm
最高速  : 265km/h
0-100km/h : 5.0sec


【エスプリの歴史】
ヨーロッパの後継車として、1975年初代S1が登場し、その鋭利なジウジアーロデザインに世界中が感嘆した。
そしてS2、S2.2、S3、そしてターボモデルが登場して展開していく。
1987年にデザイン変更を受けて一新されつつ、ターボモデルを軸として発展。
1989年にターボSEが登場
1993年に限定車S300(スポーツ300)が登場し、世界最強の4気筒モデルとなる。
その後はS4、S4sへ発展し、2.0LターボのGT3が最後の4気筒モデルとなった。(1998年)
1996年に念願のV8モデルが登場し、その当時のフェラーリF355より速い加速力を得た。(次の360モデナと同じくらい速い)
2004年にエスプリ最終のモデルである「ファイナル」で最後となる。

おおよそ28年間もの年月を基本設計を変えず生産されたエスプリは、空冷ポルシェ911に肩を並べるほどである。


【ネーミング:Esprit】
ロータス伝統の「E」から始まるネーミングは最初のロータス市販車『エリート』(Elite)から変わりなく現在でも続いている~!!
エリート、エラン、ヨーロッパ、エクラ、エスプリ、エクセル、エリーゼ、エキシージ、エヴォーラ、エヴァイア、エミーラ、エレトレ、エメヤ

『エスプリ』(Esprit)は元々フランス語で“精神”や“知性”や“魂”の意味。


【グレード:SE】
正確に言うと、
‘89~90年の車名が、『エスプリターボSE』(オレのは90年式)
‘91~92年の車名が、『エスプリSE』
車名から単純に想像しちゃうと、「ターボ」が無くなった?!のかと思ってしまうかもだが、
実は無くなったのは「NA」モデルの方で、その為わざわざ「ターボ」と名乗らなくてよくなったことによるもの。


◆『SE』とは、スペシャルエクイップメントの略で、それまでの通常ターボモデルに対し、「マルチポイントインジェクション」や「水冷式インタークーラー」や「専用エアロやバンパー」、などなどの“特別装備”(スペシャルエクイップメント)したトップグレードのことを示す。


【デザイン:ジウジ ⇒ ニューシェイプ】
元々「鬼才ジウジアーロ」によってデザインされたエスプリは、1987年当時ロータス社内に在籍していた「ピーター・スティーブンス」によって、リデザインされる。

丸味を帯びたニューデザインは「ニューシェイプ」と呼ばれ、華麗な『SE』の最大の特徴でもある


後にスティーブンスは独立し、あの超スーパーカーである『マクラーレンF1』をデザインする。

因みに、元来のデザインである1986年までのモデルを、通称:『ジウジ』と呼ぶ。


【FRPボディー】
ロータスのお家芸ともいえる「FRPボディー」はエスプリに於いても踏襲された。
とにかく軽くて強靭な素材である為、スポーツカーにとっては純粋に適しているのである~!!

割れたら修復不可能なんてよく言われるが、専門者に掛かれば結構簡単に且つ綺麗に修復できるのである~♪
もちろん、錆びるなんてこともないしね~^^


【テールレンズ:ハチロク】
知る人ぞ知る「ニューシェイプ」のテールレンズは、実はハチロクのテールレンズなのである~!!!
正確に言うと、ハチロク(AE86)の前期型の「レビン・3ドアHB」の輸出仕様(中央側がバックフォグ)のもの。


因みに、トヨタとの関係は以前から有り、今でも主要部品であるエンジン供給などを受けている。
オレもハチロクオーナーだったので、テールレンズに関しては10代の頃から受け継いでいることになる~^^;


【レーシング・レイアウトパッケージ】
いわゆる「ミッドシップ」のエスプリは、元々の設計が先代である「ヨーロッパ」の思想を踏襲しており、
数あるミッドシップ車の中でも、非常に走りに徹したパッケージングがなされている。

ハッキリいうと、今日までの数ある市販ミッドシップ車の中でも、レースカーに近いレイアウトパッケージなのである~!

◆バックボーンフレームにFRPのボディーを被せた構造は、昔のレーシングカーと同様であり、その長所を最大限生かしている。

 1990年式から更に優れた「イーグル・シャシー」となった。

◆エンジンは「縦置き」でドライバーの背中のすぐ直後に位置している。(真のミッドシップ)
ドライバーの背中からエンジンまでの距離は10cmと無い程、非常に接近している。
そこに在るのはシートの厚み分とバルクヘッドの厚み分のみである~!!


◆燃料タンクは、エンジン左右にミッド配置(計2個)されている。
 つまり、燃料の増減による重量配分変化の影響を最も受けにくいレイアウトなのである。


◆オイルクーラーも前部の左右にWで配置され、重量配分と冷却性能をしっかり両立させている。

因みに、車内の空間は人以外のスペースは殆ど皆無で、フェラーリのようにシート直後にゴルフバックを積めるという思想は全く無いし、NSXのように自慢げにゴルフバック2個も搭載できるようなトランクスペース(1個なら可能)も無い。

※エスプリは見た目以上に中身は実にスパルタンで、その裏にはレーシングレイアウト設計の思想が生きている為なのである~♪


【操縦性:真のミッドシップ】
上記のとおり、レーシングレイアウトのエスプリは、軽量なFRPボディーと相成って、
コーナリングは痛快&爽快&超楽しい~♪、まさしくロータス本来のコーナリングを得意とする身上で、
鼻先が入っていく感覚は、ポルシェにも決して負けてない~!!(元ポルシェオーナーのオレが実感&実証する)


【エンジン:オールアルミ製】
初代S1から続いてきたエンジンは、ロータス自社製の「オールアルミ製エンジン」である。
少しでも低重心化する為、わざわざ45度も傾けている〜!!

今では有り得ない程の「オーバースクエア型」(ボア95.27mm × ストローク76.2mm)で、しかも4連スロットルなので非常に高回転を好む傾向の回り方をするし、ターボも昔ながらの“ドッカンターボ”ゆえに、3,000回転以下はトロいが、4,000回転以上は脳ミソが出て来るぐらいのワープ感覚が味わえるのである~♪

◆パワーは265馬力で、リッター120馬力のハイチューンエンジンである~!!
 当時の32GT-R(280馬力/2.6L)でさえ、リッター108馬力なのだから~

◆中間加速は、フェラーリF355より実は速いくらいの加速をする〜!!!



因みに、本当の「オールアルミ製」ゆえに、暖気運転は絶対に必須且つ非常に重要なのである。
某国産の“オールアルミと言っているだけ(=暖気運転不要)”のエンジンとは基が違うのである。


【ピストン&コンロッド:重量バランス】
エスプリは「TURBOモデル」より、マーレの“鍛造ピストン”が採用されている。
しかもエンジンに組む際のピストンは、全て同じ重さのものだけで組まれている。
つまり、“1g”と違わないピストンによるエンジン回転は4気筒とは思えない程、非常に滑らかに回るのである。

コンロッドの重量合わせもシビアに管理されており、僅か2g以内にバランスを取ってある。

※このエンジン、ターボじゃなく高圧縮のNAにしたら、実はかなり気持ちイイかも~♪

     
【5速MT:シトロエン ⇒ ルノー】
シトロエン製 ⇒ ルノー製へ切り替わり搭載されている。
因みに、ルノーでいうと「アルピーヌV6ターボ」のMTである~!!

※正直、あまりよくない~;;


【ブレーキ】
SEまでのブレーキは、正直クソである~;;
フロントに15インチタイヤを履く仕様のため、ブレーキもまだまだ小さいものしか装着できず、
超高速域から急ブレーキを一回でも掛ければ「終了」みたいな~;;;
実は「トヨタ エスティマ」のブレーキを流用している~。。
(1989年当時、トヨタの15インチ対応のブレーキで1番大きなもの)

後モデルのS4s以降はブレンボの4ポッドが付くし、S300やV8モデルは何とAP製である~!!!




【ホィール】
「OZレーシング」製、フロント15インチ、リア16インチ

【サスペンション】
フロント:ダブルウィッシュボーン
リア:トランスバースリンク・ラジアスアーム

【正規ディーラー:アトランティック商事】
1972年から1995年くらいまでの間は、『アトランティック商事』が正規輸入していた。
現在は「アストン・マーチン」の正規ディーラーとして名高い。
当時から『アトラン』は敷居が高い感じがして、その感覚が今でも記憶に残っているが、
コンタクトしてみると、そんなに感じはしないし、むしろ電話だけでも親身に答えるところに『アトラン』の奥深さがある。

※D車の証である貴重なアトランのステッカーが輝いている~☆


【ディーラー車:LHD】
当初のこと(ジウジ時代)はあまり知らないが、ニューシェイプ時代のエスプリは、
北米(アメリカ)仕様をベースにして日本仕様が作られている。

つまり、日本仕様のエスプリとは、LHD(左ハン)のエスプリなのである。
(スピードメーターを「Km/h」に変更し、当然フロント&リアのサイドマーカーは外してある)


これはオレの憶測だが、当時の日本では「外車=LHD(左ハン)」という認識が強かった。
逆に表現するのなら、『LHD(左ハン)でなければ外車(特別感)ではない!』という感覚が非常に強かったのだ。

その為、本国(イギリス)仕様のRHD(右ハン)をそのまま日本に導入しても、
日本の顧客(特に当時の富裕層)にはあまりウケが良くない為、売れないだろうとの公算があったに違いない。


現に当時、RHD(右ハン)を選べる外車もあったが、事実、日本の皆さんがほぼ全てLHD(左ハン)を好んで選んでいたのである。
特別な車であるがゆえに、やはりその特別感を味わうには非日常性が大事であるからこそ、
普段味わえない特別な視点や視界や感覚がLHD(左ハン)には確かに存在しているからこそなのである~!!

オレもその感覚には同感するところだが、実際に冷静に考えれば、本国仕様のRHD(右ハン)の方が、
開発時の仕様そのものであるし、そもそも正統なのであるのだが~^^;;

但し、LHD(左ハン)ならば右足を真っすぐ伸ばしたところにアクセルが有るので、繊細なアクセルワークが可能~!!(右ハンはフロントタイヤハウスの出っ張りのお陰で、アクセルが中央にオフセットしている為、繊細な踏み加減が難しい)

◆エスプリSEは、LHD(左ハン)が正規輸入車(ディーラー車)で、RHD(右ハン)は並行車なのである~!!


【コノリーレザー:内装&シートの皮革】
内装&シートの皮革には、『コノリーレザー』で仕上げられている~!
この『コノリーレザー』とは「ロールスロイス」や「フェラーリ」が使用している皮革のことである~!!
つまり、エスプリはロールスと同じ内装皮革なのである~!!!


【ドアミラー】
当時ヨーロッパ選手権で、F40を凌ぐパワーと速さのスーパーカー「ジャガーXJ220」と共通のドアミラー~!!



【ウィンカー&ワイパーのレバー】
この両方のレバーは、オールドミニとカウンタックと全く同じものが付いている~!!!
たぶん歴史から考えると、最初にミニが採用し、⇒次にカウンタック、⇒そしてエスプリと続いているので、もう半世紀(50年)も作られていたことになるのだ~^^;;
たぶん、この3車以外にも採用している車があるだろう~♪



【登場映画】
・プリティーウーマン
・氷の微笑

.
Posted at 2023/10/19 12:58:58 | コメント(4) | トラックバック(0) | ロータス | 日記
2023年10月15日 イイね!

第58回(10/8)庄内サンデーの報告~!!

第58回(10/8)庄内サンデーの報告~!!第58回(10/8)庄内サンデーの報告です~♪

いつもの由良海岸で開催しました~♪
今回は年に数回の多数参加となりました~!!!






初参加の皆様、誠にありがとうございました~!!!
次回はお友達も誘って来てください~^^


【ランチア・デルタインテグラーレ エボⅡ】:まっきなさん




【ロータス・エラン】:K氏


【ロータス・エキシージ】:だやぞうさん


【ロータス・エリーゼ】:た~坊さん


【ロータス・エリーゼ】:NEROさん


【ロータス・エスプリ】:オレ


【BMW・320i Mスポーツ】:I・DA・TENさん(初参加)


【MG・ミジェット】:S氏


【ホンダ・S660】:K氏


【ホンダ・CR-Z】:kentttooさん(初参加)



【スバル・WRX STI S208】:かじゅんさん


【スバル・インプレッサ】


【トヨタ・スープラ】:


【マツダ・FD RX-7】:(初参加)




【マツダ・ND ロードスター】:(初参加)




【三菱・エクリプス】:※きえふ※さん


【日産・R34 スカイライン】


【ホンダ・シビック】


【ランボルギーニ・アヴェンタードール】:I氏(他にロールス、AMG S63)




【ランボルギーニ・アヴェンタードール】




【ランボルギーニ・ウラカン】


【フェラーリ・458】:




【マクラーレン・540C】:O氏


【マセラティ・グラントゥーリズモ】


【マセラティ・グラントゥーリズモ】


【プジョー・RCZ】


【日産・GT-R】


【シボレー・コルベット】


【シボレー・コルベット】


【シボレー・カマロ】


【シボレー・カマロ】


【アウディ・TT】


【ポルシェ・ボクスター4.0】





今回も多くの皆さんのおかげで楽しく開催出来ました~!!!
誠にありがとうございました~^^







次回:11/11(土)「サタデー」に開催しますので、是非参加してください~♪♪
   

Posted at 2023/10/15 10:05:45 | コメント(4) | トラックバック(0) | 庄内サンデー | 日記

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「今週末日曜は庄内サンデー〜!!!、ご参加お願い致します〜^ ^♪」
何シテル?   08/19 12:45
群馬出身なので!?若葉マークから榛名、赤城、妙義、碓氷、日光へ通う週末?♪(イニDはその後に誕生) 自分の限界(下手さ)を感じて外車スポーツで大人しくツーリン...
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