TOYO PROXES Sport　交換後の印象

2023年7月2日にDUNLOP DIREZZA　DZ102からTOYO PROXES Sportにタイヤ交換しました。5年で1万kmしか走行していませんでしたが、タイヤゴムの寿命のことも考えて交換することにしました。サイズは下記通りです。

フロント：235/40/R18
リア：265/35/R18

交換して9ヶ月が経過しましたので、DREZZA DZ102との比較を少し書いてみたいと思います。走行距離は約700kmです。

全体的な印象としてはまず、

☆接地感が薄い！

単刀直入な印象ですね。接地感の薄さは直線走行時はあまり感じませんが、旋回時に強く感じます。タイヤ交換直後から、なんていうかツルツルした面上を走行している感覚が700km走行時点でも続いています。アスファルトに喰いついてないっていうような感覚でしょうか。なので、例えば阪神高速守口線を160km/hから120km/hに減速してコーナーに進入する際、Zは素直に「ターンインの位置が少し遅いですよ」とか「ハンドルの舵角が少ないですよ」と応答します。DIREZZA DZ102装着の時よりはターンインの位置を早めて、かつハンドルの舵角を大きくする必要が生じています。あと、加速しながら旋回すると曲がりません。笑　高速道路のコンクリートウォールがどんどん近付いてきて怖い思いをしたことが何度もあります。まだあと5年くらい装着しなくてはと思うと、やっぱDIREZZA DZ102をそのままチョイスしておけば良かったと後悔しています。

☆ロードノイズは少なくなった！

静粛性は良い感じですね。VG30DEエンジンとフジツボのレガリスRの音が心地よく大きく聞こえるようになりました。サウンド的には好転した感じです。

☆燃費性能は不明・・・

タイヤ交換の1週間後にプラグを新品交換したので、燃費は良くなったとは思うのですが、タイヤなのかプラグなのか、その原因を分別することができないです。ただ、クリープだけで30km/hくらいまで加速するようになりましたので、転がり抵抗的には低くなったのかなって思ったりしています。

街乗りなら良いのですが、高速道路走行ではDIREZZA DZ102に軍配が上がった感じです。スポーツカー所有の皆様には、PROXES Sportはあまりお勧めできないと感じています。

ご参考まで。